世界一美しい駅10選!【世界一周経験者が厳選】

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一度は訪れたい世界の美しい駅ベスト10

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

久しぶりにランキング形式の記事になります。
世界一周の旅だけでなく、僕が今まで訪れたすべての駅の中から、特に美しいと感じた駅を厳選してトップ10をつくりました。
それぞれ感情を動かされるほど特徴がある駅になっていますよ!


第10位:キーウ駅(ウクライナ)

壮麗なクラシック建築と現代の調和

まず最初に紹介するのはウクライナの首都にあるキーウ駅です。

1930年代に建設されたキーウ駅は、ソビエト建築の重厚さとヨーロッパ的エレガンスを併せ持つ駅となっており、特に中央ホールの高い天井とアーチ装飾が圧巻です。

歴史と希望をつなぐ場所

近年の情勢の中でも、この駅は市民の移動と再会の象徴として機能し続けています。旅人にとっても「希望の門」と呼ぶにふさわしい場所ですね。

戦争が終わり、平和に旅ができる日が早く戻ってくることを祈っています。


第9位:フリンダース・ストリート駅(オーストラリア)

メルボルンの象徴的ランドマーク

続いては僕が生活していたメルボルンにある、フリンダース・ストリート駅です。

黄色い外観とドーム屋根が印象的なこの駅は、改修を重ねながらも、天井の格子や時計台など、19世紀の面影をしっかり残しています。

伝統的な駅舎を眺めるビアガーデン

フリンダース・ストリート駅の裏側にある川沿いにはビアガーデンが連なっています。
ヤラ川から流れてくる涼しい風と伝統建築の駅舎が快適で幻想的な空間を作ってくれますよ!


第8位:オリエンテ駅(ポルトガル)

未来的デザインの芸術作品

続いてはポルトガルのリスボンにあるオリエンテ駅です。

僕が大好きな建築家サンティアゴ・カラトラバによる設計で、鋼とガラスが織りなす構造美は圧巻で、リスボン万博のために建てられたモダン建築の代表格です。

内部構造が生み出す光と曲線のハーモニー

独特な構造により駅全体から近未来を感じられますが、特におもしろいのが各プラットホームに繋がる通路エリアです。

コンクリートの構造体による無機質な曲線美と、差し込む自然光による柔らかさで、何とも言えない不思議な空間が出来上がっているんです!


第7位:ミラノ中央駅(イタリア)

イタリアン・アールデコの傑作

続いてはイタリアにある、ミラノ中央駅です。

圧倒的なスケールと彫刻群に息をのむ巨大駅で、ファシズム時代に建設されたものの、芸術的な装飾は今も世界中の観光客を魅了しています。

また、あのフランク・ロイド・ライトに「世界で最も美しい駅」と称されたことがあるようです。

細部まで計算された光と空間の芸術

ミラノ中央駅の真価は、外観だけでなく内部にあります。
天井から差し込む自然光が大理石の壁を照らし、時間ごとに陰影を変える様子はまるで美術館ですね。

彫刻やモザイク装飾、床の幾何学模様に至るまで細部が緻密にデザインされており、どの方向から見ても美しい空間になっています。


第6位:セルディカ駅(ブルガリア)

古代と現代が融合した駅

続いてはブルガリアの首都ソフィアにあるセルディカ駅です。

セルディカ駅は地下鉄の駅で、なんとローマ遺跡の上に建てられているんです!
駅構内に遺跡が点在しているユニークな構造が特徴ですね。

歴史の中を歩く感覚

現代的なガラスや曲線に覆われた駅に、古代の石壁が並ぶ光景は何とも不思議です。

しっかりと展示エリアになっているスペースはありますが、写真のように遺跡に直接触れられる場所にカフェがあったりするんです!


第5位:セント・パンクラス駅(イギリス)

ネオ・ゴシックの赤レンガ建築

続いてはイギリスの首都ロンドンにある、セント・パンクラス駅です。

ロンドンの玄関口として知られる駅で、ユーロスターの発着駅として、ロンドンとパリを結ぶ交通の要所になっています。
外観はヴィクトリア時代の重厚な赤レンガ建築で、まるで中世の宮殿のようです。

キングス・クロス駅に隣接

セント・パンクラス駅だけでも美しいのですが、なんとすぐ隣の敷地にキングス・クロス駅があるんです。

もちろん地下では繋がっており1つの駅としてカウントされています。
9と3/4番ホームまで足を運んでみましょう!


