ヤンゴンからバガンへの移動手段【バスと飛行機を比較】
みなさん、こんにちは!先日ミャンマーへの弾丸旅行に行ってきたGreenです。
ミャンマーは近年急速に発展しており、まさに今ホットな国となっているんです!今回はそんなミャンマーの最大都市ヤンゴンと古都バガンの間の移動手段について紹介します。僕はヤンゴンからバガンへ夜行バスで行き、バガンからヤンゴンへ飛行機で戻ってきました。
バスと飛行機の比較
まずはヤンゴンとバガンの間を結ぶ移動手段として、バスと飛行機、どちらを選ぶべきかを検討します。それぞれのメリットデメリットを比較してみましょう。
バス
メリット
・料金が安い
・夜行バスならばサンライズに間に合う
・リクライニングが快適
バスを利用する最大のメリットは料金が安いことですね。また、時間も有効に使えます。夜行バスを利用すればバガンでの日の出前に着くことができるので、すぐにサンライズツアーに出かけることができるのです。そして意外なメリットは快適な移動空間でしょう。バスは通常窮屈な移動手段ですがVIPバスならば快適な上にとても安いです。
デメリット
・所要時間
デメリットは所要時間で、約9~10時間かかります。単純な移動時間を比較したら飛行機の方が良いですが、バガン観光で重要な朝日と夕日の時間を考えると、寝ている間に移動できる夜行バスの方が都合がよかったりします。
飛行機
メリット
・時間の有効活用
飛行機の最大のメリットはやはり時間です。所要時間は1~1時間半なので観光にたくさん時間を割くことができます。
デメリット
・料金が高い
・日中のフライトしかない
やはりデメリットは料金ですが、それだけでなくフライトの時間帯もあります。日中の中途半端な時間のフライトになってしまう為、観光時間が削られてしまいます。寝ている間に移動できる夜行バスにはかないませんね。また早朝便は出発時間が早すぎて、市内から空港への移動時間(約1~2時間)を考えるととても大変です。またミャンマー入国後にそのまま移動しようと思っても乗り継ぎ時間がうまく合わないようになっているのも残念です。
VIPな夜行バス【JJ Express】
まずはヤンゴンからバガンまで、僕が利用した夜行バスでの行き方を紹介します。VIPバスなのに安価なJJ Expressという大手のバス会社を利用しました。
チケットの購入方法
チケットはインターネットでJJ Expressの公式ホームページから購入することができます。しかし一般的なインターネット上での買い物と異なり、購入の際に少し特殊な情報の入力が求められます。それはクレジットカードの「銀行情報」と「発行国」です。基本的にはクレジットカードの裏に書かれている英語表記の会社名で問題ないでしょう。僕はViewSuicaを使いましたが、前者は「UCカード」後者は「Japan」で大丈夫でした。
料金:20USドル
時間:約9時間
参考:https://www.jjexpress.net/
バスの設備
3列シート
JJ Expressでは3列シートのバスを採用しています。席の幅も広くリクライニングもかなり倒れ、なんとフットレストも座席と平行レベルまであがるので、とても快適な眠りが確保できます。
まるで飛行機のような設備
また各座席に液晶がついており映画を見ることができます。言語は英語とミャンマー語のみです。
充電もOK
もちろんコンセントも設置されているので、スマホの充電が切れる心配もありませんね。そしてコンセントはどこの国のプラグ形状でも差込めるようになっています。
車内サービス
車内サービスも充実しておりドライバー以外に乗務員が1人おり、飲物や軽食を提供してくれます。夜行バスなので、睡眠をとりたいところですが、しっかりと食事もコーヒーも提供されます。
サービスエリアで途中休憩
この夜行バスは深夜に休憩が入ります。20時にヤンゴンのバスステーションを出発したバスは、車内がすっかり睡眠モードに入っている22時にサービスエリアに立ち寄りました。「76MILE」と言う名前のサービスエリアにて30分の休憩です。
ここでは眠っている人も全員起こされ、強制的にバスの外に出されます。おそらくここのおみやげ物屋やレストランと提携しており、乗客全員がここに立ちようるよう契約しているのでしょう…。実際バスにはトイレが付いていないので、トイレ休憩としてはありがたいですが、真夜中に食事をとる人もいないので、乗客は皆その辺に座り込んで、ただただ時間が過ぎるのを待っていました。
事前に調べた情報によると明け方の3時にも休憩があるようでしたが、僕があまりに深い眠りについていたからか、全然気が付かず、次に目覚めたのはバガン到着時でした。
飛行機【Air KBZ】
続いては飛行機にてバガンからヤンゴンへ移動した時の情報です。バガンの市内から空港への移動はこちらの記事を参照してください。
バガン空港は正しくはニャウンウー空港と言います。とても小さく飛行機の便数も少ないので、出発の1時間半~2時間前に到着すれば充分です。僕は一応2時間半前に着きましたが、ヨーロピアンが数人いただけで、チャックインオフィスはおろか、おみやげ物屋も閉まっていました。
料金:92USドル
時間:約2時間
参考:https://airkbz.com/
ニャウンウー空港の施設
ニャウンウー空港(バガン空港)はとてもシンプルで、arrivalゲートが1つ、departureゲートが2つしかありません。
おみやげ屋さん
おみやげ屋が3つほどありますが出発の2時間前にならないと開きません。小さな空港ですが安物が置いてあるわけではなく、しっかりと観光客用の価格設定になっています。
カフェ
カフェもありますが、こちらは出発の2時間半前から営業していました。逆にカフェしか開いていないので、早く空港に到着してもやることはありません。
両替所
両替所は最後まで閉まったままでしたが、もしかすると出発便ではなく、到着便に合わせて開くのかもしれません。
ATM
ATMはちゃんとあります。海外キャッシング機能を有効にしたクレジットカードがあれば問題なく現地通貨を引き出すことができます。
手荷物検査後
待合室
手荷物検査を抜けると何もない待合室で待機することになります。そこは巨大な空間に椅子や消えているテレビがあり、あとはトイレしかありません。売店も何もないので、早めに手荷物検査を終えるとただひたすら待つだけになります。飲食を希望する方は手荷物検査前に済ませるようにしましょう。
徒歩で搭乗
搭乗時間になると通常通りチケットの確認をした後、なんと徒歩で飛行機まで歩いていきます。田舎の空港ならではですね。エンジン周囲に囲いもなく、列を離れて記念撮影をしていても特に怒られません。これぐらいが平和で楽しいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はヤンゴンとバガンの移動情報をまとめました。バスと飛行機どちらもメリットデメリットがあるので、自分の旅行計画にあった移動手段を選んでみましょう。
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