バンクーバーからシアトルへバスで国境超え
今回はカナダのバンクーバーからアメリカのシアトルへ、バスを利用して陸路国境超えをした時の情報です。
バンクーバーのバスターミナル
Pacific Central Station
まずはバンクーバーもバスターミナル兼鉄道駅となっている、Pacific Central(パシフィックセントラル)駅に向かいます。この駅の周辺はあまり治安が良くないので、夜の外出は避けるようにしましょう。僕は日中に歩いていきました。
駅の施設
パシフィックセントラル駅は歴史を感じるかっこいい駅舎ですが、あまり大きくありません。しかし最低限の施設はありました。コンビニや軽食をとれるカフェ、お土産屋に両替所まであります。
グレイハウンド
今回はグレイハウンドというバス会社を利用しました。オーストラリアでよく利用したグレイハウンドと同名ですが、一応別会社です。現地人仕様なのでバス自体も座席も大きく、日本人にとっては広くて快適です。
料金と時間
バンクーバーからシアトルまでは意外と安く行くことができます。時期によっては格安のチケットも出回るようです。
料金:20~35ドル(時期によって異なる)
時間:約5時間(途中休憩含む)
バス乗り場
パシフィックセントラル駅では、バスの出発時間直前にならないとバス乗り場に入ることができません。それまでは駅舎の中でゆっくり過ごすことになります。アメリカらしくコーヒーとパンの朝食をとりたかったのですが、人に親切にしている間に時間がなくなり、自販機のポテトチップでしのぐことになりました…。
実際にバスに乗車した時の様子は下の記事でまとめています
アメリカ国境【陸路国境越え】
アメリカ国境ではバスからいったん降りて出入国をします。超巨大国家USAに入国するにもかかわらず、ずいぶんとあっさりとした審査しかされませんでした。アメリカを出国するチケット(飛行機やバス)の提示を求められると聞いていましたが、そんなことはなく、いつ出国するのか口頭で聞かれただけでした。手荷物検査も簡単なものだったので、この国境で緊張する必要はありませんでした。
今回の国境は平和でしたが、陸路国境ではよく問題が起きます。そこで僕が他の国で体験した国境越え時の プチトラブルを3つ載せておきます。
乗客のモラルに四苦八苦のトルコ国境。
スマホに騙されたモルドバ国境。
薬物騒ぎのルーマニア国境。
ベリンハムで休憩
バンクーバーを出発して2時間半が経ったころ、ベリンハムという街に着きます。ここでしばらくの休憩になります。乗客はトイレを済ませ各々の時間を過ごします。
ベリンハムのバスステーションは鉄道駅にあります。田舎のプラットホームは静かな時間が流れており、とても優雅な気持ちになります。
ザ・アメリカという感じの踏切もあります。デロリアンがレール上を走ってきそうですね。
駅舎にはカフェもあるのでここでコーヒーとサンドイッチをいただきました。
特別おしゃれなわけではありませんが、内装がとても可愛らしいカフェでした。
シアトルのグレイハウンドバスステーションの場所
バンクーバーを経ってから約5時間ついにシアトルに着きました。シアトルのグレイハウンドのバスステーションは高架下にあり、初めてだと自分がどこにいるのかわからなくなります。
しかし、同じバスに乗っていた乗客はほとんどライトレールの駅に向かうので、ついていけば問題ありません。このライトレールでシアトルのシティーセンターまで行くことができます。
ちなみにライトレールの駅のすぐとなりには、シアトルマリナーズの本拠地「T-Mobile Park」(Tモバイル・パーク)があります。2018年12月までは「SAFECO FIELD」(セーフコフィールド)という名前でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。それほど書く内容がないほど簡単にアメリカ入国を果たすことができました。バンクーバーからシアトルを訪れる際は是非バスを利用してみてください。
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