格安フィリピン留学で英語を効率よく学ぶ旅へ【準備~旅立ち】

フィリピン【語学留学】

フィリピン語学留学への準備編

皆さんこんにちは、フィリピンへの二ヵ国留学を経験した旅人Greenです!

前回の記事にて実際に通っていた語学学校を紹介したので、今回は語学学校に入学するまでの準備や流れをまとめたいと思います。

この記事の後半では実際に現地入りした際のトラブルも詳細に書いておきます。

留学エージェント

フィリピン留学を進める場合は留学エージェントのサービスを利用するのが最も簡単です。
もちろん無料から有料まで色々なサービスがありますが、無料のサービスで十分でしょう。

留学エージェントのサービス

無料の留学エージェントでも語学学校の紹介からビザ発行のやり方まで色々とサポートしてもらえます。特に海外初心者本気で英語を学びたい人エージェントを使うべきですね。

留学ドットコム

僕の場合は留学ドットコムというエージェントを利用しました。
ここでは二ヵ国留学を強くサポートしているので、フィリピン留学の後、オーストラリアやカナダでも現地オフィスの日本人により手厚いサービスを提供してくれます。

ちなみに僕は留学ドットコムの回し者ではないですよ…
他のエージェントを利用するのも良いと思います!

フィリピンへ語学留学するために必要な準備

フィリピンへ語学留学では通常の海外旅行とは異なる準備が必要です。そこでフィリピンへ語学留学ならではの準備を紹介します。

学生ビザ

フィリピンでの短期留学(30日以内)の場合は観光ビザで問題なく入国できます。
しかし、1ヵ月以上の中~長期留学の場合は留学用の学生ビザを取得する必要があります。

ビザ取得の手続きは慣れていないと戸惑うと思うので、留学エージェントに手続き方法を聞き、自分で申請してみましょう!
自分で申請すること自体めんどくさいという人は、有料でエージェントにお願いすることもできます。

捨てチケット

続いては捨てチケットについてです。
中々聞きなれない言葉だと思いますが、旅人の間では慣れ親しんだ言葉です。

捨てチケットとは、言葉の通り捨ててしまうチケットのことで、「出国チケットが必要な国」に入国する際に使われます。

実は片道航空券で入国する際、国によっては不法滞在する可能性を疑われてしまうのです。
そこで往復の航空券「第三国に出国するチケット」が必要になります。

捨てチケットはその国を出国するものならば何でもよいです。今回のフィリピンの場合は島国なので、必然的に航空券になりますが、南米を旅行する時は隣国に出国するバスのチケットで大丈夫でした。

最も損をしない捨てチケットは、格安航空券ではなく無料でキャンセルができる、「正規航空券」を購入することです。

しかし正規航空券は何十万円もするので中々手が出しにくいですね。またキャンセル無料だとしても手続きをするのが面倒な点もデメリットですね。

そこで僕の場合は「LCCの航空券」を購入することにしました。
当時のセブパシフィックだとフィリピンから香港に向かう航空券が1000~2000円で購入できました。これならば損失を小さく抑えられますね。

