標高3400メートルの都市クスコの建築【マチュピチュの玄関】

8ヵ国目 ペルー

インカ帝国の都クスコの建築と街【世界遺産の街】

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

今回からは世界一周中に紹介した、世界遺産の街クスコをより掘り下げて紹介していこうと思います。
まずはインカ帝国スペイン統治時代の雰囲気が色濃く残る、建築をまとめていきます。

世界遺産の街クスコとは

クスコは標高3,400メートルにある街で、富士山の8合目ぐらいです。
つまりかなり空気の薄い街となっており、周囲はさらに高い山に囲われているんです!

またインカ帝国の時代に栄えた都で、クスコという名前はケチュア語で「へそ」を意味します。
文字通り中心となる街だったようですね。

クスコの建築インカとスペインの融合

クスコの街はインカ時代石積の建築の上に、さらに新しい建築が重ねられている構造になっています。

それはスペイン統治時代、建築をつくる際にインカ時代の石積をそのまま基礎として利用した為、両方の特徴が残ったようです。

この石積はカミソリの刃一枚通さないと言われるほど精巧に作られていた為、現在でも現役として活躍してしていました。

周囲を山に囲われているクスコ

クスコの街自体は周囲を山に囲われており、すり鉢状の盆地のような状態になっています。

周囲の高台から街を見下ろすと、オレンジ色の屋根が広がっており、かっこいいクスコの全体像を見ることができます。

アルマス広場

アルマス広場は観光客や現地の人々の憩いの場となっています。
商売をする人やイベントが開かれるなど、皆笑顔で活気がある雰囲気です。

しかしインカ時代は戦士の広場と呼ばれており、スペイン人によるクスコ征圧宣言など歴史的にも重要な場所となっています。

ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会

ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会インカ皇帝の宮殿のあった場所につくられた、コロニアルバロック様式の建築です。
宮殿を壊してしまったのはとてももったいないですが、それが歴史なんですね。

アルマス広場に面して建築されており、今ではクスコのランドマークとなっていますよ!

クスコの街のインフラ

基本的には石畳

クスコの街中は基本的に石畳なっています。

直線的にデザインされた石畳が続く様子はとても美しいです。

歩者分離

歩者分離もしっかりと行われています。

特に坂道の多いクスコの街では、車用スロープと歩行者用の階段がしっかりと分けられていました。
まぁ多くの人が階段を使わず車道を登っていきますが…。

クスコのデザイン

クスコの街中ではしっかりとデザインされた備品をたくさん見ることができます。

アイアンで作られているものは、アールヌーボー時代のように植物のような曲線美が協調されています。
石造りの街に鉄のアクセントが入り、雰囲気はまさに中世のヨーロッパですね!

信号機

信号機には美しい曲線の装飾が設置されています。

さすがは世界遺産の街ですね、しっかりと整備がされています。

バス停

バス停でも似たような装飾を見ることができます。

街全体で統一したデザインになっていますね!

街灯

もちろん街灯も同じデザインです。

公共物ではないそれぞれの建築に設置されている照明も、似たようなデザインが取り入れられており、徹底されていますね!

フェンス

道路の中央分離帯に設置されたフェンスは少しテイストが異なっています。

もう少しモダンでポップな感じの装飾になっており、フェンスという機能だけでなく、見るものを楽しくさせてくれるツールになっていますね!

バルコニーのデザイン

最後に紹介したいのはバルコニーです。

この記事の他の写真にもあるように、木製や鉄製いろんなデザインのバルコニーが建築にくっついています。
おかげで街の雰囲気はスペインの旧市街ですね。

是非お気に入りのバルコニーを見つけてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は世界遺産の街クスコの、建築や街並みをまとめてみました。

街の雰囲気を伝える為にも眠っていた写真をたくさん載せてみました!
クスコは本当に美しい街なので、マチュピチュだけでなくクスコもじっくりと観光してみてください。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

コメント