マケドニアから日帰り観光コソボ
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今回はスコピエから
日帰りでコソボを観光した時の情報です。
スコピエからプリシュティナへの移動方法は
最後の方に書きます。
またしても争いの起きた国ですね。
コソボ紛争についてはこちらの記事にまとめています。
プリシュティナ観光
元アメリカ大統領クリントン
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この国では
元アメリカ大統領の
ビル・クリントンを
いたるところで見かけます。
銅像もあり、
マンションにはでかでかと
広告も貼られています。
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それもそのはずで
2008年のコソボ独立は
アメリカ率いるNATOによる
軍事力によって
成されたと言っていいでしょう。
したがってセルビアをやっつけた
当時のアメリカ大統領
クリントンは
コソボのヒーローなわけです。
セルビアのベオグラードを
訪れたの時とは
正反対の対応ですね。
ベオグラードの記事はこちら
ますます
何が、どこが、誰が
正しいのか
わからなくなってきました。
モスク
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この国ではアルバニア系コソボ人が
多く住んでいるため
イスラム教が主な宗教となります。
ボスニアヘルツェゴビナの時と同じで
やはり白人の人たちが
モスクに入っていくのは
違和感があります。
ボスニアヘルツェゴビナの記事はこちら
偏見を持っているわけではありませんが、
むしろもっと物事を
深く知ることの
大切さを実感しますね。
図書館
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中心地からバスステーションに戻る際
公園で不思議な建物を発見しました。
どうやらこれは図書館のようで
多くの人が訪れていました。
個人的にはこの
ポコポコとした形の建築が
学生の頃から好きなんですが、
この図書館には無駄な付属品が
多くついていて
あまりかっこよくはなかったです。
救世主教会
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図書館の向かいには廃墟になった
教会があります。
これは紛争によって
破壊されたままになっている教会ですが
所々苔むしていて
その廃墟感がかっこいいです、
また立地が良く
公園の中にあるので
周りにはなんの建築物もありません。
それがより一層
この教会の存在感を強めます。
廃墟マニアにはたまらない一品ですが
歴史の流れを考えると
何とも言えない気持ちになります。
スコピエからプリシュティナへの行き方
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丹下健三氏設計のスコピエ駅から
10時発のバスに乗り
コソボの首都プリシュティナを目指します。
320MKD(約650円)
このバスは両国の首都を結びますが、
直通ではなく
途中で乗客を拾っていくため
とても時間がかかります。
国境ではバスに乗ったまま
パスポートを渡すだけなのに
越えるまでに30分程かかります。
しかも戻ってきたパスポートに
出国スタンプはありません。
しかし、その代わりに
コソボでは入国スタンプをもらえます。
自分たちがセルビアではないことを
しっかりとアピールしているのでしょう。
コソボに入るとしばらくは自然の中を走ります。
トンネルには照明どころか
反射板すらなく
本当に真っ暗な中を
進んでいきます。
プリシュティナからスコピエへの行き方
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帰りのバスは1時間に1本あり
終バスも18時まであります。
それほど心配はいらないでしょう。
ちなみにコソボ出国の
スタンプはもらえません。
東欧のスタンプ事情がよくわかりませんね…。
ちなみに行きも帰りも国境で
パスポートをチェックする際は
バスのエンジンを止めます。
おんぼろバスで冷房もないので
サウナ以上に暑くなります。
夏に移動する人は覚悟が必要ですね。
まとめ
さて、短時間ですが
コソボを観光してきました。
マケドニアに訪れる予定のある方は
是非できたばかりの新しい国
コソボを訪れてみてください。
次回はマケドニアからギリシャへの移動です。
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