世界で最も美しい本屋!?
皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。
今回からはアルゼンチン編を振り返っていきます。
世界一周中に首都のブエノスアイレスを訪れましたが、当時は旅に集中しており、ブログで詳細を書くことはできていませんでした。
ということで、今回は世界一美しいと言われる本屋「El Ateneo」をまとめて行こうと思います。
エル・アテネオ(グランド・スプレンディッド店)
El Ateneo(エル・アテネオ)はブエノスアイレスに展開している老舗書店で、その中でもグランド・スプレンディッド店が最高に美しいんです。
建築自体が元劇場ということもあり、壮大で豪華な本屋となっています!
劇場をリノベーションして本屋へ
この建築は元々1919年に造られた劇場で、タンゴのショーが上演されるなど有名で人気の場所でした。
2000年にリノベーションをして本屋として生まれ変わり、今では毎年100万人もの人が訪れているようです。
世界で2番目に美しい本屋
2008年にイギリスのガーディアン紙で、世界で2番目に美しい本屋として紹介されたため、とても有名になったようです。
ちなみに世界一美しい本屋はオランダの書店とのことになっているようですが、僕が人生で訪れた本屋の中では、エル・アテネオが最も壮大で豪華な本屋だと思います。
エル・アテネオの空間構成
劇場の雰囲気を残すファサード
それでは早速エル・アテネオを見ていきましょう。
まずは外観です。
そこまで派手ではないですが、ずっしりとした庇の下にエントランスのガラス戸があり、そこから内部のあたたかい照明が漏れ出てきます。
エントランス空間
建物内に入ると、円形の巨大な吹き抜け空間が現れます。
本棚が並び本屋であることは一目瞭然ですが、何やら奥の方にさらに空間が広がっています。
円形の吹き抜け空間
エントランスから上を見上げると立派な天井と、各階の手すりが見えてきます。
今から素敵な演劇を、いや素敵な本に出合えるというワクワク感が湧いてきますね!
舞台エリア
エントランス空間を抜け、舞台エリアに入ると改めて巨大な空間に出ます。
正面には舞台、左右と後方に伸びる観客席エリア、そしてど真ん中にエスカレーターが設置されています。
舞台がカフェ
正面に見える舞台はカフェになっており、店内の本を読みながら優雅な時間を過ごすことができます。
こんな豪華な劇場空間でコーヒーを飲みながら過ごせるなんて…。
蔦屋書店さんもびっくりですね!
ボックス席
左右にあるボックス席は自由に本を読むためのソファが設置されています。
こちらは無料で開放されているので、ベロアのソファにもたれて、じっくり本の世界に入り込めますね!
3階はギャラリー
地下から2階は本屋になっていますが、3階はギャラリーとして開放されていました。
またそのまま天井を見上げれば、当時のフラスコ画も拝見することができます。
本だけでなく様々な楽しみ方がありますね。
エル・アテネオは文化が凝縮された魅力的な建築として、本屋を超えた本屋になっていると感じました!
El Ateneoエル・アテネオ(グランド・スプレンディッド店)
最後に店舗の情報をまとめておきます。
住所:Avenida Santa Fe 1860 時間:10:00~19:00(月~金) / 10:00~17:00(土)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以前は紹介しきれなかった、アルゼンチンにある世界一美しい本屋「El Ateneo エル・アテネオ」を紹介しました。
地球の裏側アルゼンチンを訪れる機会があれば、是非足を運んでみてくださいね!
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