バガン空港やバスターミナルから市内への移動【ニャウンウー・ニューバガン・オールドバガン】

ミャンマー

ニューバガン・ニャウンウーとバスターミナルや空港へ【アクセス】

こんにちは!サラリーマン旅人のGreenです。早くミャンマー観光編を書きたい気持ちでいっぱいなのですが、「誰かの役に立つ情報」を優先することを信条にしているので、今回も移動手段やアクセス方法編です。バガンの空港やバスターミナルから市内までの移動についてまとめていきますね。

ニューバガン・オールドバガン・ニャウンウーの位置関係

まずは空港やバスターミナルの位置と共に、バガン市内の構成から紹介します。バガンという町は別名ニャウンウーと呼ばれており、この町は大きく3つのエリアに分かれています。

ニューバガン【New Bagan】

ニューバガンは比較的新しい町で観光客用のホテルやレストランがそろっています。バガン観光はパゴダと呼ばれる仏塔を巡るのがメインとなりますが、ニューバガンからはパゴダがあるエリアまで近く、空港やバスターミナルまでも比較的近いです。僕もニューバガンに宿泊しましたが、宿の中からパゴダを見ることができました。

オールドバガン【Old Bagan】

オールドバガンはパゴダがたくさん集まるエリアで、観光に関してはベストスポットです。しかし、新たに建てる建築に対して規制が厳しく、数件のホテルやレストランしかありません。空港やバスターミナルからは最も遠いエリアなので、ニューバガンかニャウンウーに宿泊して、観光するためだけに訪れるのが良いでしょう。

ニャウンウー【 Nyaung-U 】

ニャウンウーエリアがこの町の中心で、現地の人が多く住んでいます。空港やバスターミナルから最も近く、ホテルもたくさんあります。現地の人の生活を感じたい人はニャウンウーに宿泊するとよいでしょう。



ニャウンウーバスターミナルからニューバガンへの行き方

まずは実際に僕が移動した方法を紹介します。夜行バスでヤンゴンからニャウンウーのバスターミナルに到着し、そこからタクシーに相乗りしてニューバガンまで移動しました。

タクシーかトゥクトゥクが移動手段

ニャウンウーバスターミナルに到着すると大勢のタクシードライバーが集まってきます。そして皆相場をはるかに超えた金額を吹っ掛けてきます。日本人である以上正式な料金でタクシーを捕まえるのは難しいかもしれませんが、安く移動したい人には2つの方法があります。

安く移動する方法①

ニューバガンバスターミナルの敷地内にはタクシーしか入ってこれない契約になっているようです。しかしバスターミナル出口近くまで行くと、トゥクトゥクがたくさん停まっているのです!タクシードライバーの制止を無視して、トゥクトゥクを捕まえれば安く移動できるでしょう。

安く移動する方法②

もう1つの方法は実際に僕がとった手段です。その方法は「タクシーをシェア」することです。日本ではタクシーの相乗りはほとんどないでしょうが、海外ではよくあることです。夜行バスで到着する乗客はほとんど観光目的の外国人です。そして彼らの行先もニューバガン、オールドバガン、ニャウンウーのいずれかです。バスから降りたら勇気をだしてこう言ってみましょう。「ユー タクシーシェア!?」

安く旅をする裏技!タクシーシェア

どこの国でも同じですが、飛行機ではなく夜行バスを利用する旅行者は「旅慣れている」もしくは「お金を節約したい」人が多いはずです。よってほとんどの人がタクシーシェアを受け入れてくれると思います。しかし、話を持ち掛ける相手には気を付けましょう。こちらが1人でも複数人でも、なるべく複数人のグループに話を持ち掛けましょう。そうすればあまり警戒されることはないです。そしてなにより、割り勘される金額が安くなります。

タクシーをシェアして友達に

今回は台湾人のおじさん2人組に話しかけたところ、喜んでOKしてくれました。ほとんど英語が通じませんでしたが、スマホの翻訳機能で意思疎通はばっちりでした。旅をしていてよく思うのですが、中国、台湾、香港の人は皆最初から英語を話す気がなく、翻訳機能を使いこなしている印象ですね。

