英語上達の近道は二ヵ国留学
皆さん、こんにちは!
外資系企業に勤める旅人Greenです。
今回からは僕が実際に経験してきた二ヵ国留学についてまとめていきたいと思います。僕の場合はフィリピンで学んでからオーストラリアに行ったのでその流れでまとめていこうと思います。
少し厳しめに、本気で英語を学びたい人におすすめの方法ですよ!
二ヵ国留学とは
近年定着しつつある二ヵ国留学とはどのようなものなのか…。
二ヵ国留学は物価の安い英語圏(特にフィリピン)で基礎を学び、その後英語の本場(オーストラリア、カナダ、アメリカなど)で本格的な英語を学ぶ方法です。
ではなぜわざわざそのような方法をとるのか…。
最初から欧米諸国に行けばよいのではないか…。
日本の英語教育
この二ヵ国留学が人気な理由は、日本の英語教育方針に影響されていると言われています。
日本の英語教育では、ReadingやWritingに力をいれています。
そのため、実際の日常会話で使うSpeakingやListeningを苦手とする人が多くなってしまいました。
また、国民の性格的にシャイな人が多いこともSpeakingが伸びない理由と言われています。
そのため物価の安い国ならではのマンツーマン授業でSpeakingに特化できる二ヵ国留学が人気となっています。
フィリピンでの二ヵ国留学のメリット
マンツーマン授業で効率よく
続いて二ヵ国留学のメリットをまとめてみたいと思います。
メリットは何と言っても、マンツーマン授業でしょう!
フィリピンはアジアに位置しながら母国語が英語の国です。マンツーマンで逐一指摘を受けながら話していれば、どんな人でも、嫌でもSpeaking能力が伸びます!
授業料や滞在費が安い
続いてのメリットは、とても安いことです!
フィリピンの語学学校は基本的に全寮制なので、マンツーマンの授業だけでなく、寮や食事もセットの金額になっています。
もちろん金額はピンキリですが、1ヵ月10~15万円の学校がたくさんあります。
スパルタ教育で嫌でも伸びる
そして極めつけは、スパルタ教育です!
学校の教育方針や立地場所次第では、リゾート感覚で学べるところもあれば、スパルタ教育を実施している学校もあります。
僕はどうしても英語を喋れるようになりたかったので、厳しめのスパルタ教育の学校にしました。朝から晩まで嫌でも英語漬けになりました…。
フィリピンでの二ヵ国留学のデメリット
環境や治安
続いてはデメリットです。
フィリピンは東南アジアにあり決して裕福な国ではないので、治安の心配があります。
首都マニラは特に治安が悪く、トラブルに巻き込まれることも多いようです。しかし、地方やセブ島などの観光地、そして僕が実際に滞在した、特別区では治安が保たれており、日本よりも安全なのではないかとすら感じます。
特別区についてはまた別記事にて説明します。
英語上級者には向かない
もう1つのデメリットは英語上級者には向いていないことです。
マンツーマン授業ではとにかく先生と会話の練習をします。そのためすでに英会話を難なくこなせる人にとっては退屈な授業になるでしょう。
英語上級者はTOEICクラスやビジネス英会話クラスなどを受講するか、本場のオーストラリアやカナダ、アメリカに渡り働きながら英語を学ぶ方が良いと思います。
おすすめの勉強上達方法
続いて、二ヵ国留学を有効に利用するために、効率のいい勉強方法を紹介します。
Step1.単語を覚える【日本】
どの語学にも言えることですが、単語がすべてです。最悪文章が作れなくても、単語を並べるだけで会話することができます。
また、フィリピンに渡ってからは喋ることや、言い回しを覚える為に時間を使いたいので、日本にいる間に単語を覚えておきましょう。
おすすめの教材はまた別記事にて紹介します。
Step2.Speakingの練習【フィリピン】
フィリピンに渡ってからはひたすら英会話をしましょう。
新しい単語や言い回しを積極的に使い、1文喋るたびに先生に止めてもらい、正しい文法で話せるよう訓練します。
そして1人の時はひたすらShadowing(シャドーイング)に励みましょう。これが効果抜群なんです!
詳しい勉強方法もまた別記事でまとめます。
Step3.実戦練習【オーストラリアやカナダ】
日常会話がこなせるようになったら、英語の本場へ行きましょう。
本場の語学学校ではグループ授業になるので、友人と会話したり、アルバイトをして働きながら学ぶのが上達への近道です。
Step4.現地企業で働きながら学ぶ
最終段階として現地企業で働いてみることをおすすめします。
語学留学やワーホリでも、契約社員として雇ってくれる会社はあるので、アルバイトではなく、責任のある仕事に就いてみましょう。
いやでもプレッシャーがかかることで英語が上達していきます!
二ヵ国留学による実際の成果
英語初心者の一般人の場合【成績が5段階中3】
最後に僕の実際の成果をまとめておきます。
僕の場合は平均的な理系の大学を卒業し、中学高校意外で英語を学んでいない状態でした。
そして英語や国語が苦手で平均以下の成績を取るほどの典型的な理系人間でした。
その僕がサラリーマンを5年経験してから二ヵ国留学した場合の話です。
1番下のクラスからスタート【beginner】
フィリピンに4ヵ月滞在し、簡単な日常会話はできるようになりました。
もちろん入学当初は一番下のレベルからスタートしています。
4ヵ月で生活できる程度の英語力【Intermediate】
そのままオーストラリアに渡りここでも3ヵ月間語学学校に通い、入学時の英語レベルは5段階中で3段階目のIntermediateでした。
ここでは特に発音是正コースに力をいれ、大きな効果を得られました。
また、オーストラリアに到着した当初からアルバイトを開始できる英語力があり(フィリピン留学のおかげ)、日本食レストランでウェイターをしていました。
英語が母国語でない国の人々と生活できる【雑談が可能】
その後は現地企業の農場にて季節労働をしていました。英語が母国語ではない外国人と仕事や生活ができるレベルです。
ヨーロッパやアジア、南米の人と会話ができるようになります。
英語を使って現地企業で働く【ネイティブの人となんとか会話できる】
その後現地企業のゲストハウスに勤務し、レセプションを任されました。
ネイティブのお客さんや業者とのやりとりもありますが、完璧ではなくなんとか通じるレベルの英語力でした。
救急車の対応をするなど命にかかわることもあったので、いやでも英語力が伸びていきます。
英語を話せる人間へ【外資企業の面接に受かる】
その後は1年間、世界一周の旅にでており、日常会話でしか英語を使わなくなりました。その為徐々に英語力は落ちていくという状態です。
帰国後は外資企業に就職し今に至ります。英語面接にギリギリ通ることができるレベルの英語力です。結構ギリギリアウトぐらいだと思いますが…。
しかし、日常会話程度の英語力はいまだに維持しています。
実績の総括
ざっとまとめるとこんな感じです。まるで履歴書のようになってしまいましたが…。
僕は比較的まじめな性格ですが、一度勉強をしなくなると、長いことブランクができてしまうタイプです。
本気で勉強できる人は、もっともっと伸びるので、現地で正社員として働くレベルに達する人もいるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。二ヵ国留学は「英語初心者が外資系企業に就職できる程度の英語力」を与えてくれました。
これが事実です。
皆さんも自分の目標や人生を考えながら、二ヵ国留学に挑んでみましょう!
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