トドラ渓谷
マラケシュを後にした僕は
ティネリールと言う町に来ました。
ここはトドラ渓谷という渓谷近くにある町で
僕は実際に渓谷近くの村に滞在していました。
アーモンドの花
僕の訪れた時はちょうどアーモンドの花が満開の時期で、
赤土色の渓谷は白く可愛い花であふれていました。
写真の通りアーモンドの花は
日本の桜にそっくりです。
この花びらが散り
緑のつぼみが茶色くなれば
アーモンドになるようです。
静かな村
村の周辺
村の構成としては
渓谷に流れる川に沿って
道路が走っており、
この道の両隣に建物が並んでいます。
また道路を外れて奥に進むと
川辺まででれますが、
いかんせん村ですので、
川を渡る橋も手作り感いっぱいです。
もちろん増水した時は渡ることができません。
ここでは大雨が降ると
水を吸収する木々がないため
鉄砲水が起こるようです。
そして、道路まで水が来て
寸断されてしまうとのこと。
カスバ
村の近くにはカスバがあります。
カスバとは要塞エリアのことで、
廃墟となっているが多くが残されています。
夕日のカスバは渓谷と共に真っ赤に染まり
とても幻想的な世界を作り出します。
そんな中、
日に5回あるコーランの放送が流れてきます。
土の世界とコーラン。
自分が今、
イスラム圏にいることを強く感じました。
のどかな動物たち
村周辺を散策していると
動物の声をよく耳にします。
まずたくさんいるのが猫。
モロッコでは猫が良く餌付けされていて、
人に対して怖がるどころか、
向こうから寄ってきます。
また、多くの家で羊や山羊を買っていて、
道を歩いているだけでそこかしこから鳴き声が聞こえてきます。
さて、次回は村の近くにある少し大きな町、
ティネリールについて書こうと思います。
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