世界一面積の小さい国に実際に訪れる

皆さんこんにちは!
建築士旅人のGreenです。
旅をしていると「世界一」と呼ばれるものにたくさん出会います。今回はそんな世界一の中でも「国の領土」についてフォーカスしてみようと思います。
面積の大きい国は聞き覚えのある国ばかりなので、今回は「面積の小さい国」をランキング化してみました。
トップ10すべての国を訪れることは出来ていないので、実際に僕が訪れた5つの国をメインに紹介していきますね!
※2021.10.12リンク先の追加
※2023.08.13リンク先の追加
国連加盟国や日本が承認している国

ところで、どこまでが国でどこまでが地域なのか…。
国の定義となると人それぞれ考え方も異なると思います。
人種、言語、政治、経済、通貨、文化、国を分別するには様々な要素がありますが、僕は「入国するのにパスポートが必要な場所」を国だと考えています。
日本では「1つの中国問題」をはじめ様々な点で国として認められていない地域がたくさんあります。ですがあくまでも僕の考え方でこの記事を書いていこうと思うので、外務省が発表しているランキングとは少し異なったものとなります。
難しい問題はさておき、早速見ていきましょう!
面積の小さい国⑩南国!ニウエ
面積:約259km2
人口:約1,500人
言語:ニウエ語、英語
通貨:ニュージーランドドル
面積の小さい国ランキング第10位はニウエです。
ニウエはニュージーランドの北東に位置する島国で、国の防衛や外交はニュージーランドに委任しており、総督もニュージーランド総督が兼任しています。
ニウエには手つかずの自然が残っており、美しい海を満喫することができるようです。いつか訪れてみたい南の島ですね。
面積の小さい国⑨南の孤島!クック諸島

面積:約237km2
人口:約10,000人
言語:クック語、英語
通貨:ニュージーランドドル
面積の小さい国ランキング第9位はクック諸島です。
クック諸島もニュージーランドの北東に位置する島国で、ニウエのお隣です。クック諸島は独自の外交を行っていますが、最終責任は国防と共にニュージーランドが有しているようです。


国のメインとなる島はラロトンガ島といい周囲約30kmほどしかない小さな島です。美しい海が広がる国ですが、特にアイツタキ環礁のラグーンが絶景ですね。
面積の小さい国⑧南の島!マーシャル諸島
面積:約180km2
人口:約62,000人
言語:マーシャル語、英語
通貨:アメリカドル
面積の小さい国ランキング第8位はマーシャル諸島です。
マーシャル諸島は日本、ハワイ、オーストラリアの中間に位置する島国で、大統領も存在する独立した国家です。
マーシャル諸島も南の島なので美しい海が魅力的で、マジュロ環礁周辺は絶好のダイビングスポットになっているようです。
面積の小さい国⑦中欧の国!リヒテンシュタイン
面積:約160km2
人口:約35,000人
言語:ドイツ語
通貨:スイスフラン
面積の小さい国ランキング第7位はリヒテンシュタインです。
リヒテンシュタインはスイスとオーストリアに挟まれた小国で、立憲君主制の独立した国家です。地理的にもスイスやオーストリアと結びつきが強く、国防も実質的にスイスが担っています。
世界一周の旅ではヨーロッパのシェンゲン協定内の国を90日間で回らなければならなかった為、どうしてもリヒテンシュタインに寄ることできませんでした。
いつか必ず訪れたい国ですね!
小さな国ですがファドゥーツ城など見どころもたくさんある国で、ツーリストインフォメーションでは、入国記念スタンプをパスポートに押してもらえるようです。
面積の小さい国⑥山の上!サンマリノ


面積:約61.2km2
人口:約33,000人
言語:イタリア語
通貨:ユーロ
面積の小さい国ランキング第6位はサンマリノです。
サンマリノは現存する最古の共和国で、イタリアの領土内に存在する国です。共和制国家で、軍隊は持たず国防はイタリアに頼っています。


日本の八丈島と同程度の面積しかありませんが、山の上に位置するため、イタリアの美しい丘陵地を見渡すことができます。これがサンマリノの見どころの1つでしょう。
また歴史のある城砦が崖の上に残されており、静かな時間が流れています。記念切手や記念入国スタンプもあるので、マニアやコレクターにはたまらない国ですね!
面積の小さい国⑤アジアの西洋!マカオ


