世界遺産登録第1号の街クラクフ
チェコ、スロバキアと
中央ヨーロッパを回る僕は
続いてポーランドにやってきました。
ここでは歴史に少し踏み込んで
観光してきました。
第二次世界大戦中に
大量虐殺があった町
アウシュビッツ。
その町はここポーランドにあります。
クラクフ観光
末広がりな建築たち
ここクラクフの歴史地区は
なんと世界遺産第一号なんです。
歴史のある街で
日本でいう京都のようなポジションです。
住民がとても優しいのか
道路を渡ろうとすると
どの車も必ず止まってくれます。
そんな優しさのあふれた街を
早速歩いてみましょう。
まずは旧市街に来てみました
するとあることに気が付きます。
なんと建物が傾いている…。
のではなく末広がりになっています。
理由はよくわかりませんが
こんな形の建築で
僕が知っているのは
新宿にある
損保ジャパン本社のビルぐらいですね。
不思議な感覚を覚えながら
中央広場に向けて歩きます。
織物会館
中央広場のさらに中央に
堂々と存在するこの建築。
昔は生地のやり取りを場だった為、
織物会館という名前が付いています。
現在は
1階はおみやげ物屋になっており、
2階は博物館になっているようです。
中央部分の床には
何やら見覚えがあるような
レリーフがありました。
コンパスに
直角定規…。
やはり絡んでいるんですかね…。
フリーメイソン。
聖マリア教会
これも中央広場にある教会です。
歴史のある教会で
13世紀頃に建てられたようです。
この教会は内部が大変美しいです。
カラフルに塗りあげられた
極彩色の壁や天井に
彫刻が設置されています。
しかし残念なことに
内部は撮影禁止でした。
それどころか
お祈りする人以外は
なるべく入らないでください。
という札すらありました。
まぁ実際は観光客がたくさん入っていましたが、
この街にとって
とても重要な教会であることがうかがえました。
バルバカン
バルバカンまたの名をバービカンとは
円形の砦のことで
ヨーロッパにもあまり残っていないようです。
その中でも
このクラクフのものは最大規模のものです。
高い塔でもなく
横に広いわけでもない
しかし、
この建築には迫力があります。
なぜだろう…。
見慣れた平べったい建築ではなく
丸みを帯びていている辺りが
既視感を生むのかもしれません。
バベル城
ヨーロッパの街は
どこにでも城があります。
この城は敷地がとても広く
無料で見学できるエリアもあります。
まずは中庭です。
可愛らしい花が咲き、
木々も生い茂り、
とても広い空間です。
大聖堂も見えます。
城の中ということを忘れてしまいそうです。
続いて旧王宮の中庭に来てみました。
連続するアーチの回廊に
囲われていて
雰囲気がありかっこいいですね。
また細部にもこだわりを見つけられます。
雨樋の一部で
軒樋から分岐して
竜の口が開くデザインになっています。
おそらくここから雨水が落ちてくるのでしょうが
これは屋根の高さに設置されています。
つまりかなりの落差で
雨水が降ってくる。
もはや滝のような
水が落ちて来そうですね。
スイスの市庁舎もそうでしたが、
雨樋まで細かいデザインがされているのは
建築好きとしてはうれしいですね。
オブヴァジャネク
クラクフでは
この不思議な名前のパンが
路上でたくさん売られています。
僕も1つ買ってみましたが、
まぁただの塩味のパンです。
しかし、地元の人間は
これが大好物なようで
この街の名物にもなっています。
まとめ
さて、次回はクラクフから
比較的近い場所にある
アウシュビッツ強制収容所に
ついて書きたいと思います。
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