ムトラ(マトラ)の路地を歩く
今回はオマーンの田舎町、ムトラの路地を散策した時の様子です。ムトラには路地散策の魅力がたくさん詰まっていました。
路地を行く
散策スタート
散策は町の北にある魚の噴水から始まります。港町なので魚の像なのでしょう。背後に見える岩山と青いモスクが異国の雰囲気を出していますね。さてオマーンは暑いので水を持って散策開始です。
古くても裕福
さっそく路地を歩いていきます。ランダムな配置の建築に剥がれかけの外壁、一見古くてボロボロの町ですが、メルセデスベンツが駐車しているなど、裕福さも感じることができます。さすがは中東で一番治安のいい国オマーンですね。
玄関の高さ
この町にある建築の入口は道路面よりも1m程高いところに設置されていました。ヴェネチアの建築に似ていますね。おそらくこの町も海が近いので、洪水対策で設置したのでしょう。
路地の名前
小さな路地でもちゃんと名前が付いています。アラビア文字で書かれた標識があるだけで雰囲気のある空間になっています。外壁の色は白か土色が多いので、狭い路地でも柔らかく明るい光を感じられます。
落書き
落書きももちろんアラビア文字です。意味はわかりませんが雰囲気だけでかっこいいですね。
台車
スークが近くなってくると路地のいたるところで台車を見かけるようになります。大小様々な台車がありますね。またスーク近くでは観光客用のおみやげを置いている店とローカル感が混ざりあった雰囲気になります。
公共水道
モロッコの時と同じようにここオマーンでも公共水道が整備されています。この国でもモスクに入る前に手や足をここで洗うのでしょうか。ただし少し汚いですね…時の流れを感じます。
モロッコの記事はこちら
地元の人々
裏路地に入ると地元の人々の生活に触れることができます。夕涼みをするおじさんや店番のおじさん、そして子供達は元気に駆け回っています。
街灯
海外の夜は日本のように大量の照明を使って明るくすることはほとんどないです。ヨーロッパやアメリカでさえ比較的暗めです。そしてここオマーンもとても暗いです。ただ、その暗さの中で頑張る街灯がとてもいい雰囲気を作ってくれていました。
町のお店
地元のカフェ
スターバックスやマクドナルドなどチェーン店ではない、ローカルな飲食店がたくさんありました。コーヒーというよりはチャイを飲んでいる人が多かったですね。
簡易パン屋
普段はただの鉄の扉、しかしその扉を開ければパン屋に早変わり。開店も閉店も一瞬で切り替えられるパン屋さんがありました。客は主に地元の人達でしたね。
肉屋
お肉屋さんも日本とは雰囲気が異なります。巨大な冷蔵庫に吊るされている肉をその場でカットしてもらえます。
アイロン屋さん
オマーンでは日が落ちても営業している店が意外とたくさんありました。まるで日本のようですが、バタついていないからかどこか平和を感じましたね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。路地を散策していると興味深いものがたくさん見つかります。海外旅行をする際は観光スポットだけでなく、街歩きを積極的に楽しんでみましょう。
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