料金 : 4,000MMK/1人(12,000MMK / 1台)
時間 : 20~30分

1MMK=0.07円
1000MMK=約70円
通貨単位はミャンマーチャット( MMK )です



タクシードライバーの言い分

今回のタクシードライバーとのやり取りをまとめておきます。まずニューバガンまでいくらか聞くと15,000MMKと言われます。しばらくゴネているとドライバー達から「ブラザー」と呼ばれている人が現れて12,000MMKと言われます。

どうやら彼がリーダーのようなので、値段交渉をしたい人は下っ端ドライバー達に「ブラザーを呼べ」と言いましょう。たかが何十円、何百円の世界ですがこの交渉が以外と楽しいですね。

そしてどうしても12,000MMKから下がらないので、このタイミングでタクシーをシェアする旨を伝えました。するとシェアするならば15,000MMKと言われます。

しかしそこから10分程雑談をしているうちに仲良くなって、結果的に1台12,000MMK(1人4,000MMK)でまとまりました。

ちなみにバスステーションにはちゃんと料金表があり、ニューバガンまで8,500MMKと書かれています。しかしブラザー曰くこれは政府のタクシーで俺たちは違うと。政府のタクシーは午前10時にならないと現れないと言います。(バス到着は朝の5時過ぎ)とにかく交渉するのが難しい相手でした。

バガンの入場料

バガンでは遺跡の維持保全のために入場料を支払う必要があります。空港やバスターミナルから宿に移動する間に、チケットチェックポイントに必ず寄るので、そこでチケットを購入する形です。これはバガンを観光する全ての旅行者に必要なチケットで、場所によってはチケットを所持しているかチェックされるので、常に持ち歩くようにしましょう。

ちなみにチケットが雨で濡れてしまうこともあるので、その場でチケットの写真を撮っておくように言われます。

料金 : 19USドル(チャットでも払えます)

ニャウンウー市内からニャウンウー空港への行き方

ニューバガン、オールドバガン、ニャウンウーのどの町からでも空港への移動手段はタクシーかトゥクトゥクになります。大きい荷物がある人は迷わずタクシーを選ぶべきですが、安さと「旅情」を求める人にはトゥクトゥクがおすすめです。

東南アジアでおなじみの3輪の乗り物ですが、風を切って疾走する感じはとても心地よいです。また屋根が付いていており、側面も必要に応じて布で覆うことができるので、雨でも利用することができます。

料金 : 4,000 MMK (約280円)
時間 : 10~15分

バガン(ニャウンウー)の移動料金まとめ

朝日ツアー

僕の到着当日は小雨だったので朝日を見に行きませんでした。念のため聞いた料金だけまとめておきます。

バスステーションでぼったくりドライバーに言われた金額なので実際はもっと安いと思います。
60,000MMK(約4,200円)

他の人のブログではその半額以下の金額が書かれていますね。
25,000MMK(約1,800円)



1日トゥクトゥクチャーター

バガン観光はタクシーやトゥクトゥク、馬車のチャーター、もしくはレンタルイーバイクがメインになります。ほとんどの人がレンタルイーバイクを使います。イーバイクの詳細は観光編にてまとめますね。

宿で予約したニャウンウー行きのトゥクトゥクドライバーが言っていた金額なのである程度相場ではないでしょうか。
20,000MMK(約1,400円)

1日イーバイクレンタル

宿の受付の人が手配してくれました。相場から比べるとかなりお買い得です。
6,000MMK(約420円)

各種トゥクトゥクでの移動料金

ニューバガンの宿~シュエズィーゴン・パゴダ(ニャウンウー)
7,000MMK(約490円)

シュエズィーゴン・パゴダ(ニャウンウー)~ニャウンウー市内
2,000MMK(約140円)

ニャウンウー市内~ニャウンウー空港
4,000MMK(約280円)

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はニャウンウーの町と空港やバスステーションまでのアクセス情報をまとめてみました。タクシーやトゥクトゥクは交渉が必要な乗り物なので面倒くさいと感じる人も多いと思います。しかし、意外とそのやりとりが思い出に残ったりするので、思い出作りと思って挑戦してみましょう!

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