中国の夜行列車と新幹線

51ヵ国目 中国

中国鉄道の実態

今回は

麗江から昆明まで

寝台列車で移動した時の情報と

上海から厦門まで

中国版新幹線で

移動した時の情報です。

2011年に起きた

中国高速鉄道の事故では

事故の3日後に

まだ生存者や

遺留品がたくさん残っている

可能性があるにもかかわらず

そのまま車両を

その場に埋めてしまうという

生き埋め事件

が大きな話題になりましたね。

しかしそれは過去の話…

きっと今は改善されているはず…

きっと…

事故らないことを祈りながら

列車の旅をしてきました。

麗江から昆明へ寝台列車

麗江駅へバスでのアクセス

麗江の旧市街から

麗江駅に向かうバスは

いくつかあります。

僕は宿から最も近い

18番に乗って駅に向かいました。

夕方に乗りましたが

20分間隔くらいで走っていました。

夜行列車の実態

チケット

僕はまさかの

中国のゴールデンウィークに

旅行に来てしまったので

駅で販売される

チケットはすべて完売でした。

連休のことを知ったのは

航空券をとった後でしたが

早めに知ったことで

列車関係はすべて先に予約しておきました。

したがって窓口で

パスポートを見せて

予約番号を伝えるだけで

チケットを発行してもらえます。

手荷物検査

続いて駅の中に入るために

手荷物検査を受けなければなりません。

まるで空港のように

細かく検査されます。

待合室

続いて自分の乗る列車がくるまで

待合室で待機です。

ホームに入れるのは

出発の30分前です。

一斉にゲートに並び

チケットチェックを受けます。

ほとんど飛行機と同じです。

座席

夜行列車には

3つの座席タイプがありました。

硬座(ただのイス)

硬臥(3段ベッドの寝台)

軟臥(2段ベッドの寝台)

もちろん金額的に

3段ベッドです。

座席タイプは僕の年齢では

そろそろきついですね。

車両内部

3段ベッドの客車でも

十分綺麗でした。

ウクライナの寝台列車のように

空調が最悪でもなく

インドの寝台列車のように

水道の水が茶色いこともありません。

コンセントは廊下に2つあるので

6人で2つの取り合いですね。

お湯とカップ麺

夜行列車の中にも

駅の中にも

どこにでも

熱湯のサーバーがあります。

そう、駅で電車を待つ間、

列車の中で夕飯がてら、

中国人はいつでも

その熱湯を使って

カップ麺を食べます。

さすが中国。

元祖ラーメンの国ですね。

上海から厦門へ新幹線

上海虹橋駅の実態

上海虹橋駅は

とても大きいです。

そして待合室の人の数も

ハンパないです。

夜行列車同様に

荷物検査した後は

発車時刻の15分前まで

待合室で待機です。

つまり15分前にゲートが開くので

最後尾にいた人はゲートを

通過できるのは

発車3分前ぐらいです。

ゲートは1ヵ所しかないので

先頭車両や最後尾の場合は

ホームに降りた瞬間

全力疾走が必要です。

まぁ最悪途中の車両で乗って、

中を歩いて行けますが…。

車両

僕の乗った列車は

東北新幹線で使われている

E2系でした。

したがって内部も

そこまで違いがないように感じます。

座席の前にスーツケースを置けるほど

座席間隔も広いです。

懐かしさを感じながら

中国大陸の

大移動が始まります。

遅延

厦門に向かう時は

定時出発、

定時到着でした。

しかし、厦門から上海に帰る列車は

1時間遅れでした。

ただ遅れるだけならいいのですが、

搭乗ゲートも変更され

そのゲートにも出発15分前まで

他の列車の情報しか乗っていない。

もちろん英語のアナウンスもなし。

唯一中国語表記で

1時間遅延、

乗場変更、

と言う雰囲気のことが

書かれているだけです。

日本人だからかろうじて

理解できますが、

漢字がわからない

外国人は何も理解できないでしょう…。

なによりも極めつけは

駅員が英語を喋れません…。

これが中国のサービスレベルです。

イレギュラーに対応できないんですね。

せっかく技術とお金があっても

先進国の仲間入りするのは

だいぶ先になりそうです。

まとめ

さて、今回は中国の鉄道に

注目してみました。

新幹線も寝台列車も

乗り心地は悪くないので

サービス面だけ目をつむれば

日本と大差はないです。

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