世界遺産マラケシュのおすすめ観光スポット【バヒア宮殿】

17ヵ国目 モロッコ

モロッコのアルハンブラ宮殿

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

今回からはモロッコ編に入ります。
まずはモロッコのアルハンブラ宮殿と言われるほど豪華で美しい、バヒア宮殿を紹介します。

バヒア宮殿とは

バヒア宮殿はアラウィー朝の宰相の宮殿で、4人の妃とその側近達の部屋があります。

天井、壁、柱、ありとあらゆる場所に細かく美しい彫刻が施され、19世紀中頃に建築されました。

イスラム世界の文化や芸術がギュッと詰まったおすすめの観光スポットですね。

バヒア宮殿への行き方

バヒア宮殿はマラケシュの旧市街にあり、フナ広場からは徒歩15分程の場所に位置しています。

マラケシュの旧市街は迷路のようになっていますが、上の地図を見ながら進めばそんなに迷わないでしょう。

バヒア宮殿の情報

バヒア宮殿は団体の観光客も訪れます。
日中は観光客が多く落ち着いて見学できないので、朝早い時間に見学することをおすすめします。

入場料金:70DH
営業時間:8:00~17:00
住所:Avenue Imam El Ghazali, Marrakech
公式URL:https://bahia-palace.com/86-times-prices.html

植物が生い茂る前庭エリア

それでは早速バヒア宮殿を見ていきましょう。

ゲートをくぐるとまずは回廊に囲われた前庭空間が現れます。
豊かな植物噴水が砂漠の地であることを忘れさせてくれます。

回廊の彫刻

回廊には細かく繊細な彫刻が施されています。

着色されておらず単色なので、様々な模様や細さなど細部までじっくり見れば見るほどレベルの高さを感じます。

カラフルな天井

柱や梁、天井にもカラフルなモザイク画が広がります。

逆にこちらは細かさだけでなく、色の鮮やかさなど全体を楽しむことができますね。

噴水周りのタイル

噴水の周りには細かなタイルが敷き詰められ、幾何学模様が描かれています。

かなり小さいタイルを用いており、ものすごい時間が費やされていることを感じますね。

回廊内部空間

豪華な内部空間

回廊の内部空間にも部屋があり、床にタイルが敷かれ、入口部分にも彫刻が施されています。

天井のモザイク

そして圧巻なのがカラフルで細かい天井のモザイク画です。

ずーっと眺めていたくなる美しい天井が広がっています。

妃の部屋の中庭

続いては4人いた妃の部屋を見学します。

妃の部屋はそれぞれ中庭に面しています。

前庭とは異なり植物はありませんが、静かで落ち着いた印象を受けます。

妃の部屋

妃の部屋は4人それぞれ造りが異なります

一夫多妻制ですが、やはり妃にもランキングがあるようで、部屋の豪華さで差が付いています。

美しい天窓

天窓にはより細かく美しい彫刻があり、自然光のおかげで美しさが際立っています。

電気が無かった時代、天窓はものすごく贅沢で価値のある設備だったということを実感しますね。

多種多様な扉

各部屋の扉はも、そして装飾もすべてが異なります

豪華な窓

窓の上部には豪華な装飾が施されています。

こんな窓辺で読書でもしたいですね。

細かい彫刻が施された壁

壁面全体に彫刻が施されている部屋もあります。

細かいだけでなく、色付けもされていました。
ただ、個人的には色が無い方が美しい気がしますが…。

アトラスシーダ

回廊や居室の天井はアトラスシーダと呼ばれる彫刻が施されています。

アトラスシーダはアトラス山地を原産地とするを使った彫刻で、この地域の伝統工芸です。
細かくて色鮮やかなのが特徴ですね。

ステンドグラス

カラフルなアクセント

ステンドグラスが設置されている部屋もありました。

色味の無い細かい彫刻に、カラフルなステンドグラスが並び、美しいアクセントになっています。

ステンドグラスは窓だけが美しいわけではありません。

窓から差し込む「光」もカラフルになるので、日の入り方により表情を変える光にも注目してみてください。

側近の中庭

最後は側近達のエリアです。
4人の妃がいた為、側近の合計も多く24人分の部屋が用意されています。

側近の部屋は少し大きな中庭に面しています。
庭がいくつもあり、さすがに宮殿と言われるだけの規模になっていますね。

巨大庭園

最後は宮殿内で最も大きい庭園にでます。

前庭よりも広い空間に木々が生い茂っています。

噴水もあり、見事に砂漠のオアシスが表現されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は豪華で美しいバヒア宮殿を紹介しました。

実物は写真では表現しきれない美しさがあるので、マラケシュを訪れる際は是非立ち寄って空間ごと体験してみてください。

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