ミコノスの世界一美しい路地を散策②

45ヵ国目 ギリシャ

ミコノス観光のおすすめ路地散策

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

今回も引き続きミコノス島の路地を紹介していきます。
世界一美しい路地の建築的、空間的なおもしろさをまとめてみます!

路地プラスアルファの空間

僕は昔から路地を散策するのが好きで、世界一周中もいろんな国の路地を歩いてきました。

そこで路地空間がなぜこんなにも魅力的に感じるのか、3つの要素でまとめてみました。

ヒューマンスケールの路地

1つはヒューマンスケールという身近さがあると思います。

人間の手の届く範囲、目に見える範囲で空間が作られているので、親近感がありディテールまで理解することができます。

要するに無機質でさみしいものではなく、複雑あたたかく人の思いが詰まっているということですね!

路地への探求心

もう1つは先に何があるかわからないという、探求心だと思います。

角を曲がると何があるのか。
トンネルの先がどうなっているのか。

子供の頃夢中になった迷路にそっくりですね。
あるいは映画やRPGのゲームのように先がどうなっているのかわからない楽しさがあるんですね!

路地の可変性

そして最も興味深いのは空間の変化が多様で簡単だからだと思っています。

路地は基本的には公共空間で、誰もが歩ける「道」です。
しかしそこにテーブルを置けば食べるスペースになり、レストランのエリアとなる。

路地に面する壁も、そこに住まう住民の好みで、植物や道具を置く、窓を設置したり、ドアも作れる。
そんな可変性が重なり合って魅力的な路地が出来上がるんだと思っています!

さて、ちょっと固い話になってしまいましたが、これらを踏まえて僕の見てきた路地を紹介していきますね。

ミコノスの建築的空間的魅力

路地と建築の間

ミコノスの路地には建築との間にもアイデアがありました。

路地の石畳と建築の間に段差部分が設置されているんです。
そこを歩くこともできるし、テーブルなども置かれています。

これで大雨が降って、路地が冠水しても、この空間だけは水没しないですね!

路地の表情

住人の生活感が路地まであふれ出ており、様々な表情を見せてくれます。

玄関灯、室外機、洗濯物、植物、看板。
それぞれそこに住む住人によって、いろんな付属品が設けられます。

そしてそれが路地空間に表情を生み、リズミカルに彩っていますね!

路地と勝手口

路地によっては公共性よりも、パーソナルな空間として使われている場所もあります。

勝手口として利用されている路地もあり、洗濯物があるだけでなく、水道も付いており、そこでの生活を感じられます。

即席のダイニング

飲食店では路地にテーブルやイスを出して、即席のダイニング空間を作っています。
場所によっては壁にテーブルが付いており、立ち食いもできますよ!

路地の状態と、ダイニングの状態に簡単に用途が変わる。
なんとも面白い空間ですね!

路地と階段

建物の入口が2階以上の場合は階段がついています。

その階段もいろんなデザインがあり、カラフルな木の手すりから、アイアンのアールヌーボー的なものまで見ることができます。

階段状の路地

路地と地形の関係性も面白いです。

丘に近づくと路地自体が階段状になります。
下から見上げるのもかっこいいですが、上から見下ろせばエーゲ海まで見ることができます。

路地と教会

路地に付き物なのが、小さな広場です。
広場と言っても本当にただ小さい空間があるだけで、そこに面して教会など公共建築があります。

迷路の路地を抜けた、ちょっとした広場に教会があり、迷った後の休憩として最適です!

路地の抜け効果

トンネル通り

住宅の下を抜ける、トンネル状の路地も見ることができます。

抜けた先には小さな空間が広がっており、散策する楽しさが増しますね!

店舗の中も路地

海沿いの飲食店ではそのまま路地空間と繋がっており通り抜けることができます。

抜けた先に海があるので、最高の空間体験になります!

路地の抜けの風車

ミコノスのランドマークである風車が路地を抜けた先に見えます。

このように路地の先に何かを入れて写真を撮るのも面白いですね。

路地の抜けの海

路地を利用したレストランでは、抜けた先がエーゲ海になっています。

隠れた人気スポットですね!
ちなみにこのレストランは過去の記事で紹介したKASTROSです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は路地という空間について、少し建築的な考え方を取り入れて紹介してみました。

皆さんも普段何気なく歩いている路地を注意深く観察してみてください。
きっと子供の頃のように、すべてが新鮮に見えてくると思いますよ!

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