ワールドカップ初代王者
サッカーのワールドカップは1930年に始まりました。
サッカーというと
5度のワールドカップ優勝を誇る王国ブラジルや
サッカー発祥の地イングランドを
思い浮かべることが多いと思いますが、
初代ワールドカップ王者はウルグアイなんです。
そして初代開催地もウルグアイです。
そう、
ここモンテビデオにはサッカー史に残る聖地
エスタディオ・センテナリオというスタジアムがあるのです。
ちなみに今でも地元のチームのCAペニャロール
がホームスタジアムとしてここを利用しています。
さてサッカー好きならば一度は訪れたいこのスタジアム。
実際に行ってきたので紹介しようと思います。
エスタディオ・センテナリオ
![](https://greenation.xyz/wp-content/uploads/2017/02/DSC_3777-1024x683.jpg)
バスターミナルのトレス・クルセスから歩いて向かうことにしました。
スタジアムの手前には大きな公園があり、
僕が訪れたときはテレビか映画の撮影も行われていまいた。
そして公園内を突っ切ること10分スタジアムの裏側に到着します。
チケットブース
![](https://greenation.xyz/wp-content/uploads/2017/02/DSC_3768-1024x683.jpg)
まず目に飛び込んできたのはチケットブース。
小さい開口部に格子が付いています。
やはり治安の観点からもこのような小さい窓口になったのでしょう。
しかしこれがまたいい味を出しています。
スタジアムにそびえる塔
![](https://greenation.xyz/wp-content/uploads/2017/02/DSC_3769-683x1024.jpg)
ぐるっと回り込んでスタジアム正面に来ました。
するとこのスタジアムの特徴である塔を見ることができます。
しかしこの塔はとんだ曲者なんです。
後ほど詳細を書きます。
全体的にはシンプルな印象ですね。
こちら側にもチケットブースの小さな窓口が
たくさん設置されています。
スタジアム見学と博物館
![](https://greenation.xyz/wp-content/uploads/2017/02/DSC_3779-1024x683.jpg)
このスタジアムでは内部見学とサッカー博物館がセットになっています。
入場料200ペソ(約800円)
実はこれは先ほどの塔に上る料金も含まれているのですが、
見学と博物館だけならば50ペソ(約200円)と
1/4の料金になります。
博物館内には歴代のウルグアイ代表のものや
ワールドカップ関係のものが展示されています。
なぜか日韓ワールドカップの時のボールなども展示されていました。
選手に噛み付きハンドを犯し伝説へ…
![](https://greenation.xyz/wp-content/uploads/2017/02/DSC_3775-1024x683.jpg)
個人的に一番面白い展示は絵画です。
誰が書いたのかはわからなかったですが、
抑えどころが面白かったです。
思わず突っ込みました。
そのシーンを書くのか…。
2010年南アフリカワールドカップの時
ウルグアイ代表のスアレス選手がハンドを犯したシーンです。
その後対戦国のガーナは
その反則に伴いPKを獲得したのに外してしまうという…。
結果的にそのハンドのおかげでウルグアイが勝ちました。
まぁある意味伝説ですね。
スタジアム全体
![](https://greenation.xyz/wp-content/uploads/2017/02/DSC_3776-1024x683.jpg)
続いてついにスタジアム内に入りピッチを見学できます。
途中の売店があるエリアも通りますが
古いスタジアムのため日本の国立競技場にどこか似ていますね。
国立は建て替えの為すでに取り壊されてしまいましたが。
灼熱の太陽の中、青々としたピッチが顔を表しました。
…。
いやところどころ芝がめくれていて、
あまりコンディションはよくなさそうですが…。
全体的に小さく感じますが
立ち見席を入れて収容人数は6万人とのこと。
ちなみに浦和レッズのホーム埼玉スタジアムも約6万人入ります。
しばらくスタンドに座り物思いにふけった後は塔に向かいます。
塔に上る必要はない
![](https://greenation.xyz/wp-content/uploads/2017/02/DSC_3783-1024x683.jpg)
塔はエレベーターで昇ることができます。
一番上に行くと6帖くらいの空間があり街の景色を一望できます。
しかし、街の景色だけです。
ピッチの全体像を眺めることはできません。
しかも一度に4人ほどしか入れません…。
本当にただただお金と時間を無駄にするだけです。
これから訪れる方は塔に上らないことをお勧めします。
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