社会主義の国キューバでの生活【ハバナの日常】

7ヵ国目 キューバ

ハバナのローカルな日常生活

皆さん、こんにちは!
世界一周トラベラーのGreenです。

今回も引き続きキューバ編です。
首都ハバナで現地の人々の日常生活を紹介します。

旧市街は廃墟感がすごい

まずはハバナ旧市街での様子です。
旧市街では廃墟がたくさん残されており、恐ろしいスラムのようにも見えます。

僕の宿泊した宿の目前にはこんな世界が広がっていました。
しかし、街を歩いている人は皆笑顔で明るい雰囲気です。

もちろん治安も見た目と異なり良好です!

道路工事

建築がボロボロなので廃墟感がありますが、それを助長しているのが道路工事です。

縦に直線で道路が掘削されているので、おそらく水道や電気、ガスなどのインフラの整備をしているのでしょう。

日本のように仮囲いなどもないので、夜中は穴に落ちないように気を付けなければなりません。

強制デジタルデトックス

インターネットが無い国

ハバナではまだまだインターネットが整備されていません。

どこの宿に行ってもWiFiはありませんでした…。

WiFi広場

街の中心に無料WiFiが拾える広場があります。
多くのキューバ人がスマホ片手に集まっていました。

僕も試みてみましたが、どうやらキューバのSIMカードを入れていないと使えないようでした。

ハバナの日常風景

滑車で荷物を上げる

建物の上階に住んでいる人は、荷物を受け取るのに滑車を使っていました。

ヨーロッパでもよく見かける光景ですが、古い建築を大切に使っている街ではよく見る光景です。

ただここは常夏のキューバですので、荷揚げの人はとても大変そうでしたが…。

公衆電話

先に書いた通りキューバではインターネットがまだまだなので、公衆電話が大活躍しています。

街のいたるところに設置されており、多くの人が公衆電話で談笑していました。

人間らしさを感じて、あたたかい気持ちになれる光景でしたね。

キューバ式スーパーマーケット

社会主義のスーパーマーケット

キューバではどこの街に行っても、基本的にキューバ式スーパーマーケットしかありません。

キューバ式スーパーマーケットでは、ガラスのショーケースに入った商品を客が指定して、店員がその商品を持ってくるようになっています。

つまりお客さんは自分で商品を手に取ることができません

ロシアやウクライナでもよく見かけたシステムですが、社会主義の国ではこれが当たり前なんでしょう。

普通の店にすると万引きされる可能性も高いのかもしれませんね。

社会主義のラインナップ

キューバのスーパーマーケットで最も興味深いのは品揃えでしょう。
基本的に民間企業が少ないので、政府が作るものがメインです。

飲物にいたっては、どこの店にいっても6種類しかありませんでした。

ジュースが2種類
炭酸飲料が2種類
ビールは1種類
水は1種類

これはキューバの他の街でも同じでした。
まぁ実際これぐらいシンプルでもいいのかもしれませんね。

ハバナの小さなお店

八百屋

昔ながらの八百屋さんもありました。

このような店では野菜を手に取って買うことができます。

古本屋露店

観光地に行くと、観光客あいての露店を見かけます。

この辺では店員も英語が喋れるので、買い物はしやすくなります。

生鮮食品露店

反対に観光客があまり訪れないエリアに行くと、キューバの人々のローカルな生活が見えてきます。

移動式の生鮮食品屋さんでは、皆スペイン語をまくし立て、あーだーこーだやり取りをしています。

活気があって見ているだけでも楽しめます!

子供達の遊びや運動

ストリートバスケ

ハバナではストリートバスケができるコートが整備されていました。

常に多くの人がいましたが、皆楽しそうにバスケットボールをしています。

ストリートサッカー

子供達は道端でボールを蹴って遊んでいました。
ブラジルと同じですね。

ここからネイマールのような選手が出て来そうですね!

ストリートフットサル

別な場所では、ゴミ箱を道の真ん中にもってきてゴールをつくり、フットサルをしていました。

僕が子供の頃も良く道端でサッカーをしていました。
今の時代は公園ですらボールを使った遊びが禁止されています。

子供にとっては夕方の30分でも十分遊べる時間なんです。
近所でちょっとサッカーしたい子供達の遊び場が減ってしまっているのは悲しいですね。

ハバナのごはん屋さん

キューバ式日本食

ハバナにも日本食屋さんがあります。
僕が訪れた時は日本人のスタッフはいませんでしたが、久しぶりに日本食にありつくことができました。

やはり長旅をしていると日本食が恋しくなるもんですね。

サンドイッチ屋さん

僕の宿泊した宿の近くには安くてうまいサンドイッチ屋さんがあります。

以前の記事で紹介したフライドチキンなどもあり、どれも驚くほど安くておいしいです。

そしてなによりも店員さんが優しかったです。
こちらのたどたどしいスペイン語でも、まるで母親のように丁寧に接してくれます

見た目はかなり強そうでしたが…。

ハバナのバー

ここではキューバのビールを飲むことができます。
観光客向けのバーとは異なりCUCではなくCUPで支払いするので破格ですね。

夕方になると多くの人がビールを求めて訪れてました。

惣菜屋さん

夕食は自炊をしなくても、惣菜がそろっています!

揚げ物の店が何件かあり、たくさん買っていく人がいました。

ハバナのゲストハウスを紹介

最後に僕が実際に宿泊した、ゲストハウスも紹介してみようと思います。

どこの国に行っても似たようなゲストハウスはあるのですが、ハバナはやはり一味異なっていました。

ここの宿では共有スペース各ドミトリー部屋まで外の通路を通るのですが、その幅が50センチもないんです!

これでは、ふくよかな人は宿泊出来ないですね…。

共有スペース

共有スペースは結構快適で、しかもおしゃれです!

キーキー音のするレトロな扇風機からの生ぬるい風が流れ、アンティークのロッキングチェアに揺られる。
そして冷たいキューバビールや激安フライドチキンを頬張る。

それだけで最高の夏の夜を過ごせます!

バルコニーの目の前に広がるディストピア

共有スペースにはバルコニーもあるのですが、目の前には廃墟のような世界感が広がります。

ボロボロの建築で、洗濯を干す母親子供達の遊んでいる声が聞こえてきて、なんとも温かい気持ちになります。

見た目とのギャップがすごい世界です!

水シャワーのみ

ただしこの宿の欠点は水シャワーしかないところです。

もちろん選べばホットシャワーの宿もありますが、常夏のキューバなので水シャワーでもいいと思い宿泊しました…。

しかし、ハバナのオールドカーの排気ガスが思いのほか激しく、初日にして喉を傷め風邪をひいてしまいました。
そしてこの宿は水シャワー…。

風邪をこじらせながらの水シャワーは本当に死にそうになります…。

この日を境に、快適さWiFiよりもホットシャワーがあることを優先してゲストハウスを選ぶようになりました…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はキューバの首都ハバナのローカルな生活を紹介してみました。

キューバは急速に近代化しています。
キューバが完全に現代社会に侵される前に、是非訪れてみてくださいね!

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