ウラジオストクのロシア料理
今回はウラジオストクの食べ物をロシア料理を中心に紹介します。世界一周中は節約が必須であったため、西ヨーロッパではほどんど自炊をして過ごしていました。今回は単発旅行であり、物価の安い国ということで、ローカルレストランに訪れています。
※2020/01/04に各種マップを追記。
スタローバヤ(スタローヴァヤ)
スタローバヤとはロシアにある大衆食堂のことで、ロシア料理を安く食べることができます。現地の人達も愛用するスタローバヤは街中のいたるところにあり、家庭の味を楽しめるファミリーレストランと言ったところでしょうか。
スタローバヤのシステム
料理を選ぶ
スタローバヤはショーケースに並んだおかずを自分で選んで、店員さんにとってもらうという仕組みです。伝統的なロシア料理を楽しむだけでなく、コーヒーやケーキを選んでお茶の時間を過ごすこともできます。
支払いをする
料理を選び終えたら会計です。料理には値札が付いているので金額の心配はいりません。どの料理もとても安く、味付けも日本人好みです。たくさん選んでお会計に進みましょう。
好きな席へ
会計を済ませたら好きな席を選びましょう。観光客は観光客用のレストランに行くことが多いようで、ここのスタローバヤではローカルな雰囲気を楽しむことができます。現地の人は1人で食事をしている人が多い印象でした。一人旅をしていると食事中に寂しくなりがちですが、ここスタローバヤでは1人の人が多いので、そんな心配はいりません。
おすすめのスタローバヤ
ウラジオストク滞在中に何度もお世話になったスタローバヤを紹介します。ニルィダイという名前でSvetlanskaya通りにあります。屋外にも席がありますが内装がとてもかっこいいので是非店内の席を確保しましょう。
安いご飯が食べられるスタローバヤですが、シャンデリアがあり壁の装飾にも力を入れています。この空間だけでも食事がおいしく感じてしまいますね。そしておすすめの料理はビーフストロガノフです。とっても柔らかい牛肉を食べることができますよ。
写真はある日の夕食です。これだけ頼んでもたったの285ルーブル(約550円)です。日本のファミリーレストランならば、この金額でこの量と質の食事は食べられないでしょう。
住所:Svetlanskaya St, 10, Vladivostok
うつわごと食べられるボルシチ
地球の歩き方にも掲載されているStudio Coffeeというレストランでボルシチを食べてきました。ここは食事でもお茶でも使えるレストランで、おしゃれな内装になっています。金額はスタローバヤに比べれば高いですが、観光客用のメニューが置いてあるため、しっかりと料理を選べます。
そしてここの名物はうつわの部分まで食べられるボルシチです。うつわがパンで作られており、それをちぎってボルシチにつけながら食べるシステムです。美味しいだけでなく、楽しむこともできるレストランですね。
住所:Svetlanskaya St, 18a, Vladivostok
屋台飯
気候の関係上か屋台で座って食べるような施設は見つけられませんでした。その代わりに持ち帰りができる軽食屋が街のいたるところにあります。
マクドナルドのパクリ
マクドナルドのロゴを上下反対にしたような軽食屋さんがありました。野菜や肉にヨーグルトがかかっているものを頼みましたが、このヨーグルトが最高においしかったですね。
セルビア、ブルガリア、トルコあたりでも感じましたが、東欧ではチーズやしょっぱいヨーグルトが最高においしいです。そのヨーグルトと最高のコンビネーションを生みだしていたのが、ボスニアヘルツェゴビナのブレクです。しかしウラジオストクのこのヨーグルトもブレクに並ぶ素晴らしいコンビネーションでした。
ボスニアヘルツェゴビナのブレクの記事はこちらです。
ピロシキ
ロシアの軽食と言えばピロシキですよね。ということでウラジオストク駅近くのピロシキ屋さんで購入しました。
ここは地球の歩き方にも乗っている店で、なんと日本語メニューが置いてあります。早朝に訪れたのですが、店主の息子のマトヴェイさんが愛想よく対応してくれました。
ピロシキ2つとコーヒーを頼んだら10ルーブル(約20円)安くしてくれました。意図せず値下げしてくれて、やさしさを感じましたね。
ロシアのカフェ
Centrafe
Centrafeは以前の記事でも紹介した現地の電話番号が無くてもWiFiが使えるカフェです。半地下に店舗があり、テーブル席と道路沿いの席とで高低差があります。
そのため天井が高く道路沿いの光や風景が入ってきてとても居心地がいいです。ただし、金額はロシアにしては高めに設定されており、日本のカフェと同じぐらいです。
写真のカフェラテとケーキだけで385ルーブル(約770円)もしますがケーキはとてもおいしかったですね。
住所:Svetlanskaya St.,15, Vladivostok
Caffeine
これも前回の記事にて紹介したカフェです。グム百貨店の裏にあり場所としては文句なしです。店内もおしゃれで可愛らしく仕上げてあり、アメリカーノの小さいサイズなら85ルーブル(約170円)で飲むことができます。しかし、ここのWiFiは現地の電話番号を持っていないと使えないので、カフェに来る前にSIMをあらかじめ買っておく必要がありますね。
住所:Gum Old Courtyard, Svetlanskaya St, 33, Vladivostok
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はウラジオストクで食べたものを紹介しました。次回はもう少しディープなところを攻めて、北朝鮮レストランに潜入した時の情報です。
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