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ロシアの街並み【ウラジオストク】

公開日: : 最終更新日:2019/01/26 ロシア

日本から一番近いヨーロッパ

東京から飛行機でわずか2時間半の場所にあるロシアのウラジオストク。今回はそのウラジオストクで感じるヨーロッパの街並みを紹介したいと思います。観光スポットや建築単体については後日別記事にて書かせてもらいます。

ヨーロッパの街並み

早速ウラジオストクの街を歩いてみます。ウラジオストクはロシアの極東部に位置する都市で、沿海地方(プリモールスキイ地方)の州都となっています。そのためアジアに近接していながらヨーロッパの雰囲気が漂い、また比較的大きな街となっています。

あまり色のない街の雰囲気や建築の老朽化した感じが旧共産主義国の面影を残しています。全体的な印象としてはフランスやイタリアのような西側の華やかなイメージより、ポーランドやウクライナのような東側の古さが伝わってきます。

特に街中の看板はアルファベットではなくキリル文字が使われているので、東欧の雰囲気が強くなり異国感が協調されています。

坂の街

ウラジオストクは丘と港の街なので、坂道がたくさんあります。基本的には閉鎖的な雰囲気で車がとても多いのが特徴ですね。少し気分の晴れないサンフランシスコと言った感じでしょうか。
サンフランシスコの記事はこちら

街の老朽化レベル

中心地を離れると老朽化した建築が目立ちます。道路や階段などインフラ設備も壊れた状態で復旧はおろかとりあえずの安全対策もありません。この辺は海外の国らしさがでていますね。

踏切

線路の渡り方も独特です。東京のように分刻みで電車が来るわけではないので、歩行者が線路を渡るところには踏切を設けず、信号機で対応しています。簡易的でお金もかかってなくて好感が持てますね。ただし、子供がいる場合はしっかり見ておかないと危なそうです。

ミリオンカ地区

ウラジオストクの中心地には赤レンガ造りの旧市街があります。19世紀末から20世紀にかけて作られた地区で、ミリオンカ地区と呼ばれています。当時は中国人マフィアが支配していたエリアでロシアの法律すら通じなかったようです。まるで香港にあった九龍城みたいですね。

そしてなぜかそのような不法エリアには魅力的な空間がつくられます。ここミリオンカも例外ではありません。レンガの古い建築に細い路地が通っており、冒険心をくすぐる空間がそこに広がっています。

ロシアのアールヌーヴォー

この街ではいたるところでアールヌーヴォーのデザインを見かけることができます。特にミリオンカ地区の西側にあるポグラニチナヤ通り(Пограничная улица)ではまるで19世紀のフランスにタイムスリップしてしまったかのような
アールヌーヴォーだらけの通りがあります。

階段はもちろん

半地下のエントランスも

バルコニーも

駐輪スペースも

すべて植物をモチーフとした曲線美が多用されています。アールヌーヴォーの時代の建築やデザインが好きな方は是非ウラジオストクを訪れてみてください。
ちなみに、僕が世界一周でフランスを訪れたときのアールヌーヴォー建築はこちらです。

やはりロシアは地下世界

この街は街の規模の割に自動車がとても多いです。そのため交通量が多い通りでは横断歩道意外の方法で反対側の歩道まで渡ります。日本ならば迷わず歩道橋を作りますが、ここロシアでは地下に歩道を作ります。歩道橋の方が地下を掘るよりも安上りなはずですが、なぜわざわざ地下につくるのでしょうか。察するに寒い国だからでしょうか。歩道橋にしてしまうと冬になると歩道橋にたくさんのツララができ、道路に落ちてくるでしょうし、なによりも地下ならば地熱でかなり暖かいです。

カナダの街も寒さ対策のためにほとんどが地下空間につくられている街がありますしね。日本は地震対策で柔軟性に富んだ建築技術を、ロシアは寒さ対策で地下の建築技術を、それぞれ発展させていったといったところでしょう。ロシアに似ている国ウクライナでも同じように地下空間が発展していました。ちなみにこの地下空間には店舗があり買い物ができます。

軽食が提供されるカフェや

コンビニまであります。
ちなみにロシアの露店はこのコンビニのようにお金のやり取りをする窓口のみ開いていて、他はすべてディスプレイになっています。
つまり自分で商品を手に取ることはできないんですね。これはキューバの商店にそっくりのシステムです。共産主義はこのやり方だったのでしょう。
キューバのお店はこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は近いのにあまり知られていない街ウラジオストクの街について紹介しました。次回は1つ1つの建築に注目していこうと思います。

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    Name : Green
    Age : Around 30
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    大学を卒業後、建築士として5年間住宅の設計をしていました。脱サラ後は約2年間のオーストラリア生活を経て、世界一周の旅へ。帰国後は外資系企業に再就職し、デザイン関係の部署にて日々奮闘中です。現在は『企業に雇われながら旅人を続ける方法』を実践中です。

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