ウィーンで外せないおすすめの観光スポット

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。
イギリス編は前回でおしまいなので、今回はオーストリアのウィーンを訪れた時の情報をまとめて行きます。
ウィーンの街中には荘厳な建築の世界が広がっていますよ!
ウィーンの歴史
音楽の都

まずはウィーンとオーストリアについて少しおさらいです。
ウィーンはオーストリアの首都で音楽の都として有名ですね。
モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、クラシック音楽のすべてが詰まっていると言っても過言ではないです。
戦争を経て永世中立国へ

そんなウィーンですが、複雑な歴史があります。
ローマ帝国時代から始まり、13世紀にはハプスブルク家によるオーストリア帝国の首都になります。
そして第一次世界大戦まではオーストリア=ハンガリー帝国の首都として機能しました。
その後このオーストリアでヒトラーが生まれ育ち、第二次世界大戦に巻き込まれます。
第二次世界大戦後は永世中立国として国が再建されました。
永世中立国

先に述べたようにオーストリアは永世中立国です。
西側でも東側でもない、中立な立場を示す国となっています。
2025年現在、永世中立国はスイス、トルクメニスタンを含めて3ヵ国のみになっています。
オーストリアは結構独特な国なんですね!
日本との二国間協定

オーストリアは日本と二国間協定を結んでいます。
その為180日まで滞在することができ、シェンゲン協定の90日を大きく上回ります。
これを使ったヨーロッパに長期滞在する裏技については過去記事を参照してください。
ウィーン歴史地区


それではウィーンの観光スポットをまとめて行きたいと思います。
まずは旧市街の歴史地区です。
歴史地区は世界遺産に登録されており、荘厳で巨大な建築がたくさん並ぶ街並みは、とても美しいです。
シュテファン大聖堂
ウィーンのランドマーク


シュテファン大聖堂はウィーンのシンボルであり、ハプスブルク家の歴代君主が眠っている場所です。
歴史上の人物が眠る内部


外観はゴシック様式ですが、内部はバロック様式で造られています。
第二次世界大戦の影響で修復されている部分もありますが、正面入口は13世紀後半の物がそのまま残っています。
ウィーン国立歌劇場
世界最大のレパートリー


ウィーン国立歌劇場は世界で最も重要なオペラハウスのひとつとして、その地位が確立されています。
ウィーン国立バレエ団、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団を擁していることでも有名ですね。
ちなみに2002~2010年まではあの小澤征爾が音楽監督に就いていました。
豪華で美しい内装


内部は豪華で美しい世界が広がっています。
私服の人もいますが、せっかくなので正装で雰囲気を味わいたいですね。
貧乏学生でも一流を体験できる


ウィーン国立歌劇場では、オペラやバレエを3ユーロで見学する裏技が存在しますが、それについては過去記事を参照してください。
美術史博物館
ハプスブルク家の宝


美術史博物館は古代から19世紀に渡り多くの芸術作品が収められており、ハプスブルク家の豪華なコレクションを楽しむことができます。
建築自体が芸術作品


また、ネオルネサンス様式の建築も見ごたえ抜群です。
階段ホールやレストランのあるドームホールなど、荘厳な世界が広がっています。
ホーフブルク宮殿
歴代の王宮


ホーフブルク宮殿は13世紀から存在し、ハプスブルク家や神聖ローマ帝国の王宮として機能し、オーストリア・ハンガリー帝国の宮殿としても使われていました。
ミヒャエル門


正面の入口はミヒャエル門というゲートになっています。
とにかくすべての規模が巨大で不思議な違和感を覚えます。
ものすごく天井の高いゲート開口部、両隣に並ぶ彫刻も普通の人間の3倍以上のサイズで造られています。
この巨大すぎる雰囲気で、ここが特別な場所だということを思い出させてくれます。
シェーンブルン宮殿
ロココ様式の内装


シェーンブルン宮殿はハプスブルク家が夏の離宮として利用していた宮殿です。
ヴェルサイユ宮殿をライバル視してつくられた宮殿なので、とても豪華で美しいです。
モーツァルトが御前演奏をした鏡の間やマリーアントワネットのサロンなど、興味深い部屋がたくさんあります。
巨大なフランス式庭園


シェーンブルン宮殿には広大で美しく整備された、フランス式の庭園があります。
歩いて回るのは困難なくらい、あまりにも広すぎます。
ウィーンの街並みを見下ろす丘


巨大な庭園の先には小高い丘があります。
当初はこの丘に宮殿を設える予定だったようですが、財政難で現在の形になったという経緯があります。
がんばって丘を登れば、左右対称の美しい庭と宮殿を眺めることができますよ!
フンデルトヴァッサー
芸術家であり画家であり建築家


最後に紹介するのは僕の好きな建築家の1人、フンデルトヴァッサーの建築を紹介します。
フンデルトヴァッサーはオーストリア出身で、自然回帰を目指した建築家です。
世界一周中にもフンデルトヴァッサーについて記事を書いていましたが、簡易的なものだったので次回改めてまとめたいと思います。
フンデルトヴァッサーハウス


フンデルトヴァッサーが設計したウィーンにある集合住宅です。
内部は見学できませんが建物周辺を訪れるだけでも、不思議な空間を体験できます。
フンデルトヴァッサービレッジ


フンデルトヴァッサービレッジは商業施設で、フンデルトヴァッサーハウスの目の前にあります。
ここでは不思議な内部空間を満喫することができます。
クンストハウスウィーン


フンデルトヴァッサー関連の美術館です。
彼の不思議な建築に魅了された人は是非訪れてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はオーストリアの首都ウィーンについてまとめてみました。
皆さんも是非歴史あるウィーンを訪れてみてくださいね!
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