ウクライナから夜行列車に乗って part1

36ヵ国目 ウクライナ

夜行列車に揺られ

キエフにて

シェンゲン圏内弾丸旅行

の疲れをとった僕は

次の国モルドバを目指します。

モルドバの首都キシナウまで

夜行列車で移動。

これまた南米の深夜バスレベルの

移動時間です。

キエフ~キシナウ

乗車時間、料金、発車時刻、窓口

・18時間

・824.09UAH(約3,500円)

(クレジットカード利用可能)

・00:50

・21番(外人専用窓口)

キエフ駅のチケットブースは21番

まずはチケットの購入ですが、

キシナウ行きのチケットは

21番

外国人用窓口で買いましょう。

他の窓口では購入させてもらえません。

要注意です。

事前に覚えておかないと

時間が無駄になります。

それでは

そこに行きつくまでの経緯を…。

チケット売り場で久々の再会

この駅はチケット販売窓口が多すぎます…

空いている窓口に

混み合っている窓口。

とりあえずガラガラの窓口で

キシナウに行きたい旨を伝えます。

すると、無言で指をさされます…。

まぁ不愛想はこの国お国柄ですね。

おばちゃんのシワシワの指の先には

ものすごい行列が3つ見えました。

マジか…。

渋々そのうちの1つに並ぶことにします。

これだけ並んで間違っていたら辛い…。

なのでしっかりと

並んでいる人にもキシナウ行きか聞いてみることに。

するとみんなそうだ、そうだ、

と真顔でうなずいてくれます。

無事に目的の窓口を見つけて

心を落ち着かせ並んでいると

すぐ隣の列に見覚えのある顔が…

なんと、

スペイン巡礼の旅

の道中で会った韓国人のカップルでした。

同じくらいの時期を歩き、

到着日は異なったが、

まさかこんなところで再会するとは…。

なんせこの国では日本人はおろか、

アジア人を1人も見かけなかったのだから。

どこにでもいる

中国人団体客すらいない国です。

そのキエフで最初で最後に会った

アジア人が知り合いとは…

本当に世界は狭いですね。

並ぶ列がわからない外国人達

問題発生…。

やっとの思いで45分も並び

ついに

僕の番になりました。

「キシNaっ…」

まで言いかけたところで

窓口のおばちゃんの顔が

何かを察したような表情に変わります。

変わると言っても、以前として真顔なのですが、

微妙な表情の変化を僕はとらえました。

そして彼女はこう言い放ちます。

窓口のおばちゃん「外国人は横の窓口だよ」

僕「…」

僕「え…」

僕「俺めっちゃ並んだんだけど…」

僕「俺の前後の客もここで買えるって言ってたよ」

(英語が通じない国なので全部ジェスチャーです)

と粘ってみたが

ここはウクライナ人専用の窓口だからと…。

なんでやねん!

おそらく外人とウクライナ人で

値段設定が違うのでしょう。

それならそれで

外人料金払うから

ここで買わせてほしい…。

僕の45分はいったい何だったのでしょう…。

サッカーの試合で

前半をまるまる棒に振ったようなものです。

…。

なんて日だ!

…。

仕方なく2、3人しか並んでいない

ガラガラの外人専用窓口に並びなおします。

もちろん横の列にいた韓国人達も

列を変えます。

彼らはロシアに行くのですが、

行先がどこであれ

外国人は外国人専用窓口で買うようです。

すると

先ほどの列の後方に並んでいた

ヨーロピアングループも

察したのでしょう、

1人が僕のところにきて

ヨーロピアン「もしかして外国人はこっち?」

(このヨーロピアンは英語話せます)

と、

僕「Yep…」

ヨーロピアン「…」

僕「…」

ヨーロピアン「Shit…」

ヨーロピアン「…」

ヨーロピアン「Thanks」

僕「No worries」

そして彼はグループに戻り

こちらの列にくる。

するとさらに他の外国人達が

ぞろぞろ移動してくる。

合計10人以上がよくわからずに

ウクライナ人専用窓口に並んでいたらしい。

おいおい…。

キエフ駅のチケット売り場担当者!

案内板くらい置けよ!

皆、間違ってんじゃん!

ある意味僕の、

心が叫びたがっていましたが、

しかし、ここは微笑まない国ウクライナ。

そんなことしてくれるわけありません…。

まとめ

チケット購入するまでに

色々と起こりすぎて

長文になってしまいました。

次回

列車に乗るまでと

列車内の様子を

書いていこうと思います。

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