タイの寝台列車【バンコク~チェンマイ】

50ヵ国目 タイ

タイの寝台列車再び

皆さんこんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

今回はタイの古都チェンマイから首都バンコクに向かう寝台列車についてです。
以前の記事でも紹介しましたが、今回はより詳細に紹介していこうと思います。

バンコク~チェンマイの移動方法【アクセス】

飛行機で1時間

バンコクからチェンマイの移動は飛行機が最もポピュラーでしょう。
お金はかかりますが、約1時間で移動できます。

旅情あふれる鉄道の旅

しかし、僕がおすすめしたいのは鉄道での旅です。
しかもただの列車ではなく寝台列車が特におすすめです。
日本の国鉄時代の車両を利用した寝台列車は最高の時間を提供してくれます。

また日中は観光して、夜は寝ながら移動でき、さらに翌日は朝から観光ができる。
宿代や時間の節約を考えるとかなりコスパのいい移動手段ですね。

寝台列車の設備紹介

ここからはタイ国鉄の寝台列車を紹介していきます。
日本の国鉄時代の車両が使われているので、どこか懐かしいブルートレインを感じることができます。

車体カラー

寝台列車の客車自体はタイ国鉄のカラーに塗装されています。
そのため外観だけだと日本の国鉄時代の名残を感じにくいですね。

3等寝台

3等寝台は僕がバンコクからノンカーイに向かう時に利用した車両です。
通路を挟んで座席兼ベッドが設置されており、上の段の為の梯子が並んでいます。

荷物用の網棚もあり、秘密基地みたいでかっこいいですね!

夜にはカーテンを閉めることができるので、かなり快適です。
車窓を独り占めできますよ!

洗面

洗面が設置されているので、洗顔や歯磨きができます。
ただし、あまりこの水は信用できないので、歯磨きの際はペットボトルの水を利用するほうがいいでしょう。

最後尾

最後尾の車両の座席を確保すると、車両の後ろに流れる景色を眺めることができます。
横に流れる景色とは異なり、自分が乗っている列車の進んできた線路も見える為、何とも言えない旅情がありますね。

2等寝台

続いて2等寝台を見てみましょう。
半個室のブースにはベッドが2段になっており、国鉄時代のB寝台からほとんど変わっていないようです。
グループで旅行する際は最適ですね。

通路の椅子

2等寝台の通路側には簡易的なイスが壁面に設置されているので、朝まだ皆が眠っている間に、車窓を眺めながら黄昏ることができます。

食堂車

この寝台列車には食堂車も付いているので、小腹が空いても安心です。
窓を開けることもできるので、夕涼みがてら利用するのもよいでしょう。

また夜になるとカラフルな照明がぐるぐる回り、大音量の音楽が流れ簡易的なクラブ状態になっていました。
ヨーロピアンが大勢で盛り上がっており、にぎやかな旅を楽しめます。

バックパックの置き方【治安情報】

車内での荷物の管理方法について紹介します。
旅人の間では常識になりつつありますが、海外のどの国に旅行する場合でも、バックパックはどこかに固定します。
多くの旅人が自転車の鍵などチェーンロックを持参しているので、それで柱などに固定します。

またバックのジッパー部分にも南京錠を付けておけばかなり安全ですね。
たまにナイフを利用してバックを切られることもあるようですが、確率的にはそれほど高くないので、せめて固定するという対策だけでも取りましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回改めてタイの寝台列車を紹介しました。
列車の旅はどんな席でも優雅な時間を過ごすことができ、自分を見つめなおす時間もたくさんとれます。
タイを訪れる際は是非寝台列車に乗ってみてください。

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