フィリピン留学での体験談!どれぐらいのペースで英語が伸びるのか【成長過程】

フィリピン【語学留学】

フィリピン留学で英語初心者がどこまで成長するのか?

皆さんこんにちは!
語学留学を経て世界一周した旅人Greenです。

今回はフィリピン留学でどれくらい英語力が伸びるのかを、僕の実体験を元に具体的に紹介しようと思います。英語初心者がある程度真面目に勉強した場合の赤裸々な成長記です。

英語初心者のレベル

まずは当時の僕の英語力ですが、はっきり言って英語のド素人です。

中学高校の英語授業しか受けたことがなく、英会話に通ったこともありませんでした。
おまけに文章や暗鬼が苦手な、理系の人間です…。

語学留学の初日に受けるレベル分けテストでは「I like soccer」ぐらいしか言えず1番下のクラスからスタートしています。

四苦八苦の英語授業

以前の記事でも書きましたが、留学初日から授業に苦戦していました。英語がわからないのに英語で英語を教わるので、もはや何が何だかわからない状態です。

先生の言っていることがわからないので、聞き返してゆっくり話してもらいますが、それでも単語の意味がわからないので、結局辞書で調べることになります。

留学に来る前に単語だけはマスターしておくべきだと痛感しました。

考えて話してはいけない

最初の1週間はとにかく頭で文章を組み立てて話していました。しかしそれでは1文章話すのにとてつもない時間がかかります。

どの先生からも同じ助言があり、英語初心者のうちは考える必要はないとのこと。間違えてもいいから、単語を並べてとにかく発声することが大事と教わりました。

実際に日本人よりも英語を話せる人が多い韓国人は、正しい文章ではないが意味は通じる英語を話していました。

例えば

I have his pen.

と話すのではなく

I have he pen.

と言った感じで主格や所有格を正しく伝えていない人もいました。

しかしそれでいいのです。
「彼」「ペン」さえ伝われば意思の疎通ができるので、「綺麗な文章をつくろうとせずとにかく単語を並べる」これが英語初心者のうちにやるべき勉強法ですね。

とっさに英語が出てくるようになる

1ヵ月程経つと、考えずに英語が出てくるようになります。といっても簡単な文書のみで5単語ぐらいが限界です。

What are you doing ?

When do you go ?

Where do you go ?

この辺の疑問詞を使った文章が簡単に出てくるようになります。
ただし、過去形や疑問文をつくるときは、まだまだとっさに出てきません。
とっさに疑問を投げかける時は

Do you like soccer ?

ではなく

You like soccer ?

になってしまいます。まぁ意味は通じるので意思の疎通はとれますが。

話し方の形が身に着くようになる

1ヵ月半もすると決まった形の組み合わせを使いこなせるようになります。

I feel 〇〇〇

I think 〇〇〇

I want to 〇〇〇

自分の感情を伝えることができるようになるだけで、英語での会話が楽しくなり、勉強をもっとしたいという気持ちになります。
また、受け答えも短い文章で出来るようになります。

I think so.

たった3語ですが、これがすっと出てくるだけでスムーズな意思の疎通ができますね。

英語力に波がでてくる

2ヵ月が経つとある程度簡単な会話ができるようになります。
しかし、英語を話せる時と、全然話せない時があることに気が付くようになります。

先生の訛り具合による相性もありますが、自分の体調次第ではいつも話せている内容ですら、とっさに出てこなくなります。

また、日常会話はできるのに、テーマのある内容や、何かを説明しようとすると、突然話せなくなります。

やはり何かを説明するにはそれなりに使う言い回しが増えるので、日常会話以上の英語力が必要になるということを実感できます。

そしてこの辺りから成長の鈍化も感じ始めます。

勉強方法の工夫

3ヵ月が経つ頃には留学生活に少しの飽きと慣れが来ます。

同じような授業や自習、生活も特に変わらず、ひたすら引きこもって勉強する日々です。人間だれでも飽きがきてしまいます。
そんな時はちょっとした工夫をするとよいですね。

僕の場合は英語を使って逆に日本語を先生に教えるということもしていました。説明をしなければならないので、いい英語の勉強になります。

おすすめの自習方法

僕のいた学校では授業以外に自習することが習慣になっており、休日でも多くの生徒が学校に残り勉強をしています。
そこで実際に僕がやっていた、おすすめの自習方法をまとめたいと思います。

英単語を覚える

まずはすべての基礎となる英単語です。
少ない英単語だけでもこちらから話すことはできますが、聞く時は英単語を知らないとほとんど理解できません

知らない単語があると、別の単語との聞き間違えが起こり、理解できないどころか、間違った理解をしてしまう恐れがあります。

基本的には留学に出る前に英単語をある程度マスターするべきですが、僕の場合は覚えきれていなかったので、留学最初の頃はひたすら英単語をやっていました。

そんな僕がおすすめする英単語の本は「Duo3.0」です。

英語を勉強している人の間では有名な本です。
この本は必要な単語をまとめて文章にして覚えることができるので、単語の意味だけでなく、使い方やちょっとした文法も覚えられるので、とってもおすすめです!

Speakingの練習

続いて英語が自然と喋れるようになる練習です。

その名も「瞬間英作文」です。

この本の使い方ですが、日本文が書いてあり、それを誰かに口頭で読んでもらい、それをその場で瞬時に英語化して話すというものです。

これにより日本語を英語に変換する能力だけでなく、「最初っから英語で考える能力」が身に着きます。

留学始めのうちは話したい内容を一度日本語で考えて、そのあと英語に変換して話していました。
しかし、これが初心者の陥りやすい英語の罠なんです。

「英語は英語で覚えておかなければならないんです!」

例えば

私はリンゴを食べる。

I eat an apple.

と考えるのではなく、

Iappleeatする

と言うように「私」「食べる」「リンゴ」をいう日本語名を忘れる必要があります。

リンゴはリンゴではないんです。赤いリンゴのような果物を見たらそれはリンゴではなくappleだと認識するようにする必要があるんです。

そうすればリンゴは英語でなんて言うんだっけ?
という変換する時間がなくなります。学校ではこれを英語脳になっている状態と呼んでいました。

フィリピン留学の結果

4ヵ月間の留学を終える時には日常会話ができるようになり、そのまま卒業と同時にオーストラリアに渡りました。

ホームステイ先での家族と英語で会話ができ、オーストラリアの語学学校ではIntermediateレベル(5段階中の3)から始めることができます。

もちろん人によってはUpper intermediate(5段階中の4)から始めることができるでしょう。

少なからず言えることは、日本人が考える「英語を話せる人」になっているということです。

さらなるレベルアップ

ちなみに僕のゴールは英語を使って働くことだったので、

この後にオーストラリアで3ヵ月英語を学び
英語を使ったアルバイトを経験し、
英語を使って現地企業の契約社員になるとこまでは達成することができました。

現在は日本にある外資系の企業に勤めていますが、日本に住んでいるだけで英語力はどんどん落ちていきます…。

これからは新たにゴールを設けて、英語を再勉強しようと考えています。

人生100年時代です。英語の勉強は何歳からはじめても遅いことはありません。

仕事の片手間で英語の基礎を勉強し、いつか留学し本場の英語を学んでみましょう。

外国人と意思の疎通がとれるだけ人生豊かになりますし、海外旅行がより一層楽しくなります。
これだけは間違いありませんね!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はフィリピン留学時の実体験をまとめてみました。この記事を読んで、少しでも多くの人が英語に興味を持ってもらえれば幸いです。

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