世界三大劇場をツアー観光【テアトロ・コロン】

11ヶ国目 アルゼンチン

コロン劇場見学ツアー

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

今回も引き続きアルゼンチン編です。
世界三大劇場の1つ、テアトロ・コロン見学ツアーに参加した時の情報をまとめて行きます。

世界三大劇場とは

そもそも世界三大劇場とは何でしょうか?

イタリアのミラノにあるスカラ座、フランスのパリにあるオペラ座、そしてアルゼンチンのブエノスアイレスにあるのがコロン劇場なんです。

これら3つの劇場は圧倒的な規模と豪華さから世界三大劇場と呼ばれているんです。

コロン劇場とは

美しい建築

コロン劇場、またの名をテアトロ・コロンと言い、1908年に完成した建築です。
3000人も収容できる規模で、世界で2番目に大きい劇場となっています。

また、音響の良さで知られているようで、クラシック音楽のコンサートも開かれています。

僕はオペラやバレエの知識はありませんが、この美しすぎる建築空間をどうしても見たくて、見学ツアーに参加してきました。

基本情報

テアトロ・コロンは立地のいい場所にあります。

僕は宿から徒歩で訪れましたが、地下鉄でアクセスするのが簡単そうですね。
公式サイトのリンクも貼っておきます。

住所 : Cerrito 628, Buenos Aires, Argentina
アクセス : 地下鉄D線のTribunales駅から徒歩5分
ツアー開始時刻 : 10:00~16:45(英語ツアーは少ないので注意)
ツアー料金 : 14米ドル、2017年当時は250ペソ(約2,000円)
公式サイト : https://teatrocolon.org.ar/es

テアトロ・コロンをツアーで見学

コロン劇場の外観

見学ツアーは内部からスタートするので、その前に外観を見ておきましょう。

ファサードは彫刻の数が抑えられた比較的シンプルなものですが、やはりエントランス庇が特徴的ですね。

前回の記事で紹介した世界一美しい本屋と同様に、ガラスで造られた重厚なエントランス庇になっています。

ザ・産業革命と言ったところでしょうか。

エントランス空間

エントランス扉

それでは実際に見学ツアーに参加した時の情報をまとめて行きます。

ツアーはエントランスからスタートします。

エントランスは大きな吹抜け空間になっており入口のガラス扉から光が差し込んできます。

ガラス天井

見上げるとガラスの天井が目に入ります。

美しい装飾が施されたガラスからはたくさんの光が降り注いできます。

イタリアの大理石

また、階段や彫刻などわざわざイタリアから運んできたという大理石が、重厚な美しさを放っていまた。

大階段

エントランスを見学した後は大階段を利用して2階に進みます。

階段エリアの頭上には綺麗に彫刻された天井があり、そこから巨大で華やかなシャンデリアが下がっていました。

側面には巨大なステンドグラスもあり、もう見どころだらけで先に進みたくない気持ちになってしまいますね。

2階エリア

廊下

2階へ上がると天井の高い廊下が続いていました。

石造りの建築なので荘厳な雰囲気ですが、とても明るい空間になっているんです。

天井

それもそのはずで、なんと天井はまたしてもガラスになっており、たくさんの自然光を取り入れることができるようになっていました!

彫刻

天井のレリーフが美しいだけでなく、柱の上にも素晴らし彫刻が並んでいます。

エントランス吹抜けエリア

先ほどまでいたエントランスの吹き抜け空間を2階からも眺めることができます。

アーチの美しさが際立って見えますね。

豪華なホワイエ

ホワイエの全景

続いては最も豪華なホワイエ部分に入ります。

豪華な装飾シャンデリア、両脇にソファやアームチェアが並びとても美しいですね。

外からの自然光も取り入れ、奥には巨大な鏡が設置されているので、空間の広がりを感じます。

柱の装飾

柱と梁も金色の装飾で埋め尽くされていますね!

コリント式の様な柱は、柱頭だけでなく、柱身も綺麗に装飾されています。

壁のレリーフ

壁面に設置されているレリーフを拡大するとこんな感じです。

高校生の時に美術の授業でこんなレリーフを作った覚えがありますね。

美しい調度品

設置されているイスソファもアンティーク感が漂っています。

ここで紅茶でも飲みながら待ち時間を過ごしたいですね。

舞台ホール

舞台

最後に舞台ホールのエリアに入ります。
正面には舞台があり、その両サイドに特別なボックス席が設置されています。

さらに周囲にはぐるりと6階建てボックス席が連なっています。

その6階建てのさらに下に1階分の半地下スペースががり、そこが最も安価なチケットで入場できるエリアのようです。

実際に舞台を見ることは出来ませんが、音のみ楽しめるとのことです。

コンサートなど音楽メインの演目の時に学生が勉強するために使うことが多いとのことでした。

美しい天井

ホールの天井を見上げると、円形の美しい絵画豪華なシャンデリアを望むことができます。

スケールが大きく、壮大な雰囲気に飲み込まれてしまう程です。

ボックス席

ボックス席はイスだけでなく手すり部分までフカフカです。

半地下席とは異なり、さぞ快適に過ごすことができることでしょう。

一般座席

ツアーでは実際に一般席に座りながらガイドの話を聞いていました。

一般席でもフカフカのひじ掛けが設置されており、とても快適に過ごすことができますね!

ウィーン国立オペラ座

テアトロ・コロンのツアー内容は以上になります。

僕は世界一周中に世界三大劇場すべてを訪れることは出来ませんでしたが、ウィーンのオペラ座には訪れたので、興味のある方はこちらも参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか、今回は世界三大劇場の1つテアトロ・コロンを紹介しました。

建築が好きな方にも、オペラやバレエが好きな方にも、おすすめの劇場ですね!
ブエノスアイレスに来る機会があれば、是非立ち寄ってみてください。

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