もはや完全なるアジアなモルドバ
モルドバとはいったいどんな国なのか…
おそらく訪れたことがある
人は少ないのではないでしょうか。
今回は僕が見てきたモルドバを
紹介していこうと思います。
まずは引き続き夜行列車の中から…。
キシナウ駅到着
国境超え騒動も
無事に解決して
列車は進みます。
どうやら首都キシナウまで行く人は
少ないようで僕と家族連れ2組が
同じ列車にはいました。
小学校低学年くらいの
子供達3人は
なぜか僕のブースにやってきて
カーズのすごろくをはじめます。
言葉はわかりませんが、
やり方を一生懸命教えてくれます。
一緒に遊んでいるうちに、
列車は4回目のスイッチバックが行われ、
子供達も次の遊びに夢中です。
ひたすらタブレットで遊んでいました。
さすがは現代っ子ですね。
そして平和な時間が
ゆっくりと流れる列車は
遂に
18時間の時を経て
キシナウに到着しました。
キシナウ観光
アジアのようなマーケット
キシナウのマーケットはカオスです…
とにかく
人と物があふれかえっています。
商品の置き方も
ドンキホーテ顔負けの
圧縮陳列です。
そしてウクライナ同様
物価がものすごく安く
本当に東南アジアのようです。
肉を売る女性達
生鮮食品があるエリアに行ってみました。
すると台の上に
所狭しと乗せられた肉。
それに負けじと
大人数の人間…。
そして、
その肉を販売している
店員さんは大半が女性でした。
肉屋は太ったおっさんが
やっているイメージですが
ここモルドバでは女性の仕事のようです。
再びロマンス諸語の世界
ここモルドバでは
ルーマニア語が通じます。
ルーマニア語も
スペイン語
ポルトガル語
イタリア語
フランス語
と同様にロマンス諸語です。
元になった言語が同じなので
それぞれ似た単語がたくさんあり、
スペイン語超短期留学をした僕は
少し理解できます。
しかし、
この少しの差が大きいですね。
ウクライナでは
スパシーバ(ありがとう)
ハラショー(グッド)
しかわかりませんでしたが、
ここでは数字が理解できます。
数字を理解できるかどうかは
買い物をするときに死活問題になりますからね。
両替所多すぎでね?
メイン通りの歩道は
所々工事中で施工前の
ブロックが積まれ
砂の山もできています。
まさに東南アジア…。
東南アジア独特の
砂煙と排気ガスが舞う中
新市街を歩いていきます。
すると気が付くことが…。
両替屋さんがたくさんあります。
…。
いや、
たくさんあるというよりは
両替屋しかないぐらいです。
そんなに作ってどうすんの?
手数料とか違うのかな…?
いずれにせよ多すぎです。
凱旋門
パリ程大きくはないですが、
キシナウにも小さい
凱旋門があります。
歩道上に建設されているので
歩いてくぐることができます。
ナステレア大聖堂
これは正教の教会で、
凱旋門のすぐ裏手にあります。
ウクライナ観光の後なので
華やかさに欠けるように感じますが、
これはこれで
可愛らしくていいですね。
まとめ
さて、キシナウに見どころは
それほど多くありませんが、
思っていたよりも居心地がよく
物価も安いので、
ヨーロッパで沈没したい人には
うってつけかもしれません。
次回はキシナウからの移動編です。
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