*

40ヵ国目 ボスニアヘルツェゴビナ

公開日: : 最終更新日:2018/01/14 40ヵ国目 ボスニアヘルツェゴビナ

悲しみの足跡を追って

セルビアのベオグラードを

発車したバスは

ボスニアヘルツェゴビナの

サラエボ市内の

セルビア人が住んでいるエリアにある

バスターミナルに到着しました。

このバスターミナル周辺は

セルビア系のボスニアヘルツェゴビナ人が

住んでいます。

正式にはセルビアではないので

キリル文字ではなく

またローマ字の世界です。

路線バスにて市内に向かいますが

同乗した少年たちは

別れ際に

「チャオ」

と挨拶をしていました。

イタリア以来久々に聞きましたね。

冷房設備がなく

むさ苦しい車内の

老朽化したバスは

銃弾の跡が残るマンションを

横目に

街に向けて

丘を下っていきます。

ボスニアヘルツェゴビナ紛争

かつてこの地でも

紛争が起きていました。

ユーゴスラビア解体時に

起きたこの紛争では

セルビア人による

スルプスカ共和国

サラエボの街を取り囲むように

存在している丘に陣取り

街に向けて砲撃したようです。

僕の泊まった宿にも

当時の写真や

図での説明がありました。

また街のいたるところに

今でも

紛争の跡が見られます。

サラエボのバラ

街への砲撃により

多くの人が路上で殺されました。

現在、道路上では

砲弾が落ちた地点に

赤いペンキが塗られています。

血を模しており

かなり生々しいですが

悲惨な事実を

忘れないためにも

こうやって目に見える形で

記憶を残すことが重要なのでしょう。

しかし、

最近は道路の改修工事で

サラエボのバラは

減っているようです。

銃弾の跡

街中には銃弾の跡が残る

建物を多く見かけます。

本当にたくさんあります。

ありすぎて悲しくなります。

歴史を色褪せさせないために

残しているのかもしれませんが、

穴だけ埋めて

その部分だけ色が変わっている

建物も見かけます。

つまり意図的ではなく

仕上げの塗料を塗るほどの

お金がないのかもしれません。

永遠の炎

1984年のサラエボオリンピックの時から

消えることなく燃え続けているそうで、

内戦による犠牲者の為に

また

第二次世界大戦後にドイツから

解放されたことを記念して

燃え続けているようです。

ちなみにオリンピックの聖火とは

関係がないそうです。

サラエボ事件

続いて

ラテン橋という

サラエボ事件が起きてしまった

場所を見てきました。

サラエボ事件を簡単に説明すると

第一次世界大戦の

開戦きっかけになってしまった事件です。

当時ボスニアヘルツェゴビナを支配していた

オーストリア・ハンガリー帝国の

皇帝継承者と妻が

サラエボに視察に来ていましたが

ボスニア出身のセルビア人に

よって暗殺されてしまいました。

もちろんオーストリア・ハンガリー帝国は

激怒します。

その結果、宣戦布告をし

第一次世界大戦が

始まってしまいました。

…。

…。

しかし、他国に支配されている状況で

その国の人間が

視察に来たら快く思わないでしょう。

さらにその視察日は

ヴィトゥスの日と言う

セルビアにとって重要な祝日で

より国民の気持ちを

逆なでしてしまったようです。

もはやどちらの国が悪いのか

僕には判断できませんが、

人を殺した

暗殺犯だけは

悪であることに違いないでしょう。

他にやり方はなかったのかもしれませんが…。

まとめ

この国でも暗い戦争の

爪痕がたくさん残っていました。

次回は明るく楽しく

ボスニアヘルツェゴビナ観光編です。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

関連記事

セルビア人共和国側バスターミナル【サラエボ東バスターミナル】

サラエボからポドゴリツァへバス移動 さて、今回はボスニアヘルツェゴビナの サラエボ東

記事を読む

ボスニアヘルツェゴビナの街と建築

貧しさと美しさと心強さと さて今回は街全体と 建築単体に注目しながら ボスニア

記事を読む

サラエボ観光

見どころの多いサラエボ 前回は悲しい歴史に触れたので 今回はサラエボの街の魅力を

記事を読む

スポンサードリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

スポンサードリンク

ブリスベン空港から市内への移動【アクセスと朝食情報】

ブリスベン空港から市内へ移動してベーグルの朝食【The Bagel

ドンムアンでトランジットの過ごし方【プライオリティパス不要なミラクルラウンジ】

ドンムアン空港で乗り継ぎ!深夜の空き時間をラウンジで

ヤンゴン国際空港から市内への行き方【アクセス】

ヤンゴン空港からバスでアクセス【エアポートシャトルバス】 ヤン

ヤンゴン・セントラル駅【環状線と日本の車両】

ヤンゴンのローカル鉄道【昭和の鉄道】 皆さんこんにちは

シュエダゴン・パゴダへバスでの行き方【アクセス】

ミャンマーの世界遺産【シュエダゴン・パゴダ】 皆さんこ

→もっと見る

  •  

    2016~2017年に東周りで世界一周しました。
    『旅日記』とビザや移動、裏技などの『旅情報』を書いています。今後は旅中に書けなかった詳細や、世界一周中に訪れた国だけではなく、今まで訪れたすべての国の『旅情報』を更新していきます。

    Name : Green
    Age : Around 30
    世界一周中に訪れた国数 : 52
    人生で訪れた合計の国数 : 70

    大学を卒業後、建築士として5年間住宅の設計をしていました。脱サラ後は約2年間のオーストラリア生活を経て、世界一周の旅へ。帰国後は外資系企業に再就職し、デザイン関係の部署にて日々奮闘中です。現在は『企業に雇われながら旅人を続ける方法』を実践中です。

    写真素材のピクスタ

    また『世界中の写真』を上のバナー先(PIXTA)にまとめてアップしています。

  • 世界一周お役立ち情報【準備や裏技】

    アジア
           

    北米
     

    中米
       

    南米
          

    アフリカ

    欧州(シェンゲン)
                       

    欧州(非シェンゲン)
                

    中東

    大洋州
      

  • 旅情報のおすすめリンク先「Trip-Partner

PAGE TOP ↑