グラフモールルイ観光そしてティミショアラへ

38ヵ国目 ルーマニア

グラフモールルイ観光

修道院に行くためだけに

立ち寄った街、

グラフモールルイ。

ここは小さな街で

5つの修道院に行く観光客も

ほとんどがお隣の街

スチャバを起点にしています。

グラフモールルイに来るのは

徒歩で修道院巡りをする

僕のような変わり者だけでしょう。

それではあまり日本人が

訪れることのないだろう

この街を簡単に紹介します。

かわいい家々

まずこの街の起点となる

駅もしくはバスステーションの

目の前にはメインの大通りがあります。

田舎町ですが、

産業道路となっており

大型のトラックがひっきりなしに走っています。

その大通りには

独特な屋根を持つ

家々を見ることができます。

ルーマニアの伝統スタイルなんでしょうか、

わざわざ複雑な屋根をかけています。

ちゃんと施工できていればいいのですが、

あまり複雑にすると雨漏りしそうですね…。

どこの街でも教会

続いて街を歩きます。

しかしほとんど見るところはありません…。

小さなスーパーに

パン屋さん

バーとファストフードも一応あります。

一番の驚きは安宿がないです…。

いつもドミトリーの宿に泊まっていますが、

ここでは3つ星のホテルに

泊まらざるをえません。

たまにはぐっすり眠る為に

このような日があってもよいでしょう。

街歩きは最後に教会を訪れておしまいです。

とんがり屋根の

城のような教会があり

エントランス周りの

壁画が印象的な教会もありました。

グラフモールルイからティミショアラへ移動

鉄道にて移動

さて、ルーマニアでの

メイン観光を終えた僕は

続いての国セルビアを目指します。

まずはセルビアとの国境の街

ティミショアラまで向かいます。

バスと鉄道の選択肢がありますが、

すっかり鉄道の旅にハマってしまった僕は

もちろん鉄道に乗ります。

グラフモールルイから

ティミショアラ行きの鉄道は

110.9レウ(約3,300円)

9時発

18時発

22時半発

と選択肢が3つあったので

また寝台列車を選んでみました…。

が…。

…。

再びの夜行列車

いざ乗り込んでみると

なんと

ベッドタイプではなく、

座席タイプでした…。

しかも

相変わらず真っ暗な車内で

コンパートメント式。

またもやうろついていると

今回は乗客が助けてくれました。

おじさんが僕のコンパートメントまで

案内してくれます。

ルーマニア人は優しいですね。

そして8人掛けのコンパートメントは

僕意外に

ルーマニア人のおじさん

ドイツ人のおじさん

の2人です。

どちらも英語は話せませんが、

ジェスチャーでやりとりします。

とても気のいい人たちで

2~3リットルくらいある

ペットボトルのビールを勧めてきます

そんなにでかいビールあるの!?

飲みきれなくてぬるくなるじゃん…。

てか、ペットボトルに入ってるの!?

なんかまずそう…。

ということで

ぬるーいビールを少し分けてもらい

打ち解けました。

しかし、

先週までウクライナにいたので

ロシア語が抜けず

ついうっかり

スパシーバ(ありがとう)

と言ってしまいました…

…。

…。

すごいです。

その瞬間2人の顔から笑顔が消え

真面目に何か言っています。

ルーマニア人「青年よ、それをいっちゃぁおしまいよ」

僕「っ!?」

ルーマニア人「いいか?俺はルーマニア人だ」

ドイツ人「そして私はドイツ人です」

ルーマニア人「産湯に浸かった時からルーマニア人だ」

ルーマニア人「やっとソ連から解放されたんだ」

ドイツ人「お気持ちお察しいたします」

ルーマニア人「つまり…」

ルーマニア人ドイツ人「俺たちはロシアが大っ嫌いだ!!!」

…。

ごもっとも

ここルーマニアだけではなく

ロシアをよく思わない国は

たくさんあります。

他にも

アメリカを嫌う国もありますし、

とにかく隣国を嫌う国が多いです。

海外を旅する際は

使う言語に気を付けましょう…。

無難に英語だけを使うのがいいかもしれません。

反省した僕は

ルーマニア語で

ありがとう

こんにちは

をおじさんから習いましたが

なぜか今でも覚えているのは

サルート(こんにちは)

です…。

まとめ

さて、またしても夜行列車で

ひと悶着した僕は

一路ティミショアラを目指します。

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