世界一美しいウユニ塩湖の鏡張りを撮影【準備や方法】

9ヶ国目 ボリビア

ウユニ塩湖で星空の鏡張りを体験する

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

世界一美しい絶景として有名なボリビアのウユニ塩湖
死ぬまでに訪れたい鏡張りの世界ですが、特に絶景と言われる「星空の鏡張り」を撮影する為には少しコツがいります。

今回はウユニで「星空の鏡張り」を撮影するために必要な準備について書いていきます。

ウユニ塩湖とは?

ウユニ塩湖は南米ボリビアのウユニにある塩の湖です。
真っ白で平な世界が広がっており、雨が降ると一面鏡張りの世界になります。

CMでもよく使われているので、今ではとても有名な観光名所でしょう。
以前の記事に写真をまとめてあるので、どれだけ美しい世界なのか知りたい人は是非見てみてください。

鏡張りを撮影するなら雨季がベスト

12月から3月が雨季

ウユニ塩湖には基本的に水がない塩だけの白い世界が広がっています。
そこに雨が降ると薄い水たまりができ、鏡張りの世界になります。

その肝心な雨は雨季に降るので、鏡張りが見たい人は12月~3月に訪れることをおすすめします。

年末年始なら雨が降る!?

僕は1年間の世界一周という計画の中でもウユニ塩湖の鏡張りが絶対条件だったので、雨季に南米を訪れる計画にしました。
したがって定番の西回りではなく東回りで地球を一周してきました。

この作戦が大当たりで、年末に雨が降り、2017年の元旦に初日の出の鏡張りを見ることができました。

雨が降らなくても一応鏡張り?

雨を待つ覚悟と運

基本的に雨が降らないことには鏡張りは現れません。
雨が降るまでは1週間でも1カ月でも待つ覚悟が必要です。

僕は幸運にもウユニ到着後3日ぐらいで雨が降ってくれたので、も必要かもしれません。

年中水が溜まっているエリア

雨が降るまでの数日は、年中水が溜まっているというエリアに行きました。
そこは近くに丘があるところで、少しくぼんでいるから水が溜まるようです。

水たまりが深くて波紋ができる

ただし水深が深く少し風が吹くと波紋ができてしまうので、上の写真のようにあまりきれいな鏡張りは見れません。

水たまりの範囲が狭い

また水たまりの範囲が狭いので、多くの旅行者が訪れてしまい、どこを向いても人が映り込む写真を撮る羽目になります。

人を写さないようにするには水平線ではなく山をバックに撮影するしかありませんでした。

「星空の鏡張り」撮影に必要な機材

シャッタースピードを変えられるカメラ

さて、続いては機材についてです。

ウユニだけでなく星空の撮影をする為にはシャッタースピードが変更できるカメラが必要です。
真っ暗闇で撮影するのでシャッターを数十秒開けっ放しにします。

シャッタースピードが変えられらば一眼レフだけでなく、どんなカメラでも撮影できます。

三脚は必須

続いては三脚です。
数十秒シャッターが開いているので手で持っていてはブレてしまいます

普通の星空撮影ならば三脚を使わず、地面に置いて撮影することも可能ですが、ウユニは水たまりなので置くことができないです。

星空の撮影条件

周囲の明かりがない場所が必要

星空撮影には暗闇が必要です。幸いウユニは周囲に大きな街がないため、どの方角を撮影しても街の明かりが入ることはありません。

新月の日はチャンス

月が出ていると星空はうまく撮影できません。
その為新月になっている日か、月が沈んでいる時間帯に撮影する必要があります。

雨季と新月を重ねると、タイミングを合わせるのが難しいです。

標高の高い場所で撮影

標高が高くなると空気が薄くなるので、星空をきれいにくっきり撮影できます。

ウユニの標高はなんと約3,700mなんです!
もはや星を撮影するためにウユニが存在するのかと思ってしまいますね。

日の出ツアーに参加

ここまで準備できたら、あとはウユニの町でサンライズツアーに参加するだけです。

ツアー会社では、日中、サンセット、サンライズのツアーがあるので、星を撮影するためには夜中に出発するサンライズツアーがベストです。

おまけ

カメラの設定

最後におまけとして+αの情報を書いておきます。
まずはカメラの設定ですが、僕の場合は一眼レフカメラで18~270mmのレンズを設置しており以下の設定で撮影していました。

  • 撮影モード:マニュアル
  • シャッタースピード:10~20秒
  • F値:3.5
  • ISO感度:3,200~6,400
  • オートフォーカス:OFF(無限遠)
  • タイマー:2秒
  • 手振れ補正:OFF

あくまでも我流の撮影手法であり、もっといいカメラを持っていれば設定数値も変わります。
それぞれの項目については下の記事に書いているので参考にしてみてください。

被写体の準備

僕の旅仲間は被写体を置いて鏡張りを撮影していました。

確かに鏡張りだけでも美しいですが、被写体があるとより臨場感がでるので、面白い写真が撮れると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はウユニ塩湖で星空の鏡張りを撮影する方法を紹介しました。

カメラに慣れていない方には難しく感じるかもしれませんが、撮影しなくても実際に目で見るだけで充分満足だと思います。
星空が上にも下にも広がるんです!

南米を訪れる人は是非ウユニまで足を運んでみてください。

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