世界一のコーヒー生産量ブラジル

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。
今回は世界で最もコーヒーを生産している国「ブラジル」で本場のコーヒーミュージアムを訪れた時の情報を紹介します。
コーヒーがより好きになること間違いなしです!
サントスとコーヒーの関係

ブラジルの都市サントスは、カズやネイマールが所属していたサントスFCや、サッカーの王様ペレ、日本人移民が最初にブラジルに到着した場所としても知られていますね。
しかしそのサントス、実はコーヒーの聖地なんです!
サントスは海に面した港町であり、港のすぐ後ろに珈琲豆栽培に適した丘陵地もあります。
その為この街に珈琲取引所が作られ、サントスはコーヒーの街として大きく発展してきました。
コーヒーミュージアムの歴史

そのサントスにあるコーヒーミュージアムにも長い歴史があります。
コーヒーミュージアムは1922年に珈琲取引所として作られた建築を、リノベーションして利用しています。
その為コーヒーの展示だけでなく、ミュージアムの建築自体がとても貴重なものになっており、建築を紹介する展示も魅力的なんです!
コーヒーミュージアムを観光
外観

それでは早速コーヒーミュージアムを見ていきましょう。
まずは外観です。
珈琲取引所の頃から変わらず、伝統的で重厚なデザインになっています。
エントランス

エントランス扉や装飾も豪華ですね。
かっこいいエンブレムもガラスで造られています。
大広間

最初に表れる空間が、かつて珈琲の価格を決めていた、大広間です。
貿易の要となる場所ですが、大理石の床を用いるなど、とにかく豪華にできています。
豪華なイス

広間を囲うようにイスが並んでおり、正面には背の高いイスが並び、まるで裁判所のような雰囲気がありますね。
ステンドグラス

大広間の頭上にはステンドグラスまで設置されています。
ただの取引所のはずですが、もはや教会レベルの力の入れようです。
建築の説明
デジタル

先に進んでいくとコーヒーミュージアムの建築自体の展示があります。
いかにこの建築が、大事にされているのかが伝わってきますね。
デジタルを駆使して、ファサードの詳細も紹介されています。
製図道具

当時の製図道具まで展示されています。
円を描く道具とか特に懐かしいですね!
建築出身の人には面白い展示です。
彫刻のスケッチ

どのような彫刻が施されているのか、ペン画のスケッチまで残されていました。
コーヒー展示
コーヒーができるまで

続いてはコーヒーの展示です。
豆の栽培から焙煎までの過程をいろんな展示で紹介してくれています。
豆の種類

実際にたくさんの豆の違いなども展示してありました。
コーヒーの小道具

当時使われていた、豆の量を正確に測るための天秤もあります。
昔の道具はレトロでかっこいいですね!
ミュージアムカフェ

最後はミュージアムに併設されているカフェに寄ります。
ここではブラジル各地の豆が用意されているので、同じブラジルコーヒーでも、違った味を楽しむことができますよ。
また、バリスタレッスンやラテアート講座もあるようなので、いい思い出も作れそうですね!
ジャクーコーヒー

ここのカフェでおすすめのコーヒーがジャクーコーヒーです。
ジャクーという鳥の糞から作られるコーヒーで、確かエスプレッソで1杯2,000円ぐらいしました。

ジャコウネコの糞から作られるコーヒーは知っていましたが、鳥の糞から作ることもできるんですね。
大変貴重なコーヒーなので、お金に余裕がある方はぜひ挑戦してみてください!
コーヒーミュージアムの情報
最後にコーヒーミュージアムの情報をまとめておきます。
公式サイトのリンクも下の方に貼っておきます。
住所:Rua XV de Novembro, 95 – Centro Histórico [Historical Center] – Santos – SP 入場料金:16レアル(約500円) 営業時間:9:00~17:00(火~土)、10:00~17:00(日)

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はブラジルのサントスにある、コーヒーミュージアムを紹介しました。
建築やコーヒー好きの方にはたまらないスポットですね。
ブラジルを訪れる際は是非コーヒーミュージアムまで足を運んでみてください!
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