フィリピン留学体験談
皆さんこんにちは!
フィリピン留学から世界一周に出た旅人Greenです。
しばらく時間が空いてしまいましたが、引き続きフィリピン留学編を進めていきます。
前回はレベル分けテストやオリエンテーションについて紹介したので、今回は授業の環境や内容を書いていこうと思います。
語学学校での授業形式
まずは僕が学んだHELPenglishクラーク校での授業形式を紹介していきます。この学校では大きく以下のような種類の授業に別れていました。
マンツーマン授業
マンツーマン授業は、文字通り先生と生徒の1対1で授業を行います。フィリピン留学する1番の目的はこのマンツーマン授業ですね。
グループ授業
グループ授業は先生1人に対して、4人の生徒で行います。複数人で行うので会話やディベートの練習など、より生きた英語の勉強ができます。
スペシャル授業
スペシャル授業は各自が好きな授業を選択することができます。10~20人程の人数が主流で、チーム分けをして話し合い、代表者がプレゼンするなど、本格的な英語の授業を受けることができます。
リスニング・シャドーイング授業
リスニング・シャドーイング授業は朝食前に行う30分授業で、学生時代の部活の朝練のような感覚です。
僕の学校ではこれらがメインの授業になっていました。それではそれぞれの授業の詳細を書いていきたいと思います。
マンツーマン授業【1対1】
まずはフィリピン留学の醍醐味マンツーマン授業を紹介していきます。
授業と教室
授業の教室がある1階は真ん中に長さ30m程の廊下があり、その両隣に15帖程の教室が設けられています。
マンツーマン授業ではその教室をさらに細かく区切っており、約2帖程のブースが各先生に与えられています。
生徒は時間割毎に各先生のブースに行って授業を受ける形になります。
授業ブース
授業ブースは机とイス、そしてホワイトボードのみと言うとてもシンプルなものです。
しかし、各先生事に色がでていて、生徒との写真がたくさん飾られているブースもあれば、授業で使うプリントが壁一面に貼られているブースもあります。
授業毎ににブースを移動するので、毎回フレッシュな気持ちで授業に入ることができます。
Speaking
どのような授業をするかは生徒がそれぞれ提案できますが、基本的にSpeakingの授業をする人がほとんどです。
Speakingの授業ではテキストを元にシチュエーションをつくって会話をする方法や、何かトピックを持って行って、それについて話すこともあります。
最初はほとんど何も話せないので、単語をひたすら並べて文章にします。
先生によっては間違った文章を話すと、一旦その場で会話を区切り丁寧に直してくれます。
また、間違った文章だけメモを取り正しい英語を書き込んでくれる先生もいます。
どちらがやりやすいかは人それぞれでしょう。
重要なことはただ授業を受けるのではなく、新しく覚えた言い回しや単語を積極的に使うことです。
英語は覚えるだけではなく、実際に「話す」か「書く」かしてアウトプットしなければ身に着かないので、覚えたことをどんどん使っていきましょう。
Listening
マンツーマン授業をListeningに使うこともできます。しかしこの場合は一緒に映画を見たり、音源を聞いて授業をするので、自習でもなんとかできる内容です。
僕の時は先生が英語の字幕が入った映画やドラマデータをくれました。そのデータさえあれば、1人でノートパソコンでいつでも勉強できます。
おすすめはModernFamilyというアメリカのドラマです。
使われている英語表現が比較的優しく、なによりも現代の英語を使っています。口語的な表現はとても役に立ち、僕はいまだにその表現を使いまわしています。
そしてどうしても伝えておきたいのが、映画やドラマは自分がどれだけ成長したかのものさしに使えることです。
入学当初は1つの文章に対して2~3個の単語しか聞き取れなかったのに、卒業する時には5割以上は確実に聞き取れるようになります。
そう、簡単な言い回しのはずですが、最初は聞き取れないんです。
それが理解できるようになってくると成長を実感でき、やる気も出てくるので同じ映画やドラマを何回も見るようにしましょう!
グループ授業【1対4】
グループ授業で対話やディベートの練習が多かったです。
同じくらいのレベルの生徒で組まれるので、どこで悩んでいるのかも共有でき、とても成長する時間になります。
また、基本的にはマンツーマン授業の学校なので、このグループクラスのおかげでたくさんの友達ができるようになります。
日本人だけで固まってしまうと、つい日本語が出てしまうこともあるので、韓国人の友達ができると英語も伸びます。
アメリカやヨーロッパだと会話のリズムやテンションが日本人とは異なる為、慣れるのに時間がかかります。
韓国に限らずアジア圏の人とはとても話しやすいので、英語初心者のうちはアジア圏の人と会話することで、物怖じすることもなく成長できると思います。
スペシャル授業【1対20】
スペシャル授業は様々なものがあります。
僕の時は何もわからずいきなりディベートのクラスに参加してしまい、何もわからない中、とにかく話せと言われました…。
その時のテーマが人工中絶を認めるかどうかという内容だったので、日本語でも扱うのが難しい内容でした。
韓国人はクリスチャンの人が多いので、このテーマになると熱くなる人が多かったですね。
他にもイディオムを学ぶクラスが印象深かったです。
イディオムとは慣用句のことで、平たく言えば決まり文句のようなものです。
例えば…
It’s raining cats and dogs.
を訳そうとすると「猫と犬のように雨が降る?」となりますが、これは「土砂降りの雨」と解釈します。
このように英語には直訳ではどうにもできない言い回しがたくさんあるので、この辺を勉強しておくと英語の映画やドラマも見やすくなります。
リスニングとシャドーイング授業
毎朝7時からリスニングとシャドーイングの授業があります。
リスニングのテープが流れ、手元に配られる資料を見ながらシャドーイングをします。
シャドーイングとは音声の英語を聞きながら、ワンテンポ遅れて復唱する方法です。
うまく聞き取れていないと発音できないので、とても難しいですが、間違いなくリスニング力が成長します。
当日のすべての授業が終わるまでに、シャドーイングのチェックがあるので、空き時間はシャドーイングの練習に費やすことになります。
毎日あるとストレスを感じますが、とても成長するので、この学校の良いところですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はフィリピンの語学学校での授業の様子を紹介しました。
とにかく英語力を成長させることにフォーカスしている学校だったので、多少のきつさはありますが、日本人には向いている環境と言えますね。
本気で英語を勉強したい方は是非フィリピン留学に行ってみましょう!
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