タイの寝台列車に揺られて【バンコク~ノンカーイ】

50ヵ国目 タイ

タイの寝台列車は日本の国鉄【フアランポーン駅】

皆さんこんにちは!
世界一周した旅人のGreenです。

今回からは僕が世界一周の旅に出る前に、ヘッポコバックパッカーをしていた時の情報をまとめていきたいと思います。

まずはタイの首都バンコクから陸路でラオスの首都ビエンチャンを目指す道程です。

タイとラオスの国境

この旅ではタイの北部の町ノンカーイからラオス側に渡ります。
列車やバスで越境することができますが、まずは肝心なノンカーイに到着しなければなりません。
それではノンカーイまでの旅路を紹介していこうと思います。

フアランポーン駅について

ノンカーイまではバンコクのメインステーションとなる、フアランポーン駅から寝台列車がでています。

どこか懐かしい列車を紹介する前に、まずは駅自体を見ていきましょう。

駅舎の建築

フアランポーン駅はとにかくこの駅舎がかっこいいです。
外観はシンプルなかまぼこのようです。

駅前は多くのタクシーやトゥクトゥクが走っており、とても活気があります。

コンコース

コンコースは巨大なドーム状になっており、チケット売り場や飲食店が連なっています。
首都バンコクの主要駅なので、多くのバックパッカーも見かけます。

プラットホーム

プラットホームに出てみると、かまぼこ状のドームが続いているのがわかります。
ドイツのフランクフルト駅を参考に設計されたようですが、確かにどことなく似ていますね。

フランクフルト駅はこちら

趣のある建築

プラットホームの両側にはびっしりと建築がならんでいるのですが、その1つ1つがいい具合に寂れていて、とてもかっこいいです。

これぞ東南アジアの駅
というのが伝わってきます。

フアランポーン駅でのアクティビティ

のんびりとした時間

フアランポーン駅は比較的大きく、24時間列車もあるため、人がたくさんいます。しかし、日本のように殺伐とした雰囲気はなく、とてものんびりしています。

タイ人がホースを使って列車の掃除をしていたり、売店もどこかのほほんとしています。

タイのラーメン

駅構内には、とてもおいしいラーメン屋さんがあります。
牛肉のラーメンと豚肉のラーメンが選べ、当時の料金は40バーツ(約120円)でした。

カフェ

カフェやドーナツ屋さんもあるので、時間をつぶすこともできます。
やはり、駅と言う特性上、空港のカフェにいるような不思議な高揚感があるので、ゆっくりと冷たいコーヒーを飲む時間をつくってみましょう。

ゲームコーナー

どうしても時間を持て余す人にはゲームコーナーがおすすめです。
昔の日本の旅館にありそうな、ゆったりとしたゲームコーナーです。
ここならば地元の子供達とも仲良くなれますね。

寝台列車の設備

続いては寝台列車を紹介します。
タイの寝台列車には日本の国鉄時代の車両が使われています。
タイだけではなく東南アジア全般で見ることができますが、やはりテンションがあがりますね。

ミャンマーで見た日本の国鉄はこちら

懐かしのブルートレイン

今はなきブルートレイン(寝台列車)ですが、ここタイならば今でもブルートレインに乗車できるんです。

昭和時代を懐かしむもよし、逆に若い人は昭和時代を経験する為に、この列車に乗る価値がありますね。

車内の様子

2段ベッドになっているので、梯子のところに荷物を置いておけます。

また、この列車は旅人だけではなく、バンコクに買い物にきたタイ人もたくさんいるので、皆大きな荷物を抱えて列車に乗っています。
ローカル感がありとても楽しいですね。

チケット購入時の注意

車両の種類

最後にチケットについて注意事項です。
チケットは事前にネットで予約もできますが、僕の時は直接窓口で買いました。
まだ僕が英語をいっさい話すことができない時でしたが、目的地の名前さえ言えれば片言で買えます。

またこの寝台列車にはファン、エアコン、VIPと3段階の車両があります。
僕が乗車したのはエアコンがある車両ですが、ファンのみの車両の方がよりローカル感を楽しめるかもしれません。

座席は下の段

そして、座席は必ず下の段をとりましょう!
上の段の方が天井が近く狭いです。
そしてなんと言っても、下の段にはがあるので車窓を眺めることができます
最高の朝日を拝むためにも進行方向右側の座席が良いですね。

料金

当時の料金は以下の通りでした。

フアランポーン~ノンカーイ
2等寝台
758バーツ(約2,400円)

まとめ

いかがでしたでしょうか、2014年のだいぶ古い情報ですが、少しでも誰かの役に立つと幸いです。
早くこのコロナ禍を乗り越えて、東南アジアの旅を楽しみたいですね!

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