ルーマニアからセルビアへ陸路国境越え
今回は旅人の為の移動情報です。
ルーマニアにて
世界遺産のフレスコ画修道院を
満喫した僕は
今も戦争の爪痕が残る
セルビアを目指し
鉄道にて国境を越えます。
Vrsac(ヴルシャツ)経由ベオグラード行き
今回も鉄道の旅となりました。
ただし夜行ではなく昼間の移動です。
ティミショアラ駅で
ベオグラードまでの
通しのチケットを購入できますが
乗換が必要です。
42.2レウ(約1,200円)
まずはルーマニアのティミショアラから
セルビアのVrsac(ヴルシャツ)に向かいます。
ヴルシャツへ
ヴルシャツへは1日2本しか
列車がありません。
7:49という
僕にとっては早朝の
過酷な時間の列車に乗ります。
7:30に駅に到着すると
すでに1番ホームに
ヴルシャツ行きの列車(気動車)が停まっていました。
列車は2両編成で
冷房付きの
新しい車両でした。
ウクライナやルーマニアの
鉄道の旅とは打って変わって
まるで西欧のような
快適な鉄道の旅が始まります。
まぁ、
快適と言っても
東欧であることに変わりはありません。
つまり窓ガラスは割れていて
ガムテープで仮留めになっている状態のままですが…。
Vrsac(ヴルシャツ)到着
最新の列車で走ること1時間。
1時間の時差があるため
ルーマニア時間から
セルビア時間に変わり
8時に国境到着です。
審査官が電車内に乗り込んできて
順番にパスポートを回収します。
ウクライナの時のような
緊張はありません。
スムーズにパスポートチェックも終わり
30分後には国境を後にしていました。
そして
8:50にはヴルシャツに到着です。
ここでベオグラード行きに乗り換えますが、
乗り継ぎ時間が1時間あります。
約10名の乗客が
ベオグラードまで行くようですが、
皆大きなバックパックを背負った
旅行者でした。
小さな駅の待合室で
皆思い思いの時間を過ごします。
いざベオグラードへ
9:40
時間通りに列車が到着し
皆それに乗り込みます。
駅員や案内板はありませんが、
それしか列車はやってこないので
間違えることはないでしょう。
今度は冷房無しの車両ですが、
やはり新しめの車両でした。
電車はしばらく
田園地帯を走ります。
途中から
背の高い鉄塔と
並行して走ります。
何もない小さな田舎町と
首都ベオグラードを結ぶ高圧電線。
日本の田舎でも見かける光景ですね。
まとめ
僕を乗せた電車は
首都ベオグラードを目指して
青々とした
田園地帯を疾走します。
次回はセルビア編です。
また一癖ある東欧の国にやってきました。
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