面積:約29.9km2
人口:約672,000人
言語:広東語、ポルトガル語
通貨:マカオパタカ
面積の小さい国ランキング第5位はマカオです。
現在は中国の特別行政区となっていますが、1999年に返還されるまではポルトガルの植民地となっていました。中国本土とは異なり自由が許されており、フェイスブックやグーグルを使うことができます。


香港からはフェリーも出ており、僕の時もマカオと香港をセットで観光しました。マカオの歴史地区は町自体が世界遺産に登録されており、町歩きするのがとても面白いです。アジアなのにポルトガルのような西洋の世界が所々に現れ、なんとも不思議な気持ちになります。
聖ポール天主堂跡やセドナ広場と言った歴史ある名所から、スーパー帰りのおばちゃんも立ち寄るような身近なカジノ、マカオグランプリなど町中を利用したモータースポーツもありとにかく見どころ満載です!
マカオの記事も近いうちにまとめようと思います。
マカオの記事を追記しました!
面積の小さい国④沈みゆく国!ツバル
面積:約25.9km2
人口:約10,000人
言語:ツバル語、英語
通貨:オーストラリアドル
面積の小さい国ランキング第4位はツバルです。
ツバルはイギリス連邦加盟国の1つでオーストラリアの北東に位置しています。独立国としてはバチカンに次いで人口の少ない国となっています。
国の中で最も海抜が高い場所でも5mしかない為、海面上昇や地盤沈下が起きると、国そのものが存続できなくなってしまう危機に瀕しています。
美しい海が魅力的なこの国が沈んでしまう前に早く訪れてみたい国ですね。
面積の小さい国③島国!ナウル
面積:約21.1km2
人口:約11,000人
言語:ナウル語、英語
通貨:オーストラリアドル
面積の小さい国ランキング第3位はナウルです。
ナウルはツバルとマーシャル諸島の間に位置するイギリス連邦加盟国です。国会議員は18名おり、国防についてはオーストアリアに依存しています。
綺麗な海に囲われている島ですが、リン鉱石採掘場など意外な見どころがあります。また、旧日本軍の施設や戦闘機の残骸が今でも残っており、日本との深い関係も見えてきますね。
面積の小さい国②F1だけじゃない!モナコ


面積:約2.02km2
人口:約36,000人
言語:フランス語
通貨:ユーロ
面積の小さい国ランキング第2位はモナコです。
フランスの領土と海に面する立憲君主制の都市国家です。国連に加盟している国としては最小の国となります。


モナコと言えばF1のモナコグランプリやカジノがとても有名ですね!最近ではサッカーチームASモナコがとても強くフランス国内リーグで優勝し、ヨーロッパチャンピオンズリーグでも準決勝まで進んでいます。
崖につくられた街も発展しており、温暖なコートダジュールの風と、美しい西洋の建築が最高の雰囲気をつくっています。
国中を徒歩で移動できるほど小さな国土しかありませんが、魅力満点の国なので是非訪れてみてください!
面積の小さい国①カトリックの総本山!バチカン


面積:約0.44km2
人口:約800人
言語:ラテン語
通貨:ユーロ
さて、世界で最も面積の小さい国は言わずと知れたこの国…
そうバチカンです。
バチカン市国はローマの街の中に存在する国家でカトリックの総本山です。宗教国家なので統治者は教皇、国民の国籍も聖職に就いている限り与えられるようです。もちろん軍隊は存在せず警察も永世中立国であるスイスの傭兵が担っています。


バチカンの見どころはもちろんサンピエトロ寺院であり、システィーナ礼拝堂やサンピエトロ広場、バチカン美術館も魅力が詰まっています。
宗教的に特別なだけでなく、建築、芸術、文化、としても優れている国なので、ローマ旅行をする際は是非訪れてほしい国ですね!
マカオと同様にバチカンについても、近いうちに記事にまとめようと思います。
バチカンの記事も追記しました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。面積の小さい国の順位を改めてみてみましょう。
① バチカン
② モナコ
③ ナウル
④ ツバル
⑤ マカオ
⑥ サンマリノ
⑦ リヒテンシュタイン
⑧ マーシャル諸島
⑨ クック諸島
⑩ ニウエ
トップ10の半分が島国ですね。島国は見どころが似ていますが、その他の国は小さいながらもそれぞれの個性が詰まった国なので、機会があれば是非訪れてみてくださいね。
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