ちなみに第三国へ出国する捨てチケットですが、国によっては飛行機に乗る際のチェックイン時に提示を求められるので、事前に準備しておく必要があります。

空港到着

入国検査

ここからは実際に僕が体験したトラブルをまとめていきます。

まず無事フィリピンの空港に到着したら、入国に向けて進みます。入国のチェックでは、入国目的を聞かれ、ビザ第三国に出国するチケットの提示を求められます。

ドライバーと落ち合えない

無事入国できたらピックアップに来ている現地のドライバーを探します。

僕の通っていた語学学校では2週間に1回、日曜日にまとめて複数の学生が入学します。しかし僕はスケジュールの都合上誰とも時期が合わずに入国することになっていました。

したがって英語も何もわからないまま、ピックアップに来ている現地のドライバーと落ち合う必要があります。

が…
それがそう簡単にはいかないんです…

ドライバーと落ち合えずテンパる

事前の情報では僕の到着機に合わせてドライバーが僕の名前を持ったカードを持って待っているはずでした。

実際にピックアップ場所にはその他の学校のドライバーがカードを持って立っています。

しかし、僕が乗っていた飛行機が遅延したためかドライバーを発見することができません…。

誰も知らない、日本人もいない、この空港でいきなり迷子になってしまいました。

ではどうすればよいのか…

公衆電話を使ってみる

とりあえず一度冷静になった僕は自分の学校名を連呼しながらいろんな人に話しかけてみました。

もちろんまだ英語を話せないので「You “HELP_english_school(留学する学校)” driver ?」を繰り返します。

しかしそれでも見つかりません。

次に直接学校に電話するという手段をとってみました。
たまたま前回の旅行の際に友人にもらった小銭が8ペソ分ありました。
(1ペソ=約2.3円)

近くにある公衆電話に入れてみたのですが何度入れても出てきてしまいます。
他の公衆電話も同じです…
すべての公衆電話が壊れているのか!?
こんなことならば公衆電話の使い方を覚えておけばよかった…。

フィリピンの公衆電話は特殊

隣では普通に公衆電話を使うフィリピン人がいます。どうやって使うのかジャスチャーで聞いてみることにしました。

すると特殊なルールが判明しました。
公衆電話から携帯電話に掛ける場合は10ペソ必要だとのことです…。

学校の電話は固定電話ですが、日本人のスタッフと連絡をとる為には携帯電話に掛ける必要があるのです。

小銭意外にも50ペソを持っていましたが、公衆電話ではコインしか使えず、近くに両替する場所もありません

僕が困っていると、そのおじさんが持っている小銭をすべてくれました
あまりのやさしさについ泣いてしまいそうでした。
フィリピン人、めっちゃいい人です!

小銭だけで14ペソになった僕は早速電話をかけてみます。

…。
が、繋がらず…。
…。

おじさんにも理由がわからないそう…。
流石にお手上げ状態になった僕は遂に本気でテンパり始めます。

警備員に電話を借りる

見かねたおじさんは近くにいる空港警備員に何やら話し、その空港警備員の携帯電話で学校へ電話してくれました。

おじさんが何から何まで面倒をみてくれて、本当に助かりました。
一気にフィリピン人を好きになりましたね。

その後警備員の携帯電話を利用し、学校のスタッフと連絡をとり、何とかドライバーと落ち合うことができました。

もちろん警備員はチップを要求してきます。
円をくれと言われましたが、日本円も1万円札しかもっていません…。

こちらも感謝を伝えたいのですが、50ペソを見せ本当にこれしかないと言う旨を片言の英単語で伝えると、苦笑いをしながら受け取ってくれました。

おじさんにも警備員にも大変助けられました…。

夜の学校へ到着したが…

両替出来ず、外出できず

学校に着いてからもちょっとしたトラブルは続きます。

21時に到着したのですが、僕の学校はスパルタ教育なので日曜の21時以降は外出ができません。

まだ入学したわけではないですが、学校の門が閉じられてしまうので、僕も外出はできません…。
そしてフィリピンのお金も14ペソしかありません…。

夕飯無し

売店でも何も買えず…。
日本人スタッフがくれたお菓子を食べとりあえず初日の夜を過ごすことになりました。

水はあるがコップなし

また学校内にはミネラルウォーターのサーバーがあるのですが、もちろんコップも持っていないので、何から何までスタッフに借ります…。

…。
この日は人のやさしさを存分に感じた1日になりました。

ちなみにフィリピンの水道水は飲むことができないので気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
フィリピン留学への準備のイメージがつかめましたよね?
旅も留学もトラブルはつきものなので、冷静になって「良い人」に助けてもらうようにしましょう。
どこの国でも、日本と敵対している国でも、国民は皆優しいですよ!

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