アルゼンチン~パラグアイ陸路国境超え
今回はアルゼンチンからパラグアイまで
バスにて移動したときの話です。
ブエノスアイレスのバスステーション
地下鉄やバスに乗るならSUBEが必要
まずはレティーロにあるバスステーションへ向かいます。
バスステーションは鉄道駅の近くにあるため、
地下鉄やバスで向かうことができます。
しかし、バスに乗るには少し問題があります。
なんと
乗車時に現金が使えないのです。
ほとんどのバスがSUBEというカードがないと乗れません。
SUBEは日本でいうSuicaやPASMOのようなものです。
じゃあそれを買えばいいじゃん…
と思うかもしれませんが、
これがどこにも売っていないのです。
地下鉄の駅でもほとんど品切れ、
僕は空港で買いたかったのですが、
ブエノスアイレスのエセイサ空港ですら売っていません。
正確には販売していますが、常に売り切れています。
ではどうするか…。
SUBEの購入方法
SUBEを購入するには
街中の宝くじ屋に行くこと。
なぜか宝くじ屋ではSUBEの在庫があります。
ただし、店によって値段が違います!
だいたい20~50ペソで購入することができ、
宝くじ屋もその辺にたくさんあります。
ブエノスアイレスの人は一攫千金を狙うのが好きなんですかね…。
ブエノスアイレスの地下鉄
地下鉄の乗り方は日本とほとんど同じです。
SUBEをタッチして改札を通過するだけ。
地下鉄に揺られバスステーションを目指します。
しばらくしてあることに気が付きました。
地下鉄の椅子の座り心地がとてもよいのです。
そしてなんとなく車内が落ち着く…。
よくよく見てみると手すりやつり革が日本の車両に似ている…。
そう
これは間違いなく日本の車両のお古です。
懐かしい感じに包まれながら危険な世界へ向かいます。
治安最悪
レティーロの治安は半端なく悪いようです。
カメラをうかつに出せないのはもちろん。
立ち止まることすらしたくないですね。
宿から聞いた注意事項では以下3点がありました。
・なるべく中央の広場に向かわない
・人がいる歩道側のみ歩くこと
・絶対にスラムに入らない
駅周辺はガラクタをうっている人々や
座り込んでいる人がたくさんいて
廃墟もあり落書きだらけ、
動く歩道も壊れて朽ちています。
雰囲気は最高に怖いです。
パラグアイまでの国際バス情報
バス詳細
・La Encarnacena
・1350アルゼンチンペソ(約11,000円)
・18時発
とにかくバス運賃が高いです…。
数社見比べたのですが、
一番安くてこの値段でした。
しかし今回の移動は飛行機だと3万円以上するので
高くてもバスに乗るしかありませんでした…。
インターナショナル側バスステーション
バスターミナルはとても広いです。
国境を超えるバスは
インターナショナルエリアから乗ります。
そのインターナショナルエリアが一番奥、
かつ裏側なので
下手すると行き方がわからない人もいるかもしれません。
…。
まぁ僕のことですが…。
…。
…。
このバスターミナルは建物内で
カフェやお土産物屋を挟んで
通路が表側と裏側にあります。
インターナショナルエリアは
表側が到着ゲート。
裏側が出発ゲート。
バスステーションに入り左手の
窓の外に設置されているバスゲート番号を見ながら
そのまま歩いていくと到着ゲートにぶつかります。
間違ってもそこから入らないように…。
ちなみにゲートは出発の30分前にならないと入れてもらえません。
ゲートに入るとお店もなにもないので、
ゲート外で買い物を済ませましょう。
パラグアイとの国境で…
雨の中僕を乗せたバスが走り始めました。
このバスは夕飯にパスタとお菓子が付いていました。
あまりお腹は膨れないですが、
意外とおいしかったです。
ひと眠りして翌日の朝8:20に国境に到着しました。
雨の中重たい瞼をこすりながらイミグレまで走りました。
僕はすぐにハンコを押されて通過できたのですが、
他のお客さんが引っかかっているようで
結局国境を出発したのは10:20でした…。
2時間も意味もなく時は流れていきました。
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