第4位:グランド・セントラル駅(アメリカ)

時を超えて輝くニューヨークの心臓部

続いてはアメリカのニューヨークにあるグランド・セントラル駅です。

グランド・セントラル駅は1913年に完成した、アメリカを象徴する歴史的建築物です。
ボザール様式を基調に、壮麗な大理石の階段、彫刻装飾、そして天井に描かれた“星座の天井画”が訪れる人々を圧倒します。

この駅は、鉄道のハブというだけでなく、ニューヨークの歴史を映す「文化遺産」で、幾度も解体の危機に瀕しながらも、市民運動で保存されてきた背景があります。

人の流れと建築が融合する壮大なリズム

実際に訪れると、そのスケールとエネルギーに圧倒されます。

大理石の床を流れる無数の人々や、アーチ型の窓から差し込む自然光が時の移ろいを感じさせてくれます。
ラッシュ時でさえ混雑が不思議と心地よく、駅全体が1つの巨大な“呼吸する彫刻”のようです!


第3位:アトーチャ駅(スペイン)

鉄とガラスが生む歴史的建築

僕が世界を旅して世界で3番目に美しいと感じた駅はスペイン、マドリードの玄関口、アトーチャ駅です。

1892年に完成したスペイン最大の鉄道駅で、アーチ状の鉄骨とガラスのドームが印象的です。
その設計にはエッフェル塔の建築思想を受け継ぐ技術が用いられています。

産業革命期の力強さとヨーロッパらしい優美さが共存し、外観も内部もまるで芸術作品のようです。

駅の中に広がる緑の楽園

アトーチャ駅を訪れると驚かされるのが、構内中央に広がる熱帯植物園です!

ヤシの木やシダが生い茂る空間は、まるで温室のような癒しの世界です。
鉄とガラスの無機質な建築の中に、自然の生命を融合させたこの発想は素晴らしく、旅人が列車を待つ時間でさえ、ゆっくりと「心を休めるひととき」に変えてくれますよ!


第2位:ブダペスト西駅(ハンガリー)

鉄とガラスが輝く19世紀の名建築

世界で2番目に美しいと感じた駅はハンガリーのブダペストにある、ブダペスト西駅です。

1877年に完成したハンガリー最古級の駅のひとつで、設計はあのエッフェルによるものです。
鉄骨とガラスを組み合わせたファサードは今も当時の輝きを保っています。

高さのある天井と繊細な鉄骨アーチが印象的で、光が差し込むと内部全体が柔らかく照らされ、まるで歴史の中を旅しているように感じます。
ヨーロッパの産業建築の美を今に伝える貴重な存在ですね!

世界一美しいマクドナルドがある駅

駅構内には、「世界で最も美しいマクドナルドの一つ」と称される店舗があります。
大きなアーチ窓、木製の装飾が残るクラシカルな空間で、ファストフードとは思えないほど上品で落ち着いた雰囲気になっています。

古き良きヨーロッパの香りと現代的な快適さが調和しており、ビッグマックを片手に行き交う人々を眺めていると、時がゆっくりと流れていくような不思議な心地よさを感じますよ!


第1位:サン・ベント駅(ポルトガル)

アズレージョが描くポルトの物語

僕が世界70ヵ国を訪れて最も美しいと感じた駅はポルトガルのポルトにある、サン・ベント駅です。

ポルトの中心部にあるサン・ベント駅は、20世紀初頭に建てられた歴史的建築で、外観は控えめながら、一歩中に入ると息をのむような光景が広がります。

壁一面に施された約2万枚のアズレージョが、ポルトガルの歴史や伝説、日常の風景を描き出しているんです!

このアズレージョは、画家ジョルジュ・コラソによって16年もの歳月をかけて完成されたもので、
駅全体に美術館のような静けさと荘厳さを与えています。

芸術と日常が交差する特別な場所

実際に訪れてみて印象的なのは、芸術が生活の中にあるという感覚です。

観光客がタイルを見上げるその横で、地元の人々がいつも通りに通勤していく。
そんな日常と非日常が混ざり合う光景こそ、サン・ベント駅の真の魅力だと思います。

実はこのサン・ベント駅に大学の卒業旅行の時と、世界一周中の二度訪れたことがあります。
ポルトの街をあまりにも好きになってしまった為、再訪しました。

そしていつかもう一度訪れたい、そう感じる駅であり街ですね。


まとめ

いかがでしたでしょうか、今回は世界で最も美しいと感じた駅のトップ10をまとめてみました。

世界の美しい駅はただの移動拠点ではなく、街の文化や歴史を体現した立派な目的地ですね。
皆さんも旅をするときは、駅にも注目してみてくださいね!

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