テカポの星の撮影方法【初心者でも簡単】

ニュージーランド

一眼レフ初心者でも簡単に星を撮影する方法

今回は星空や夜景の

簡単な撮影方法と、

世界初の星空の世界遺産

に登録しようと動いている

テカポ湖の美しい星空を紹介します。

またテカポならではの

撮影テクニックについても

書いていこうと思います。

初心者でも簡単に星を撮影する方法

星を撮影する条件

まずは星空の撮影にあたって

最低限必要な条件です。

シャッタースピードを変えられるカメラ

シャッタースピードを変更できる

カメラを用意しましょう。

星や夜景など

暗い場所での撮影には

シャッタースピードが重要です。

写真は

レンズを通して

入ってくる光の量に

大きく左右されます。

晴天時の屋外での撮影であれば

シャッターを一瞬(1/1,000など)開けるだけで

十分な光を得られます。

しかし暗くなると

単純に光の量が減るので

シャッターを開けておく時間を

長くする必要があるのです。

シャッタースピードを

変更できるカメラであれば

一眼レフカメラでなく

普通のコンデジでも

星を撮影することが可能です。

ちなみにiPhoneなどの

スマートフォンで星を撮影するのは

とても難しいでしょう。

周囲の照明

暗い所へ行きましょう。

周囲が明るかったり

街灯があると

余計な光が入ってしまい

肝心の星が撮れません。

なるべく都会から離れた

暗い場所を探しましょう。

ちなみに標高が高くなると

空気が澄んでくるので

撮影に向いています。

同じ理由で

夏よりも

冬の方が

綺麗な写真を撮ることができます。

月の光

意外と忘れがちなのが

月の光です。

月が出ていると

星の撮影は大変困難です。

できれば新月の日を選んで

撮影しましょう。

仮に半月や三日月でも

月が沈んでいる時間帯ならば

十分撮影が可能です。

カメラの固定

10秒以上はシャッターを

開けっぱなしにするので

手持ちでは確実にブレてしまいます。

三脚がベストですが

最悪カメラを置いて、

かつ角度を変えられれば問題ないです。

平らな場所に直置きして

本やペンを挟んだりして

角度をつけましょう。

撮影テクニック

続いて撮影テクニックです。

大まかな数字を書きだすので

自分で好きな設定に変更しながら

撮影してみてください。

初心者にも

わかりやすいように

説明していきます。

マニュアルモード

シャッタースピードなどの

設定を変えなければならないため、

マニュアルモードで撮影します。

シャッタースピード

早ければ暗く

遅ければ明るくなります。

10~20秒くらいに設定するとよいでしょう。

あまり長いと

星が点ではなく

軌跡を描いてしまいます。

地球が自転していることを

実感できますよ。

F値(絞り)

数値が小さいと明るくなり

大きいと暗くなります。

単焦点レンズや

広角レンズなどがあればベストですが、

望遠レンズでも十分撮影できます。

一番小さい数値に設定しましょう。

僕は望遠レンズを使っていたので

F値3.5で撮影していました。

ISO感度

簡単に言うと明るさと画質の話です。

数値が大きければ

明るくなりますが、

画質が悪くなります

3,200~6,400ぐらい

がおすすめです。

オートフォーカスを切る(無限遠)

望遠レンズを使う場合は

望遠でない状態に戻して、

オートフォーカスも切りましょう。

手動で∞マーク(無限マーク)の位置に合わせます。

タイマー

シャッターを切る為の

リモコンがあればよいですが、

タイマー撮影で代用できます。

2秒でも10秒でも

タイマー撮影を設定すれば

シャッターを押す瞬間の

手振れを防げます。

しかし、しっかりと三脚に固定していれば

普通にシャッターを押しても

あまりブレることはないです。

手振れ補正OFF

手振れ補正は切りましょう。

かなりの確率で誤作動を起こします。

撮った写真の星が

点ではなく、

線でもなく、

UFOのような軌跡を描いていたら

かなりの確率で

手振れ補正機能の誤作動でしょう。

RAWデータ

せっかくなのでRAWデータで撮影しましょう。

明るさや色味など

少しでも画像を編集する方

必須の方法です。

JPEGデータで撮影すると

編集時に画質が下がりますが、

RAWデータならば

編集してから

現像(JPEG化)することになるので

画質の劣化を防げます。

テカポならではの撮影方法

続いてテカポならではの撮影手法です。

と言うのも

ここテカポでは

「善き羊飼いの教会」越しの星空

を撮る人が多いからです。

普通の星の撮り方をした場合

星は綺麗に映りますが、

教会自体が暗くなります。

そこで教会も明るくとる方法として

「直接光を当てる」

という方法があります。

まずは

星空撮影用に設定した

カメラでシャッターを切る。

続いて

シャッターが空き続けている間(10~20秒)

スマホのライトや

懐中電灯などで

建物を1秒ほど照らす

すると教会までしっかりと

明るい写真が撮れます。

要するにフラッシュ撮影ですね。

ただ重要なことは

そこまで強い光も

長い時間照らすことも

必要ないということです。

何度か撮影しながら調整してみてください。

テカポに浮かぶ壮大な星空

さていよいよテカポの星空です。

ちなみにこの時使用していたカメラは

NIKON D3100です。

18mm~270mmのレンズを付けていました。

テカポを訪れたのは

世界一周の旅に出る前なので、

カメラにハマってから

半年もたっていない時期の撮影です。

まぁまぁ綺麗に

撮れているのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

写真はとても面白いし

奥が深いです。

初めのうちは

そこまでいいカメラは必要ないので

とにかく

シャッタースピードを変えられるカメラ

を持って

星の撮影に挑戦してみましょう。

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