日本人建築家がつくった街スコピエ

43ヵ国目 マケドニア

スコピエの建築達

今回はスコピエの

街の計画や建築を

紹介します。

遠く離れたマケドニアの地に

日本人の足跡が残っています。

※2021/2/6サイト構成修正

日本人がつくったスコピエ

ここスコピエの街は

1963年に

マグニチュード6を超える

巨大地震に襲われました。

多くの建築が破壊されてしまい、

街の80%が失われました。

そこで街全体の

復興計画を決める際に

白羽の矢が立ったのが

日本人建築家

丹下健三氏です。

丹下健三

建築を学んだ者で

この人の名前を知らない人は

いないほどの著名人です。

日本のル・コルビュジェ

日本のフランク・ロイド・ライト

いっても過言ではないでしょう。

2005年に亡くなられましたが

代々木体育館

東京都庁など

有名な建築をたくさん

残してくれています。

また、ご自身の葬儀も行われた

東京カテドラル

丹下氏の設計で

個人的にはこの教会が

かっこよくて好きですね。

スコピエ駅

さて、丹下氏は

ここスコピエの都市計画を任され

スコピエ駅も設計しました。

日本人にはあまり馴染みがない

マケドニア共和国、

そんな土地に

日本の巨匠による

作品があります。

何とも不思議ですね。

街の分断が発展を止める

スコピエ駅

筒状の壁と屋根に覆われた

プラットホームを浮かせ

自動車、歩行者と鉄道

分離しています。

日本でも小田急電鉄では

踏切をなくすために

高架工事を行っていましたね。

京王線でも調布辺りの

地下化工事が完了しています。

このように鉄道によって街が分断されると

街の発展に悪い影響を与え

後々めんどくさい工事が

発生してしまうのです。

丹下氏は初めからそれを見込んで

計画していたので

スコピエでは

駅周辺の交通事情はスムーズです。

また、駅舎の下にバスステーションがあり

とても効率のいい造りになっています。

巨大建築

考古学博物館

続いて、スコピエ市内の建築です。

銅像がたくさん並ぶ橋を渡ると

考古学博物館があります。

ギリシャの神殿を思わせるような

造りになっており

柱もイオニア式

模しています。

とても巨大な建築なので

対岸からでも見ても

迫力があります。

ポルタマケドニア

新市街を歩いていると

巨大な門を見ることができます。

これはマケドニア共和国の

独立20周年を記念して

建てられました。

マケドニア版凱旋門

言ったところでしょうか。

豪華な橋

スコピエの街には

バルダル川が流れており

いくつかの橋が設けられています。

そしてその橋が

それぞれとても豪華です。

銅像が並べられている橋があれば

照明がかっこいい橋もあります。

スコピエを訪れる際は

是非橋にも注目してみてください。

まとめ

さて、スコピエにて

日本人建築家による

街や建築を堪能しました。

次回はスコピエから

日帰りで行ける国、

コソボ共和国

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