治安のいいオマーンでローカルバスに乗る
今回はオマーンのマスカットを走るバスについて紹介します。以前の記事でも路線バス(MWASALAT社)について書きましたが、今回は実際に乗車した時の情報です。
ルートバス(ルートタクシー)
まずは安くて便利、ローカルな雰囲気を楽しめるルートバスについてです。
乗り方
路線バスのバス停や、ルートバスのバス停(特に目印は無し)で拾うことができます。立っているだけで、向こうから声をかけてくれるので、目的地を言いましょう。後は同じ方面に行くルートバスに乗り込むだけです。ただし、念のために事前に料金は確認しましょう。
料金
現地の人は200バイサ(約60円)~1オマーンリアル(約300円)を払っていました。実際に僕が乗ったルートバスも1オマーンリアルでした。
実際に利用してみた
僕の場合はグランドモスクからルイの街まで利用しました。路線バスに乗ろうと思って路線バスのバス停で待っていました。すると次から次へとルートバスのバンが停まってくれ、どこに行くのか尋ねてきます。「ルイ」と言うだけで、ドライバーは頷くか、首を振るか、のリアクションをくれます。
ハイエースなどのワゴン車で営業していることが多く、4列シートなので客だけで10人くらいは乗ることができます。荷物を積む場所はないので、スーツケースの場合は難しいかもしれません。僕は65Lのバックパックだったので、乗り込むことができました。
ハイスピードで走りながら、たまに停車しては乗客を乗せていきます。オマーン人と無言で乗る車内はとても興味深いです。特に話しかけるわけでもなく、話しかけられることもなく、ただただ1つのチームとして、ルートバスに揺られています。不思議な一体感を感じました。
ルイでのルートバス乗り場
ルイではメインバスターミナルから5分程離れた場所で降ろされます。サークル状の交差点なので、ドライバーはラウンドと呼んでいました。
路線バス
続いて以前の記事でも紹介した公共路線バスです。世界中の路線バスとなんら変わりないので難しいことはありません。
乗り方
前から乗り後ろから降ります。
料金
料金は先払いです。支払うとちゃんと紙のチケットをくれます。路線バスも 200バイサ(約60円)~1オマーンリアル(約300円) が相場のようでした。
実際に僕が利用したバスの料金はこちらの記事にまとめています。
実際に利用してみた
空港から街へも、街から空港へもこの路線バスを利用しました。冷房も完備され、大きなスーツケースを置く場所もあります。とても快適な乗り物ですが、本数が少ないのだけが欠点ですね。
ルイのバスステーション
ここからは各方面へのバスに乗り換えられます。空港へ行くバス「1B」もここからでます。
路線バスの時刻表
路線バスのバス停にはちゃんと時刻表も設置されています。上の写真は少し見にくいですが、マトラからルイに向かうバス停の時刻表です。空港まで路線バスで帰りましたが、ちゃんと時刻通りに来てくれました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。個人的にはルートバスがおすすめです。乗車するだけでも楽しいバスでした。皆さんも移動手段を理解して快適な旅を楽しみましょう。
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