サラエボからポドゴリツァへバス移動
さて、今回はボスニアヘルツェゴビナの
サラエボ東バスターミナルから
お隣の国モンテネグロの首都
ポドゴリツァへの
バス移動方法を書きたいと思います。
サラエボ東バスターミナル行き方
バスターミナルが2つある
サラエボには
バスターミナルが2つあり、
ボスニアヘルツェゴビナ側と
セルビア人共和国側
(サラエボ東バスターミナル)
で分かれています。
モンテネグロに行くには
セルビア側に行かなければなりません。
ちなみに、セルビア側バスターミナルの方が西にありますが、
名前は東バスターミナルです。
バス停の場所
サラエボ東バスターミナルへは
路線バスで向かうことができます。
31e
と
3番(103番)
の2つのバスが通っているようですが
3番のバスのほうが簡単です。
市内のバス停の場所は
ラテン橋の南にある公園の
隣にある駐車場です。
ちゃんと屋根があり
バス停らしいものがあるので
迷うことはないでしょう。
サラエボ東バスターミナルまでの
詳細は以下の通りです。
1.8マルク(約120円)
所要時間約30分
国境の先には美しい景色
バスターミナルにて
バスターミナルに到着後
チケットを購入します。
ユーロで支払うことができたので
マルク残金の調整が楽でした。
18ユーロ
その後はカフェでコーヒーを飲みます。
やはり東洋人が珍しいのか
向かいの席に座る
先客のおじいさんは
タバコを吸いながら
険しい顔で
僕の顔を覗き込んできます。
目が合うとそらされてしまいますが、
険しい表情は変わりません。
僕のバスの時間が来たので
去り際に「チャオ」と
一声かけてみたところ
満面の笑みで送り出してくれました。
怖い人ではなく
純粋にシャイなおじいさん
だったんですね。
ミニバンバス
バスはお決まりのミニバンです。
年配の女性が
座席のひじ掛けを
使いたいようですが、
取り出し方がわかりません。
どうやって取り出すのか
僕も含め乗客全員で頭をひねり
あーだ、こーだやります。
ちなみに
旅行者も現地人もいるので
言葉は通じません…。
しかし目的は同じで
異国の人間同士が
なんとかしようと協力しており
笑みがあふれる連帯感が生まれました。
しばらくすると英語を話せる
ロシア人の若者が来て
解決してくれました。
ポドゴリツァまでは
6~8時間程バスに揺られるので
休憩が何度かあります。
その度に彼が通訳してくれるので
大変助かりました。
国境を越えて
ボスニアヘルツェゴビナの
セルビア人が住んでいるエリアは
ロシア国旗がよく目に着きます。
対立を物語っていますね。
砂利道をしばらく進むと
国境です。
国境通過はパスポートを回収されて
スタンプをもらうだけなので
簡単に終わります。
モンテネグロ側に入ると
しっかりとアスファルト舗装された
道路が続きます。
通貨もユーロになり
国の豊かさを感じます。
モンテネグロの自然
しばらくは川沿いの絶景の中を進みます。
青々とした水は
とてもきれいで
また、背景にそびえる
尖った岩の崖は
中国を思わせます。
モンテネグロで一番美しいのは
この国境を越えた後の
景色と言っても過言ではないでしょう。
まとめ
さて、無事モンテネグロに
入国したミニバンは
一路
首都ポドゴリツァを目指し
走り続けます。
コメント
103じゃなくて3のトロリーバスなの!?
> Greensさん
正式には103番だと思います。
しかし、バスの行先方向幕は3番と表示されています。
おそらく行先方向幕には1文字しか載せられないので、3番と省略しているものと思います。
つまり103番と書かれたバスを探しても見つからないので、3番のバスの運転手に聞くのが確実です。
写真のバスターミナルは西と書いてあるけど、他の人のブログだと東って書いてる人の方が多いのと、サラエボ人に聞いたら東って教えてもらったけど、やっぱり西 バスターミナル?
> Greensさん
すいません、そのとおりです。
バスターミナルの名前は「東バスターミナル」です。
場所はボスニアヘルツェゴビナ連邦側バスターミナルよりも西にあるため、西という書き方をしていました。ややこしくなってしまい申し訳ないです。記事の内容を訂正します。