サランコットへハイキング

49ヵ国目 ネパール

お手軽トレッキング

ヒマラヤを見ると

トレッキングに出かけたくなりますが、

本格的なトレッキングには

装備を整えて

お金も時間も必要です。

山登りが目的ではない

貧乏旅行者にはちょっと敷居が高いです。

そこで今回は

日帰りで行くことのできる丘

サランコットに登ってきました。

700mの高低差

町中を抜けて

まずは町の西にある湖に沿って

北上して行きます。

湖の対岸には

日本山妙法寺が見えます。

朝から雲が出ており

幻想的な雰囲気になっていました。

ちなみにこの寺のある丘に登っても

ヒマラヤを一望できるようです。

そのまましばらく歩くと

町をでて

田園地帯にでます。

静かな朝もやの

田んぼの風景を見ると

日本にいるのかと錯覚します。

そして

ここからいよいよ本格的に

登り道になってきます。

意外とキツい山登り

坂道を登り始めるとすぐに

小さなお店があります。

まずはそこで

あったかいチャイを飲みながら

気合を入れます。

やはり山で飲むチャイは

最高においしいですね。

気合が入ったら早速登り続けます。

はじめは砂利道を行くのですが

途中から道がなくなります。

石が積んであり

あきらかに

この先に進めない雰囲気です。

しかしその石には

しっかりとこの先に

目的地がある旨が描かれており

地元の人もその方向だと言います。

とりあえず石をまたぎ

藪の中に入っていきます。

ここからは

道なき道を進み

途中から石を積み上げてできた

階段を登ります。

高低差700mなので

マチュピチュ山に登った時

同じくらいですが、

標高が低い分こちらのほうが楽なはず…

…。

なんですが、

途中でくたばりました…。

朝ごはんを食べていなかったため

完全にエネルギー切れになり

途中の食事処で

朝食をとることにしました。

食事処と言っても

メニューも何もないただの民家です。

そこにテーブルを設置してもらい

豆とごはんの料理を提供してもらいました。

完全な家庭料理で

大変満足です。

この民家が無かったら

僕は生き倒れていましたね…。

山に登るときは朝ごはんを食べましょう…。

食事が澄んだら

また歩き始めます。

眼下にはパラグライダーを

する人々がおり

ヒマラヤの絶景を楽しんでいます。

曇り時々山

やっと頂上に到着です。

宿から歩き始め

途中の休憩を含めて

4時間もかかってしまいました…。

通常は2~3時間で

到着できるようですが。

頂上の展望台からは

ヒマラヤの山々が一望できる…

はずだったんですが、

到着したのは10時頃。

すでに雲が出ており

山は隠れていました…。

しかし、雲は常に流れているので

ごくたまに山の頭だけが見えます。

しっかり山を見るのであれば

やはり朝に訪れる必要がありますね。

帰りが大変

マチュピチュ山の時もそうでしたが

山登りは帰りが本当に大変です。

下るときは

膝に直接疲労がたまり

筋肉痛になります。

しかし、今回は

途中途中で見どころもあり

急な傾斜を走り回る山羊や

地元の子供達を横目に

写真を撮りつつ下山したため

そこまでの疲労は感じませんでした。

まとめ

サランコットはハイキングするには

ちょうどいい山だと思います。

しかし、ヒマラヤを

見ることが目的であれば

早朝にタクシーで

行くことをおすすめします。

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