世界遺産の古都【フエ観光】

ベトナム

宮廷文化を体験できるフエ

皆さんこんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

前回に引き続きベトナム編をまとめていきます。
今回は宮廷文化の面影が残る古都、フエを観光した時の情報です。

フエとは

フエはベトナム最後の王朝であったグエン朝の都として発展した街です。
王宮や寺院、皇帝廟などが残っており、歴史的建築物世界遺産にも登録されています。

そんな宮廷文化が残るフエを見ていきましょう!

カンディン帝陵

まず最初に紹介するのは、世界遺産にも登録されているカンディン帝陵です。

カンディン帝陵は第12代皇帝カンディン帝のお墓で、1931年に完成しました。
皇帝はフランスと友好的だった為、自分の墓もバロック様式を取り入れるよう命じていたようです。

しかし、あまりにも豪華なので、国民の税金を20%にまであげて完成させたそうです。
その為国民からは大きな反感をかってしまったそうです。

まぁ、そのおかげで素晴らしい観光地として、現代の僕たちは訪れることができるんですけどね…。

碑亭

写真だとみにくいですが、左右の柱にもフランス風のデザインを見ることができます。

拝庭の石像

文官・武官などの石造が並んでおり、不思議な空間になっています。

啓成殿

啓成殿は豪華な装飾で飾られています。
美しいモザイクで彩られ、天井には九龍が描かれています。

カイディン帝像

カイディン帝が眠る場所です。
金箔が張られとても豪華な部屋になっています。

壁の彫刻もとても細かく、お金がかかっているのを感じますね。

トゥドゥック帝陵

続いては第4代皇帝トゥドゥック帝のお墓です。
トゥドゥック帝陵は1867年に完成し、蓮の池を中心に陵墓と寝殿が並列に配置されています。

和謙殿

和謙殿は寝殿のことで、左右対称の建築になっています。
内部にはトゥドゥック帝の位牌があります。

内部は暗くて静かな空間となっており、ゆっくりとした時間が流れています。

冲謙榭

池に面した冲謙榭では、1日4回伝統音楽の演奏が行われています。

碑亭

碑亭ではトゥドゥック帝の功績が書かれた石碑が設置されています。
細かなデザインが施されており、趣のある建築になっています。

船で移動

トゥドゥック帝陵を観光した後はティエンムー寺院を目指して船で移動します。

ラオスの時もそうでしたが、家族経営の船で家としても使っているようでした。
子供がいたずら好きで、一緒に遊んでいる間に目的地に着いてしまいました。

ティエンムー寺院

ティエンムー寺院は1601年に完成しており、フエで最も古く美しいお寺です。
美しい建築と庭、そしてフォーン川を眺めることができます。

慈仁塔

慈仁塔は高さ21メートルもあり、フエのランドマークとしても有名な塔です。
僕が訪れた時も多くの人が集まっていました。

ティック・クアン・ドック僧侶の車

ベトナム戦争時代の仏教に対する弾圧に対抗するため、ティック・クアン・ドック僧侶が利用した車が展示されています。
僧侶はこの車でサイゴンまで行き、アメリカ大使館前で焼身供養をしたそうです。

水色のオースティンが悲しい歴史を伝えてくれます。

グエン朝王宮

グエン朝王宮はフエでの最大の観光名所であり世界遺産に登録されている建築です。

写真の正門は別名「午門」として有名で、午は南という意味があり、正午になると門の真上に太陽が来ることからこの名前が付いたようです。

広大な敷地

縦横600メートル以上の城壁に囲われた敷地はとても広いです。
当時の宮廷文化を伝える建築が多く残っており、無形文化遺産に登録されている宮廷雅楽を鑑賞することもできます。

修復中

ベトナム戦争時代に大きく破壊されてしまいましたが、今では徐々に修復が進んできています。

宮廷料理

最後に紹介するのは宮廷料理です。
僕が訪れたのはKING’S RESTAURANT & CAFEという場所で、コース料理を頼みました。

美しい野菜細工

内容としては手の込んだ野菜細工が印象的で、独特な料理が並びます。

揚げパン

スープやサラダ、フライドライスなど定番の料理だけでなく、薄い揚げパンに具材が詰め込まれている料理がとてもおいしかったですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はフエを観光した時の情報をまとめました。

ベトナム中部を訪れる際はホイアンだけでなく、フエまで足を運んでみてくださいね!

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