滞在先の街にて暴動発生【チャンディーガル】

48ヵ国目 インド

宗教絡みの暴動発生

今回は

インドを嫌いになった理由その1

についてです。

僕が滞在していた

物価の高い街チャンディーガル。

なんとこの街で暴動が発生しました。

旅人殺しの

悪夢の日々が始まります…。

死者多数

概要

まずは暴動の内容から。

昔、新興宗教のトップが

レイプ事件を起こし、

その裁判が

ここチャンディーガルで

行われることになりました。

しかも裁判の日は

僕がこの街に到着した日の翌日です。

信者達

その新興宗教の信者達は

当然政府に歯向かいます。

「我々の教祖様がそんなことするはずない」と。

そこで政府に対し攻撃を仕掛けました。

電車やバス、建物を壊し

放火して大きな暴動になります。

警察や軍が鎮圧に動き

途中段階ですが

31名死亡

250名以上が負傷

との情報が日本大使館からメールにて届きました。

暴動の結果

僕がキャピトルコンプレックスを

見学している間に

街の外れの方は

大変なことになっていたようです。

その結果

政府はチャンディーガル地方全体の

電車

バス

携帯電話のインターネット

を封鎖しました。

封鎖することにより

誰もこの街に入ることができず

誰もこの街を出ることができなくなりました。

インターネットまで

止める必要はない気がしますが…・

僕への影響

宿代がものすごく高いので

僕はこの街に1泊しか

しない予定でした。

【他の街の安宿】

1泊/200~300ルピー(約340円)
WIFI付

【チャンディーガルのホテル】

1泊/2,000ルピー(約3,400円)
WIFI付

1泊/1,000ルピー(約1,700円)
WIFI無

しかし

この暴動発生により

移動手段を封じられ

僕はこの街に

閉じ込められてしまったのです。

街から人が消えた

実際に朝起きてみると

すべてが変わり果てていました。

なんと街に人がいないのです。

商店もレストランもすべて閉まっています。

数台のオートリキシャと

車が行きかうだけです。

まずは昨日訪れた

ツーリストオフィスに行ってみます。

すると意外なことに

そこは開いていました。

バスや電車については

ここではわからないので

直接行ってみてくれとのこと。

ちなみに観光施設も閉まっているようで

結局僕は

キャピトルコンプレックスの横にある

ロックガーデンを

訪れることはできませんでした。

そこでまずは

バスターミナル、

続いて鉄道駅まで

移動してみました。

…。

もちろんバスも鉄道も1つも走っていません。

幸い鉄道の窓口だけは開いており

唯一窓口周りに集まっている

大勢のインド人と共に

僕も自分の予約した

今日のチケットをキャンセルしました。

こんな宿代の高い街にはいられないので

なんとか脱出を試みたいのですが、

どうやら動いているのは

飛行機とタクシーのみ。

飛行機はもってのほかなので

いくつかのタクシードライバーに

隣町までの料金を聞いて回りますが

皆5,000ルピー以上の値段を言ってきます…。

今日はどうやら

この街にとどまるしかないようです。

前日までは

WIFIのない宿に泊まっていて

1,000ルピー(約1,700円)

でしたが、

緊急事態なので情報が必要です。

仕方がないのでとりあえず

2,000ルピー(約3,400円)WIFI付

の宿に泊まることにしました。

無駄に広い部屋

縦にも横にも寝ることができる

キングサイズのベッド

そう、

シングルサイズの部屋なんて

この街にはないのです

1週間分の宿代で1泊します。

もう発狂しそうですね。

しかも問題はそれだけではなく

店が何も開いていないのです。

つまりホテルのルームサービスを

使わなければならない…。

なんてこった。

ちなみにホテルの従業員曰く

鉄道なら明日は動くかもしれないとのこと

そこでバスターミナルにある

鉄道オフィスに出向き

明日のチケットを予約します。

バスターミナル内は誰も人がいないのに

この鉄道オフィスだけが開いていました。

しかし、街に人がいないというのは

想像以上に恐ろしいことです。

まるでゾンビ映画の世界のようで

いつゾンビが襲ってきても

おかしくない

そんな雰囲気になっていました。

この日は仕方がないので

1日中ベッドに寝そべって

YOUTUBEを見ていました…。

わざわざ高い金を払って

YOUTUBE見るなんて…。

インドまで来てるのに…。

幽閉2日目

翌日になりまずは

ツーリストオフィスを訪れます。

3日連続で訪れているので

担当者とは

もはや友達になってしまいました。

そしてバスターミナルの

鉄道オフィスに確認しに行きます。

…。

どうやら今日も動いていないようで

またキャンセルして

翌日のチケットを買います。

なぜ翌日の鉄道が

あるのか

ないのか

わからないのでしょうか…。

当面キャンセルならキャンセルで

先に情報があれば無駄に

チケットを買ってキャンセルする

必要がないのに…。

ぶつくさ言いながら

YOUTUBEを見て過ごします…。

幽閉3日目

もう疲れました。

とりあえずいつものごとく

宿をチェックアウトする前に

宿から15分歩いて

鉄道オフィスに行く。

するとまだ朝なのに

オフィスを閉めようとしているでは

ありませんか。

話を聞いてみると

今からさらに3日間

このオフィスは閉めるとのこと。

今日の列車が動いているかどうかは

直接駅に行かなければわからないとのこと

も~駅まではここから

オートリキシャでも

バスでも

20分はかかるんすけど

いちいち確認しに行って

はいキャンセルー

って言われたら

40分無駄にするじゃん…。

めんどくせぇなぁこの国は。

と文句を言ってもしょうがないので

とりあえず駅に行ってみることに。

すると…。

…。

なんと臨時列車が出ているではありませんか。

その列車で隣の駅まで行けるようです。

とりあえず

こんな最低な街からは

1秒でも早くおさらばしたいので

チケットを購入後

また一度宿に戻り

荷物をとって駅に向かいます。

まとめ

チャンディーガルに

幽閉されること3日間。

やっとこの街から脱出できそうです。

しかし、そう簡単にいかないのが

インドの面白いところ…。

次回はチャンディーガルからの

大脱走です。

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