47ヵ国目 トルコ

47ヵ国目 トルコ

アジアとヨーロッパのイスタンブール

ついに

ヨーロッパの終焉と

アジアへの帰還の始まりの街

イスタンブールにやってきました。

ベタな観光名所から

穴場スポットまで

あまりにも見どころが多すぎるので

何回かに分けて

イスタンブールを紹介していきます。

スルタンアフメット地区へ

無料送迎バスに乗って

ソフィアから乗ったバスは

イスタンブールの玄関、

メイン巨大バスターミナル

通称オトガル

に到着しました。

早速予約した宿に

向かいます。

オトガルからは無料送迎バスがでており、

アクサライというところまで

乗せてもらえます。

アクサライからはトラムに乗換できるので

とても便利です。

もちろんオトガルから地下鉄に乗り

トラムとの乗換駅を目指すのもありです。

トラムは日本の満員電車以上

さて、イスタンブールの朝のトラムは

ものすごく混んでいます。

なんと日本の通勤電車と

同等レベルなんです。

無理やり押しながら入り

横からの人の圧力のおかげで

自力で立つ必要がない

レベルの込み具合です。

朝の小田急線新宿行き先頭車両と

同レベルです。

バックパックを持っていた僕は

強引に乗り込みましたが、

逆に出ることができず焦りました…

しかしそこは親日国トルコ。

横にいたおじさんが

「おい、日本人が通るぞ」

「道をあけろ」

と怒鳴り散らします。

すると満員だった車内に

1人がやっと通れる程の幅が

現れます。

モーゼもびっくりの割れ具合でした。

トルコ人の親日具合に早速助けられ

スルタンアフメット駅を降り

宿を目指して歩きます。

イスタンブール観光の中心

全然調べていなかったのですが、

僕の宿は

あの有名な

ブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャミィ)と

アヤソフィアのすぐそばにあったのです、

宿に着く前にいきなりメインの名所を見てしまいました。

とりあえず

宿に荷物を置いて

じっくり観光していきます。

ちなみにトラムは

イスタンブールカードという

スイカのようなカードを使うことにより

1回の乗車

2.3リラ

乗り継ぎ

1.65リラ

で乗ることができ大変お買い得です。

このカードはアクサライの売店で買いましたが

売店ならばどこでも売っているでしょう。

イスタンブールの2つの顔

ブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャミィ)

おそらく世界で最も有名なモスクでしょう。

1600年頃に作られ

世界遺産にも登録されています。

内部の装飾も美しく

特に青色の色彩が美しいことから

ブルーモスクというあだ名がついています。

入場無料なので

常に観光客でにぎわっています。

しかし、入場時間に制限があるので

事前にチェックするようにしましょう。

またアーチの回廊が続く中庭から

多くの人が入場していますが、

ここは礼拝する人専用の入口なので

観光客はそれを通りすぎて

モスクの横側から入る必要があります。

内部はカーペットが引かれており

入口でもらう袋に靴を入れて

見学します。

天井のドームに描かれている

1つ1つの装飾が大変美しく

神聖な空気が流れています。

正直かなりかっこよく

今まで訪れた

どのモスクよりも感動があります。

アヤソフィア

ブルーモスクの目の前には

アヤソフィアがあります。

元々はキリスト教の教会として

つくられました。

しかし時代毎に支配者が変わり

途中からはイスラム教の

モスクになります。

そして現在は博物館のため

キリスト教やイスラム教の物ではありません。

入場料

40リラ(約1,400円)

時代ごとに増改築されていたため

オスマン帝国時代に

整備された大理石をはがすと

その下からは

東ローマ帝国時代の

モザイク画が現れる、

といった不思議な二重構造の建築です。

ビザンティン建築の

最高傑作と言われており

現存する建物は530年頃に建てられたものです。

実際に内部を見学してみると

イスラム教モスク時代の色が

強く残っているようでした。

特に異彩を放ているのが

この円盤です。

ムハンマドやアッラー

と書かれているようですが

直径5mを越えるので

かなり迫力があります。

まとめ

今回はイスタンブールの顔を

2つ紹介しました。

アヤソフィアは

今まで訪れた

カトリックや正教、

そしてイスラム教の国々を思い起こさせ

ヨーロッパ最後に訪れるのに

ふさわしい建築でした。

さて、まだまだ見どころのある

イスタンブール。

次回は「眺める」ことを念頭に

穴場のカフェとレストランを紹介します。

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