モルドバ（キシナウ）からルーマニア（ヤシ）へバス移動
今回は久々に旅人に役立つ情報です。
キシナウを満喫した僕は
次の国ルーマニアを目指して
キシナウからヤシまで
バスで移動しました。
Gara de Sud（ガラ・デ・スード）
モルドバからルーマニアへ行くバスは
ほとんどが南バスターミナル（Gara de Sud）
から発車します。
首都ブカレストへは
中央バスターミナルからも出ているようですが
僕が行くのは
モルドバとルーマニアの国境の街
ヤシです。
南バスターミナルへの行き方
まずは市内から5km程
離れたところにある
南バスターミナルを目指します。
宿の人の情報によると以下の行き方があります。
路線バス
9番
4レイ（約30円）
車内でチケット購入
ミニバンバス
192番
3レイ（約20円）
車内でチケット購入
いずれも
イスマイル通り（Strada Ismail）
で捕まえられるようです。
しかしミニバンバスには時刻表はなく
しかも常に満員なので
荷物を持ったまま乗るのは
おすすめできません。
僕はしっかり時刻表のある
路線バスで行くことにしました。
路線バス
バス停で待っていると
中々古めかしいバスがきました。
ほぼ満員のバスに乗り込むと
チケット売りのおばちゃんが
人をかき分けながらやってきます。
ドアが3つもあるのに
おばちゃん1人で対応しているようで
満員バスの中行ったり来たり大変そうでした。
バスが走りだし、
チケットも無事購入できました。
バスの老朽化を実感しながら走ります。
少しの段差で大きく揺れるバス、
サスペンションが壊れているのでしょうか…
そして天井には穴が開いています…
雨が降ったら大変なことになりますね。
南バスターミナル（Gara de Sud）
無事南バスターミナルに到着しました。
このバスターミナルは
両替所も
食事処もあり
時間をつぶすことができます。
ヤシへのバスは
1時間に1本あります。
ミニバンタイプのバスなので
運転手から直接チケットを
買うこともできるようですが、
クレジットカードを使いたい場合は
窓口まで行きましょう。
窓口の入っている建物だけ
綺麗で新しかったです。
ルーマニア国境でドラッグ発見！？
久しぶりにミニバンにて
陸路国境超えです。
便数が多いせいか
3人しか乗っていないバスは
一路ルーマニアを目指します。
まだモルドバ内ですが
道路はアスファルトが
敷いてあるにもかかわらず
ボコボコです。
まさに東南アジアですね。
また流れる車窓には
コンクリートブロック積の
平屋の建物が目立ちます。
西ヨーロッパでは
レンガ積が多かったですが、
東ヨーロッパになると
コンクリートブロックを積むんですね。
そうこうしている間に
国境に到着しました。
国境周辺は放し飼いの牛がたくさんいて
馬車も普通に輸送手段として走っており
タイムスリップしたような感じです。
さて、モルドバの出国チェックですが
かなり厳しかったです。
乗客は降ろされて
審査官が車内を
小さいハンマーでたたきながら
入念にチェックしていきます。
エアコンの吹き出し口の中まで
覗き込んでいました。
エスパー伊藤
でもいるんですかね…。
そんなに不法出国者が多いのでしょうか。
続いて荷物チェックです。
よく考えるとバッグの
中身まで確認されるのは
久しぶりです。
担当した審査官は
英語を単語しか話せないが
ひょうきんな人でした。
彼は風邪薬の小瓶と
即席味噌汁の粉が気になったようで
審査官「Drug！！！」
（ドラッグ発見！！！）
審査官「Drug？！」
（ドラッグだろ？！）
審査官「Drug？」
（ドラッグ？）
審査官「No？」
（違うの？）
僕「Medicine」
（メディスンだよ）
本人もメディスンということは
わかっているでしょうが
からかってきます。
続いて正露丸が見つかると
チャイニーズドラッグだ！
とはしゃいでいました。
変わった人でしたが
とりあえず何事もなく
通過することができました。
逆にルーマニア国境は
荷物チェックもなく
あっさり通過です。
まとめ
ミニバンバスにて
無事ルーマニアのヤシに
到着することができました。
次回からはルーマニア編です。
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