戦争により失われたキエフの日常【昔のウクライナ】

36ヵ国目 ウクライナ

キエフの人々の生活

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

今回も引き続きウクライナ編です。
ニュースでは伝えきれないであろう、旅人目線で僕が実際に見てきたキエフを書いていきます。

2017年当時の何気ないキエフ市内の様子を紹介していきます。

キエフの街の様子

キエフは西欧の国とは全然雰囲気の異なる街になっています。
東欧の国と似た雰囲気がありますが、ところどころでソ連の名残も感じます。

装飾された売店

街の中心には小さな売店がたくさんあります。
この売店は小さな窓のみでやり取りができ、ほしい商品を支持して店員に取ってもらうという仕組みです。

ロシアでも見かけた仕組みですが、見た目はかわいらしく装飾されており、アールヌーボーのような雰囲気があります。

キエフ市内の公園

キエフ市内には公園もたくさんあります。
どこの公園にもベンチがたくさんあるので、公園で日向ぼっこをする市民がたくさんいました。

早く日向ぼっこできる日が来てほしいですね。

キエフの人の様子

路上マーケットのおばちゃん達

キエフには深夜バスで到着しましたが、最初に見た光景がバスターミナルの目の前で開かれていた路上マーケットです。

おばちゃん達がそれぞれの商品を持ち寄って道端で商売をしていました。

ローカル感があってとても賑やかで、いい雰囲気でしたね。

真善忍をやってる人

キエフの中心に行くと、いろんなイベントが行われています。

集団で瞑想して気功の練習をしている人達がおり、ヨーロピアンと気功や漢字という組み合わせが不思議な感じですね。

イベントで整列する男性

また別な場所では男性が一列に並んで何やら叫んでいます。

なんのイベントかはわかりませんでしたが、皆自由で楽しそうでした。

趣味や表現が規制されない、平和な世界の象徴でしたね。

首都キエフの建築

豪華な建築

続いてはキエフの建築をまとめていきます。

街の中心は基本的に階高の高い巨大な建築が占めており、ロシアのウラジオストクにそっくりの雰囲気です。

雰囲気はヨーロッパ

建築の表面には基本的に装飾がたくさんあり、ゴテゴテした美しい建築が多く、まさにヨーロッパという雰囲気が出ていました。

キエフのタワマン?

郊外に行くと、一転して貧しい庶民的な建築がたくさんあります。

高層マンションがあるエリアでは基本的に1階に商店が入っており、ここのスーパーマーケットには僕もお世話になりました。

キエフ郊外の団地

団地エリアも以外と面白いんです。

基本的には元社会主義国らしい、のっぺらぼうな大量生産のマンションが並んでいるのですが、そこに住民の色が染み出てきています。

そう、バルコニーの雰囲気がそれぞれ異なるんです。

バルコニーをガラスを使って塞ぎ、各世帯の好きなように使っているんです。

世帯ごとに塞ぐための材料が異なるので、各世帯のオリジナリティが出ていて、のっぺらぼうとの対比がとても面白いですね!

与えられた空間を自分の好きなようにアレンジしていく。
僕は昔からこういった、住民参加型の建築が大好きです。

ベサラブスキー市場

最後は有名な市場を紹介します。

ベサラブスキー市場は1912年に造られたスタジアムのような外観の市場です。
外側には小さな飲食店が並び、地元の人がくつろいでいます。

内部は天井が高く生鮮食品や果物、電化製品まで何でもそろいます。

意外とお客さんは少なかったですが、スタジアムのような巨大空間に市場があるだけでなんとも不思議な世界になっていました。

いつかキエフを訪れる機会があれば、是非足を運んでほしい場所です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はキエフの街や建築、人の様子をまとめてみました。

当時のキエフは平和で明るい雰囲気の街でした。

一刻も早く、平和な街を取り戻せることを切に願います。

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